「テキトーでいい」は、洗脳解除の呪文なんだよ。
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おはようございます!
脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
先日(2023.9.25)発売の「サンキュ!11月号」に掲載されて
じっくりと自分を含め、他の人の投稿を読みました。
いろいろと参考になる事もありました。
とくに
心理学の専門家のかたによる「真面目度チェック」なるものがあって、
最近のママのあるあるがずらりと羅列されていて
面白かったな。
たしかに、
真面目過ぎることは、不要な苦しみを生んでいるという側面を持つとおもう。
だからこそ、行き過ぎた「映え」文化の反動で
【脱・真面目】をうたう書籍も増えているんだろう。
もちろん私もその一人だが・・・・
こんなん言うのもなんなんだけど
テキトーになって
不真面目でいられたら、
片づく・・というわけじゃないんだな、これが・・・💦
私が思うに
「てきとーでもいいんだよ」というキーワードは
洗脳を解く呪文みたいなものなんだとおもう。
いったん、楽になって、心にスキマを作ろう。
そして「考える力」を取り戻すんだ。
これが私の言いたい事だ。
■自分軸で動くなら苦しくはならない
本当はね、
人は本当に大切と思うことは、
どんなに面倒なことでも結構やるもんなんよ。
そしてそれは苦しくないし、
傍から見たら超大変そうなこと
それは好きでやってたりするから意外とストレスじゃ無くて
逆にやるなと言われる方がストレスに感じるものだ。
完璧な美収納をインスタに乗せるような人は、好きでやっているから大変なんかじゃないはずなんよ。
真面目ってのは、
人に言われたことをそのまま遂行するときに使う言葉であり
それが苦しくなるちゅー時点で
本心からの行動じゃ無いと言う事なんだから、
ちょいと立ち止まってみようや、
実際、そこまでしなくても、十分に快適な家は手に入るよ。
サンキュ!さんが言いたいのは、こういう事だと理解している。
だから、
今回のサンキュ!の「テキトー片付け」のテーマをやってみて
私は少し気がついた。
やめるのは、「まじめ」ではなくて
【他人軸】をやめるべきなんだ。
情報を取り過ぎて
勝手に「ああしなきゃ、こうしなきゃ」と思うときや
誰かに何かを言われて、自己防御のために完璧を目指す・・・とか
それらはみんな【他人軸】で動いている証なんよ。
だから、それをいったんリセットせんとあかん。
「脱・真面目」はそのための一つの手段。
もし、あなたがやろうとしている片付けが、
絶対・唯一の正解なんかじゃないとしたら
あなたは本当はどうしたい?
■「わたしはこうしたい」自分軸で動くということ
もし、片付けも、なにもかも、しなくていい、と言われたとして
そうしたら、本当にあなたは、何もしないのだろうか。
そうじゃないんじゃないかな。
部屋が散らかるのは気持ちが悪いし、
家族がなんか、散らかった部屋で
リラックスできていなさそうに感じるのも
あなたの本意ではないのでは。
良い妻や、良い母親である必要はない。
と言われても、
子供のために、これだけはやってあげたいと思う事はないだろうか。
あるはずだ。
それをやればいい。
ご飯だけは、おいしいものを作ってあげたい
だったら、キッチンはどんなふうに整っていれば、料理がしやすいかな。
洗濯だけは、ちゃんとして気持ちのいい服を着せてあげたい。
だったら、クローゼットはどんな感じなら、いいと思う?
あなたの価値感を基準に、
そこから、あなただけの「答え」を見つけ出すお手伝い。
それが「ライフオーガナイズ」なんだよ。
■
片付けをしたとて、
未来はもちろん、どうなるかわからない。
抱えている不安要素が、解決するわけでもない。
でも、
「今」この瞬間だけは
ホッとできて、
安心できて、
小さな幸せを感じる事が出来る
そんな「心の安全基地」を
一人一人がちゃんと確保できる事は
こんな時代だからこそ、
砂漠で飲む一滴の水のように
人の心を守ってくれるはず。
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