片付け収納をまるっとプロに頼むという「家事代行」がだんだん浸透してきたみたいだ。
家事代行のメリットデメリットについて、今日は考えてみる。
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おはようございます!
脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
私はこの片付けの仕事を始めた時から
「いつかは自分で片付いた部屋を維持できるような形に持っていく」
ということを目指さなければ意味がないと思っていた。
いや、思い込んでいた・・・という方が正しいかもしれない。
なぜなら、
片付けブームが始まってはや十数年、
今流行している「片付けのプロ」は
私の思いとは裏腹に、
結局
多かれ少なかれ、「家事代行」の形をとっていることが多く、
自分のスキルを上げることには価値をおかず
「プロに片付けてもらう」ことを求めている消費者が多いということの証だからだ。
それはそれでいい。
大好きな仕事でたくさん稼いで、
家事は家事代行に任せるという形は
新しい女性のライフスタイルかもしれない。
でも、日本の経済がかつてのように絶好調とは言えない中で
毎回家事代行にお金を支払うことができない人のほうが
それでも今はほとんどだろう
とも思うんよ。
一度や二度、プロに頼んで
完璧な収納を作り上げてもらったとして、
それを維持するのが難しいのならば
それって、意味なくない❓
🔳そもそも「あなたの思う理想のゴール」がわかっていない

忙しすぎて、自分の理想のゴールなんて考える暇もない。
家事代行の人にもいろんな方がいらっしゃるだろうから、
もちろん一回や二回で、その後その人が片付けが維持できるくらいの
仕組みを作り上げている人も
もしかしたらいるかもしれない。
でも、とはいえ
ライフスタイルは数年単位で変わっていくものだし
仕組みを作ったからといって、ものを増やさないわけでもないだろう。
片付く仕組みというものは永続的ではない
ものだということはどう考えても間違いない。
だったらさ、プロが作り上げる「完璧な収納」って
どれくらいの価値があるんかいな・・・・と、
ひねくれ者の私は思っちゃうわけよ。
そんな砂の城みたいな「美収納」よりも
素朴でいいから、コツコツと自分で工夫しながら暮らす力を磨いたほうが
よほど持続可能なのではないか。
生きているんだし、
散らかるのは当たり前なんよ。
ほどほどに
不愉快でない程度に。
片付けることはそこまで難しいことではないはずだ。
なのに、勝手にハードルを上げて
「片付けは難しい」「苦手」「出来ない」という幻想を
わざわざ作り出して逃げているように見えるんだよ。
本当は、ほとんどの人が
どうやったら片付けられるか、頭ではわかってる。
「片付け」を克服する鍵は
深層心理の「片付けしたくない理由」
を探して、それと向き合うことだ。
「捨てられない」というのも
「時間がない」というのも、
「やっても元に戻る」というのも
「どうやったらいいかわからない」ということすらも
あなたの中の、
無意識の抵抗のなせる技なんだよ。
あなたの中に片付ける力は、すでに確実にある。
あなたが本気で片付けたいと思っているなら
その「抵抗」を見つけにいくしかない。と思うよ。
片付けは、結局「自分」との対話だ。
人に任せてばかりでは、そこに至れない。
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