子供の片付け、永遠のテーマ。
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おはようございます!
脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
家庭科の教科書に、
子供が散らかした時の声がけについての記述がありました。
A 「片付けなさい」と叱る
B 状況をよく見て、対策を練る
C 親が黙って片付ける
このうち、望ましいものはどれ❓
という問題。
答えは言わずもがな、Bなんだけど
皆さんはいかがでしたか❓
ちなみに、私はCでした💨
もう、いちいち教えるよりも、自分でやった方が早いもんね。
早く片付けて、1秒でも早く布団を敷きたかった。
そんなせっかちな親に育てられたうちの子は、
確かに片付けに、大人になってから四苦八苦しておりました。ごめん。
このBみたいな「俯瞰テクニック」について、
学校でしれっと教えてくれていたんだな。
昔から教えてくれたいたのか、
最近の傾向なのか、わからんけども
ライフオーガナイザー先生としては、ここはきっちり教えたいところです。
子供の片付けのテーマで、今まで111個も記事を書いているらしい。
「子供の片付け」サイトマップ↓
■片付け教育は人間関係の構築から
まあしかし、今まで散々
「片付けなさいーーー❕」
「こんなやり方じゃ片付けたうちに入らんのじゃーーーー❗️」
と叫び散らかしていたとしたら、
いきなり人が変わったように
「あなたはどうしたい❓」とか聞いても
子供に
「あなたこそ、どうしたい❓」
と聞き返されるのがオチなので
しばらくは自分の片付けを黙々とするのが一番だと思う。
そして、あなたの「本気」を背中で見せる。
それしかない。
で、ある程度「ママ、本気やな」と思わせることが出来てきたら
「ママは、リビングもスッキリさせたいねん」と
アイメッセージで切り出してみるといい。
信頼関係ができていれば、
多分、初めは協力してくれるはず。
やる気になった時の片付けは
お祭りみたいで楽しい一面もあるから、
部屋の模様替えとかしながら、
素敵リビングを一緒に作ると盛り上がる。
■祭り気分が終わってからが「観察」の本番
まあ、なんせ
片付けした後は、しばらくやる気がみなぎるから、
「これからもこれを維持しよう」と本気で思うものだ。
しかし、一週間、二週間と立つと、
日常のルーティーンが復活して、
散らかりの原因となるような
要因がちらほら見えてくる。
・使った文房具をそのままリビングテーブルの上に出しっぱなしにしている
・脱いだルームウエアをソファの上においたまま、放置で学校に行ってしまった
などがそれ。
そこに関して、
子供にあーだこーだ文句を言う前に、対策プランを一つ二つ練っておけ・・・というのが
この教科書や、ライフオーガナイズの伝えることの本質だ。
※こちらの雑誌でも詳しく解説しています。
例えば、
・リビングで文房具を使ってやりたいことがたくさんあるのなら、それに対する「道具置き場」が必要なのか。
・リビングテーブル周りに、よく使うツール置き場を作ることができるのか。
・脱いだルームウエアを置く場所がちゃんと決められているか。
・その場所は使いやすいか。
・決まっていないなら、どこなら置いてくれそうか。
リビングが散らかる。
その雑然とした雰囲気を、
漠然と全体で捉えて、「ああ、もう嫌だ」とあきらめモードにならず
要素の一つ一つをピックアップして、
そこに至るまでの過程を想像して、
相手が「それならできる」と思えるくらいハードルの低い提案をしてあげる。
はー。
しかし、こうやって書くと、
なんか、なんでここまで私がせなあかんの、と思うような気にもなってくる。
高度な心理戦のようで気が遠くなるような「優等生の子供の片付け」だね。
そう考えたら、
片付けしなさい❗️しないと晩御飯、抜きよ❗️
みたいな、昭和的解決策も、
たまには
シンプルで悪くないような気もしてくる。
たまには、親の裁量で
「これはここに片付けること」と、決めてしまってもいい
と思ってしまうな。
いちいち「あなたはどうしたい❓」と聞いても
子供もどうしたいかわかっていないことがほとんどだからね。
社会に出れば、決まった場所に、
共有のものをしまうのは当たり前の行為となるのだから、
それを訓練すると言う意味では、時には厳しめに、
大人の都合に合わせてもらうのもありだと思う。
もちろん、余裕があるときは、笑顔で優しく賢いママでいるのが一番いいに決まってる。
そんな賢いママが増えればいいなとも思ってる。
でも、そればっか、やってらんない気分の時もあるよね。
ブチ切れるママも、また人間。
そうやって、子供は心の複雑さを学んでいくんだよ。
いいのいいの。
あなたの「この家を快適な空間にしたい」と言う気持ちは
きっと伝わっているはずだから。
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