子供のお片付け

家族が進んで部屋を片付けてくれるようになるためにやるべき事3選

多くのママが思う事№1。

 

【お問い合わせフォーム】片付けサポート・インテリア相談・建築バース教室・片付け数秘オンライン、各種セミナー等のお問い合わせはこちらからどうぞ

 

 

おはようございます!

脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。

竹内真理のプロフィールはこちら

その他各種SNSはこちらから

https://lit.link/ecruplus

 

今日もご質問に答えていきます。

「家族が進んで片付けをしてくれるようになるにはどうすればいいですか」

 

 

これ、私も思ったよ。

 

だから今、あらためて

片付けのプロ10年やってきて、

今私が答えられる事を誠実に答えてみるね。

 

毎月はじめにゆるーい手描きのニュースレターが届きます。片付けモチベアップにご活用下さい✨

 

 

■家族の片付けは「人間関係」と「伝え方」

家族と言えども、考え方はそれぞれ。価値観も。

 

 

ずばり、私が考える家族を片付けに協力的にさせる方法は

コミュニケーションの質を変える事。

 

片付け方とかどんな収納方法にするか・・・なんかは、その後なんよ。

 

だって、あなたは

家族が主体的に片づけるようにしたいと思っているわけだよね。

それ、他人をコントロールしようとしているって事だから。

 

だから

基本的に

「他人を変える事は出来ない」

がライフオーガナイズの基本的スタンスだけど

それではあまりにも希望がなさすぎるので、

 

 

出来る事をひとつあげるとするならば、

あなたがまず先に変化する事で

家族に影響を与える事しかないと思う。

 

 

見ず知らずの他人なんかじゃなく、

少なくとも家族なんだから、それは不可能ではないと思う。

 

どんな形であれ、愛がそこに存在するならば、

あなたが変われば、

家族も変わる。

 

そう信じたい。

 

 

 

 

で、そのために具体的になにをするかっちゅーと、以下の三つ。

 

 

 

①「リビングはスッキリ片づけたい。」とハッキリ宣言しよう。

はい!わたしは片付けしたいです!

 

まずはこちら。「片付けたいと、家族にハッキリ宣言する事」

 

家族の片付けに悩む人は

竹内調べによると

基本的に

・自己犠牲的

・優等生タイプ

・一人で頑張りすぎるタイプ

などの特性を持つ。

 

だから、実際のところ、

家族には『片付けはママがやるものでしょ』と思われていて

まさか自分がやる事を期待しているなんて考えてもいない可能性は高い。

 

言い方を変えれば、

家族の分まであなたが我慢して、頑張って片づけて来て

その不満をずっと表現せずに今まできてしまったから、

家族が家事などの分野で成長する機会を奪ってしまっているんよ。

 

 

だから、ちゃんと言おう。

なにも悪い事じゃないから、

堂々と

あなたの本音を伝えるのだ。

 

 

 

 

ただし、それを不満という形でぶちまけてはいけない。

ここは賢く、戦略的に。Iメッセージで

 

「私はリビングをスッキリした空間にしたいと思っている。」

 

 

 

②「だから協力してほしい。」と家族に真っすく素直に協力をお願いしよう。

 

そして次は

素直に「助けて欲しい」と願い出る。だ。

 

「は?、助けてって?なんで私がそんなにへりくだらなあかんのじゃ」と

思う人は、それはそれで間違えては無いから、ガツンと対立構造で力技で支配するのも一つの方法だと思う。

やれ。

 

でも、それはあなたの本意ではないんじゃないかな。

 

 

本当は、家族がにこにこで協力しあって

お互いの事を思いやり、

みんなの事を考えられるからこそ、

自分のモノで公共の場、

リビングを散らかす事をやめようと

主体的に考えられる人間になってもらいたい

のでは?

 

 

今、あなたがリビングが散らかって困っているという事は、

家族一人一人が、

「自分のプライベート」と「家族のパブリックスペース」を混同しているという証だし

自分のモノで家族に迷惑をかける事に関して、

全く無頓着で、無意識である証拠でもある。

 

 

「そんなの、考えたらわかるはずでしょ」と言いたい気持ちもわかるけど

そんなちょっとした「想像力」すら、

考えを広げるきっかけが無ければ、意外と育たないものよ。

 

だから、ちゃんと伝えよう。

「片付けは家族の協力無くしては出来ない。だから、協力して欲しい。」

 

 

 

③「どうすれば片付くと思う?」と聞いてみよう。

部屋に点在する「モノ」達には、それぞれの持ち主の思惑が裏に控えている。それらの意図を汲みつつ、改善策を相手に考えてもらおう。自分が発言した事については「守らなければ」という意識が働く。多少なりとも。

 

で、最後はこちら。

「どうすれば片付くと思う?」と、家族に直接聞いてみる。というね。

 

散かして片付けられない相手に対して、

どうしても従来の考えでは

「片付けを教えなければ」と思いがちだが

ライフオーガナイズではそうじゃない。

 

「どうしたらいいと思う?」と問いかける事で、

相手をこちら側の、つまり「片付けようとする側」に立たせる事が可能になるのだ。

 

「ここにこう片付けて」「ちらかさないように気を付けて」と

こちら側が一方的に解決策を提示するのでは

「うざ」と思われておしまいなんだけど、

 

「どうすればいいと思う?」と相手の意見を聞く事で

なんか自分を尊重してくれているような気持ちになるし、

自分を信じて頼ってくれているんだなと思うと、

ちょっと協力してアイデアの一つでもひねり出したくなるものだ。

 

 

もちろん、あくまで

家族との関係性が普通以上に良い事が前提とはなるが、

普段

「片付けなさいって言ってるでしょ」と叫んでいるような母が

「どうしたら片付くと思う・・・?」などと気弱な感じで聞いてくると

ちょっと「どした?」となるとは思うな。

 

ダメ元で

やってみる価値はあると思う。

 

 

そして、相手の意見を聞くからには

ちゃんと尊重して取り入れてあげよう。

 

 

たとえ家族が提案する片付けの方法が、

あなたにとってちょっと不満足であっても、

家族の協力を得たいのならば、しばし我慢すべし。

 

案外やってみたら、「良いアイデアだったな」と思う事もある。

 

そして、もし自分のおもうようにしたい気持ちが強いのならば

腹をくくって自分一人で片付ける事を選ぼう。

それはそれで悪くはない。

私はだいたいの場所に関して、こちらの方法を選んだ。

そのほうが楽なんよ。

 

子供はいずれ独り立ちする。

その時からでも片付けスキルの習得は遅くはないからね。

へんに焦る必要はないよ。

 

 

 

 

 

■あなたの「片づけたいと思う理由」を伝えられると100点

 

あと、補足だけど、

家族に、あなたが「片付けたいと思った理由」を

シンプルに伝えられたらいいと思う。

 

「今度、めちゃセンスが良くてオシャレなママ友を家に招待するから、恥ずかしくない程度に片づけたい」

みたいな人間臭い具体的な理由が一番効果がある。

 

逆に

「あなたたちの教育のために、部屋をキレイに保つべきだと思う」

等の理由は、イマイチ響かないような気がするな。

 

だって

片付けたいのはあなた。

他の家族は、そこまで片づけたいと思っていないから散かすんだ。

 

だから、家族が片付けをしないのは、当たり前だし

片付けて欲しいなんていうのは、

「あなたの価値感に家族を押し込もうとしている」ともいえる。

 

 

多少謙虚に。

そして、素直にまっすぐに。

「片付けたいから、たすけて」

 

 

以上、

家族の雰囲気を妙に険悪な雰囲気にしたくないし

出来るだけ穏便に事を進めたいと思う気弱な私が考える

リビング片付けのポイント3つでした。

 

少しでも参考になれば幸いです。

 

 

 

【祝!サンキュ!掲載】「テキトーでもイイ感じに片付く家」の本音

■竹内のおススメコンテンツはこちらから↓↓↓

【イラストで見るから超わかりやすい】オンライン収納相談

 

パース教室

【職場を片づけたい!】どこからやる?トラブルを回避しつつ上手くやる仕事場片付け手順マニュアル前のページ

「食品ロス知らずのスッキリ冷蔵庫」オンラインイベントで楽しく片付けスイッチを入れよう❗️次のページ

ピックアップ記事

  1. 変化による『暮らしの歪み』をリセット!片付けはあなたの後方支援

関連記事

  1. 子供のお片付け

    【子育て】「子供がゲームの事ばかり考えて困っています」について考えてみた。

    子育て時代の事を思い出した。ほんの20年くらい前とはいえ、今とは全く違…

  2. 子供のお片付け

    【片付けられる子どもの育て方】親の「あり方」三つの大原則

    子供の片付け、永遠のテーマ。【お問い合わせ…

  3. お片付け

    子供にノリノリで片付けしてもらうための三つの秘訣。

    子供ってお片付けが嫌いなのが当たり前って、思い込んでいませんか…

  4. お片付け

    バリエーションの呪い 食器編

    前回に引き続き、日本人が陥る「バリエーションの呪い」今回は食器…

  5. 子供のお片付け

    【持論】子供の片付けは「親子関係」が9割

    こんばんわ。徳島お片付けラボエクリュプラス竹内真理です…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

徳島/インテリア/収納プランニング/ライフオーガナイザー®竹内真理プロフィール

エクリュプラスの各種サービス

【復刻手描きパースオンライン講座】

最近の記事

チーム「徳島お片付けラボ」の愉快な仲間たち

エクリュプラスの各種サービス

  1. 「捨てない」を目指す買い方

    【高齢者のお片付け】片付けでお財布も暮らしも、さらには心も豊かになるセミナー開催…
  2. 収納実例

    【思い込みを外す練習】キッチンの「引き出し」有効活用で小さな別世界を見る
  3. 子育て

    【幸せの前借り】目に映る世界を180度変化させて宝物に変える「考え方」
  4. 「捨てない」を目指す買い方

    【エシカルファッショニスタ道】「捨てない」クローゼットを目指す。
  5. お片付け

    「もう限界!」と思ったときに動けるか動けないかは、自分の自信のあるなしで決まる。…
PAGE TOP