家作りコスト高騰が続き、注文住宅なんて夢のまた夢・・・とあきらめかけているそこのあなた!
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おはようございます!
脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
家を自分の理想通りに建てたい・・・と言う夢を抱いて
Instagramなどで研究しているものの
最近の物価高騰により建築資材も値上り、
さらにはローン金利も今後上がるかも・・・💦💦みたいな空気感の中
「こんな時代に家なんて建てちゃっていいの?」
という気持ちになって悩んでいる人も多いのではありませんか。
いやほんと、実際のところ
人生にかかるお金は家だけではないからね。
子供の学費や車の買い替えみたいな大きな出費はほかにもあるし
それ以外にもなんだかんだで、たまには旅行にも行きたいし、
服だって靴だって、それなりに買いたいよね。
だから、
Instagramから流れてくる最新のステキで便利そうな暮らしに憧れはあれど
そんなあれもこれも・・・と
欲張りさんになって家に夢をぶち込んでしまうリスクに
一旦冷静に向き合ってみるのはどうかという
今日はちょっと現実的な投げかけでございます。
■「ちいさな家」のメリット
まずは小さな家が持つメリットについてピックアップしたいと思います。
・「全体的な建築コストが下げられる」
というのは当たり前なんだけど
他にも
・「メンテナンス費も安く済む」
さらには
・「冷暖房の効率がよい」
と言うメリット。電気代が高い今、これはデカい。
あと、
・家が小さいと掃除するのも楽だし
・全体を把握しやすいから、家の中に余計な「不用品」がたまりにくい
だから片付けが楽。
・・・というのは意外と大きなメリットだと思う。
置き場所を考えてから買わないと「置けない」問題も発生するから
どうしてもモノの購入時に慎重になる。
くだらないモノをたくさん買って
居住スペースをさらに圧迫するわけにはいかないからね。
以上をまとめて、一言で言うと
『お金が貯まる』のです。
■小さな家でも工夫次第で豊かにくらせる
お金が貯まるのはわかったけれど
毎日の暮らしが狭苦しくては幸せではない、と思うかもしれないけれど
とはいえ、そんなテントのように小さな家を建てるという話ではもちろんないよ。
いわば、『無駄を省く』という視点で面積を削って行けばいいんだよ。
というのも、今の間取りの流行は
「便利・楽」を追求し、さらには「映え」ももとめる。
しかも入居時に完全な出来上がりを求めるお客様が多いから
どんどん欲張りになって行っているんだよ。
例えば私が建築業界に入ってからの歴史を見ていても
過去一「収納が増えてる」と感じる。
でも、
モノをどこに置くか、まで考えつくした家作りは
逆を言えば「自由度に欠ける」とも言えると思うんだよね。
家は
ながーーーい時間軸でイメージして建てないと
細々した「こうしたい」が増えて増えて仕方がない。
気持ちは分かるが、
一旦思考をリセットしよう。
本当にお金をかけるべきところはどこなのか。
企業側のコストアップさせる罠に
いちいち「すてき✨」と引っかかっていたら
本当の「大切なモノ」を見失うよ。
きびしい事を言うようだけど
自分に自信がないから、
工務店に頼って問題解決をしようとしている
という事にどうか気が付いてほしい。
「家事楽」とか「片付く動線」は魅力的だろうが
冷静に考えて!棚板がたくさんあれば本当にモノは片付く?。
収納があればあるほど
モノを買いこみ、奥に詰め込んでしまっている人を
私はたくさん見てきたから、そうじゃないと断言できる。
人が毎日よく使うモノは
本当に少ないんだ。
モノに対してしっかりと向き合う事ができれば
収納は適正量で十分なんよ。
今、小さな家に住む事なんて無理・・・と思っているあなたでも
オーガナイズの片付けをする事で
「もしかしたら小さな家でも大丈夫かもしれない」と思えるようになるだろう。
いや、ほんまに。
■地球にもやさしい「ちいさな家」
Instagramのステキ欲張り投稿を毎日
シャワーのように浴びている私達だけど
実際のところ現状は本当に厳しく、
インスタ映えする立派で広い家をみんなが建てられるような時代は終わりつつあると思う。
でも、『家』は人生の喜びに直結するところだから
安易に「安い建売住宅を買うしかない」と夢を諦めないで欲しいと思うんだよ。
私も家を建てる事になみなみならぬ夢をいだき、
それが私の心を支えていた一面もあったから
簡単に「無理だよ」とは言いたくない。
だから、賢く考えてって話をしているんだ。
とにかく、コストを抑えて、
でも自分が満足する家を建てるには
無駄を省きシンプルに、小さくすること。
そして
無駄をはぶくには、「自分にとって本当に必要なモノ」以外のモノを持たない事
一つの空間をいろんな用途に使えるような「可変性のある間取り」にする事。
「作り込みを避け、置き家具や自分の工夫で問題解決をする」など
とまあ、まだまだここには書ききれないような
たくさんのノウハウがあるから
もしこのブログになにかしら共感を得てくださった方は
ぜひ一度「小さな家」にチャレンジする事を考えてみて欲しい。
こんなことを言うのはなんだけど
一人の人間が使い切れないモノを抱え込んで資源を独り占めするように生きる時代って
そろそろ終わりなんじゃないかって思うんだ。
世界のゴミ問題だけでも調べてみて欲しいよ。
私達人間の果てしない欲望の行きつく先は
地球を食いつぶす怪物かもしれないと
きっとあなたも思うはずなんだ。
育児が大変過ぎて、家事楽に走りたい気持ちは本当にわかる。
子供の友達に「おまえんち、せまっ」と言われないように
広い家を建てたい気持ちもわかる。
でも本当に大切なのは、そのあなたの大切な子供が暮らす未来の地球が
平和で安全で幸せであることなんじゃないかな。
■本日のまとめ
以上、今日のテーマ「小さくても住みやすい家にするための「3つの考え方」
答えは
1 間取りはシンプルで可変性のあるものに
2 モノとちゃんと向き合い自分にとって必要不可欠なモノの量を把握する
3 問題解決は「家」に頼らず自分の考える力で乗り越えると決める。
でした!
そんなん、出来る気がしない💦と思ったらいつでもご相談下さい。
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