徳島県小松島市はファッションロス削減にめちゃくちゃ頑張っている。
【お問い合わせフォーム】片付けサポート・インテリア相談・建築バース教室・片付け数秘オンライン、各種セミナー等のお問い合わせはこちらからどうぞ
おはようございます!
脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
2023年はじめに徳島県小松島市主催で行った『衣服ロス削減ワークショップ』が好評だったらしく
2024年も衣服ロスについての講演を頼まれた✨
前回は張り切って詰め込みすぎたから、
今度はシンプルにわかりやすいセミナーをしたいところ・・・💦
でも、服の問題って、
生きる楽しみの部分でもあるし、
『こう見られたい」とか「欠点を隠したい」などの
メンタルの安定にも貢献していたりもするから
環境のためだとか
地球のためだとかいって
むやみに制限をかけたくない…と言うのも本音。
悲しくなるからね。
だから、「買わない」ではなく「捨てない」。
目次
■目指すは「服を捨てない」ライフスタイル
と言う事で、
衣服ロスを削減するためにも
目指すゴールはもちろん「服を捨てない」ライフスタイル
と言う事になる。
昔は私も、ファストファッションの罠にどっぷりハマっていて、
衣服ロスの現状を知ってからも
そう簡単に意識を変えられなくて
苦肉の策として
「安い服でも長く着ればいいじゃん」と思っていたが・・・
結局は
自分の「好きな服」もなんか毎年変わる・・・というか、
つまりは「流行に踊らされて」いたから
去年好きだった服でも、当然今年はめちゃ色あせて見える
・・・という繰り返し。
流行に踊らされていると、
一枚の服をずっと長くは着続ける事が出来ない。
結局
たくさん服を持っていても、
いつも着ている服は「今年買った服」というね。
これ、「自分もそう!」と内心思っている人、すごく多いのでは。
なんというか、過去記事を読んでいると、
とても安易に服を買っていたと思う。
「安い」と言う事で購入するときに深く考えない癖がついてしまっていたみたいだ。
そして、また
「安い」からこそ、簡単に「捨てる」というサイクルを生む。
まるでファストフードを食べても食べても
すぐにお腹がすく、例の「やばい食欲」のような感じだ。
と言う事で、前置きが長くなったが
早速今日のテーマ「捨てないライフスタイルになるための3か条」行ってみよう。
■自分の「キャラ設定を決める」
まずは、自分のキャラ設定をする事。
自分が漫画のキャラクターになった気分で、
まずは一つ、基本となる衣装を決めてみよう。
具体的に決め込むのが難しい人は、
「テイスト」で決めてもいい。
カジュアルなのか
きれいめなのか
大人可愛い系なのか
ナチュラル系なのか。
大人カッコイイエッセンスがほしいのか。
それとも誰ともかぶらない個性的なキャラクターを目指すのか。
自分なりの言葉で定義してみよう。
インテリアにも「テイスト設定」が大事なように
自分自身にも「テイスト設定」ならぬ「キャラクター設定」はあったほうが
服に統一感が出て、着回しもしやすくなるのは間違いない。
ファッション迷子だったからこそわかる。
服を持ちすぎている人のほとんどは、
自分のキャラがわかっていないんだ。
服選びは自分を知るよいツール。
クローゼットの整理もまた、
過去の自分を自分自身がどう「見ていた」かがよくわかるから
全出しして見て見るのはとっても良い自己分析になるよ。
「自分じゃない誰か」になろうとして
手あたり次第にいろいろと服を買っている可能性だってある。
手本としていたのは、どんな人なのか。
なぜそれを体現できなかったのか。
その人と自分の違いとは何か。
ちゃんと自分をありのまま見つめる事が出来ていたのか。
・・・・・・
さあ、あなたはどうだろう。
本当に自分の個性が魅力的に表現できる「服」とは
そんなにバリエーションがあるわけではないと思うよ。
なりたい自分像と
本当の自分像が一致していけば、
おそらく服のテイストは定まってくるのではないかと思う。
■いつもの2倍、高い服を買ってみる。
とはいえ、
キャラ設定が明確に出来るのを待っていたら人生が終わってしまう可能性もあるので
今すぐできる
手っ取り早く「買う→捨てる」サイクルから抜け出す方法として
「高い服を買う」と言うのがある。
これ、反感を買うかもしれないけど
服ってどんなに安くても1000円くらいはするんよ。
それを10枚買うお金で、
10000円の服を一枚買ってみる。
普段5000円の服を買っているならば
4回我慢して2万円の服を買ってみる。
よーーーーく考えて、と言わずとも、
おそらく一万円の服を買う時は、
誰しもよーーーーく考えるだろう。
失敗が怖いなら、
使用頻度の高そうな、ベーシックで
自分がいつもよく着ているような服で質の良い高い服を買うのがいいよ。
その効果は
多くをここで語らないけど、
それだけであなたの意識はぐんと変わるはず。
まずは実践。
1000円の服10枚よりも、
かならずコスパが高ったと後々思える事を約束する。
■アクセサリーを活用する
服をたくさん持っている人の家を片づけていると
アクセサリーいらずのデザイン性の高い主役級の服がたくさん出てくるものだ。
しかし、こういう服ほど
みんなの印象に残りやすく、同じ服を何回も着にくい・・とか
服のコーデが限られる・・などの問題もある。
逆に、いつもおしゃれで服が少ないファッション達人のクローゼットは
アクセサリー置き場が充実しているものだ。
シンプルなTシャツでも、
アクセサリー一つでがらりと雰囲気が変わる。
おしゃれって、小物使いで成り立っているのね・・・としみじみ思う。
私も小物使いがそこまで得意な方ではないが、
ブレスレットとネックレス、ピアスくらいはつけるよ。
そして、靴にも気を配るようになってきた(この年にしてやっと・・・・。)
普通に着るとおじさん作業員みたいに見えるようなコーデでも、
アクセサリーと靴一つで女性に戻れるもんなんよ。
■まとめ「大量廃棄について目を背けるな」
ファストファッションの質が上がり、
「安くても質が良いのは当たり前」みたいに思ってきたけれど
やっぱり、そうでもないというのがここ数年で感じた私の感想だ。
どんなに評判のいいUNIQLO製品でも、
お値段以上ではあると思うが、継続使用は難しい。
安い服と、高い服の違いは
おおざっぱに言えば
「生地の質」と「縫製の手間」の違いだろう。
あくまで平均的な話だから、
例外的には安くても質の良い物は存在するだろうが
よく考えて欲しい。
もし質の良い天然素材を使った服で、
縫製の手間がものすごくかかっている
丈夫で丁寧な仕上げの服がめちゃ安かったとしたら
それ、奴隷労働だよ。
世界のアパレル産業が抱える問題について、
全く知らない・・とは、もう言えない時代だ。
海洋プラスチックごみ削減のためにと
ストローを紙にするくらいに環境の事を考えていながら、
安い服を大量に買い、
大量に服を捨てているのでは本末転倒なんじゃないかな。
きびしく聞こえてしまうだろうけど、
ごめんね。私もまだまだ試行錯誤中なんだよ。
でも、みんなにも気が付いて欲しいと思ってる。
少しずつ、変えていこうよ。
幸せな気持ちで作られた服を
長く大切にできる世界を作りたいんだ。
■竹内のおススメコンテンツはこちらから↓↓↓
この記事へのコメントはありません。