真冬到来!皆さん、リビングのソファやダイニングチェアの椅子にアウターがてんこ盛りになっていない?
私も昔はそうでした。
こんにちは。脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ エクリュプラス竹内真理です。
夏より冬のほうが、なんかリビングが散らかる気がする・・・。
そんな風に思った事ありませんか?
その原因、「家族の脱いだコート」にあるかもしれませんよ。
オンライン収納相談やってます。↓
今日はそんな
✅家族の脱いだコートがソファに重なってミルフィーユになっている。
✅家族の脱いだコートがダイニングチェアの背もたれに重なってミルフィーユになっている。
✅リビングに一人につき2~3着はコートが持ち込まれている。
と言う悩みをお持ちの方のための記事となっています。ぜひ最後までご覧ください。
↓サンキュ!11月号に特集で掲載されました✨
目次
■片付くかどうかに間取りは本当は関係ない
とはいえ、家の間取り的に、収納が取れない場合はたくさんあります。
田舎とは違って土地の高い都会に住む人は、
どんな状況でも、頑張って工夫してくらしているわけなんだから、
収納の広さや場所に文句をいうなんて、ぜいたくな悩みだとは重々承知の上で
まあでも
やっぱり、
いちいちコートを二階にもって上がるのは正直めんどくさいんです。
やっぱり、コートくらいは玄関近くに置きたい。
だからこれくらいの甘えは許してあげようじゃありませんか(*´Д`)💨。
という事で、今日は前向きにこの問題に取り組んでみます。
■最近はやりの「大型玄関収納」にコートハンガーを作ってもダメな理由

ウォークスルー玄関収納ってこーゆーやつ。コート掛けも作る事あるよね。
最近流行りの間取りと言えば「玄関土間収納」です。
プランによっては、コートもここに置くように、ハンガーパイプが付いている事も多い。
でも、実は私は、大型玄関収納に、コートを置くプランには懐疑的です。
その理由は
・狭い場所でコートを脱ぐのがストレスになりそう。
・玄関はコートを脱ぐには寒い
・動線が少しでも遠いといやになりそう
・靴のにおいが服につきそう。
この4点です。
コートの問題は、コートの時期に考えるべきです。
このクソ寒い中、凍えながら帰ってきて、
誰が玄関できちんと定位置とされる場所にモノを置いてから、
温かいリビングに入ってくる・・
なんて苦行ができるか、想像してみてください。
ちいさな子供を抱えていたらなおさら、自分でも出来る気がしません。
狭い荷物がいっぱい置かれている「ウォークスルータイプ」なら余計です。
ぜったい、まずは一気にコートとかばんを持ったまま、
「どどーーーっ」とリビングになだれ込んで来て、
荷物を床にどどーーっと置き散らして、
とりあえずは、暖かい飲み物でも飲みたいと思うでしょう。
片付けるのは、少し落ち着いてから。
で、その後、
リビングに脱ぎ散らかしたコートを片付けに行くとき、
またちょっと寒い玄関に戻るわけだよね。
え、そっちの方がちょっとめんどくさい・・・。
少なくとも、私は嫌だと思ったので、私は玄関収納は普通に扉付き下駄箱にしました。
■コート置き場・我が家の場合
という事で、
我が家ではリビングを少し減らして
奥行60、幅2000のクローゼット&その他のモノが入る可動棚付きリビング収納を作りました。
それもリビング入ってすぐの場所に。

お客様にもとても好評!入ってすぐのリビング収納。
みごとそれまではソファに溜まりがちだったコート類は
そちらに吸収されて散らかり知らず。
「やっぱり違うコートを着ていこう。」なんて事もやり放題で、使い勝手もすこぶる良いです。
リビングには大きな鏡もあるから、
コートを着てバランスを見る事もできる。

大きな鏡があると部屋が広く見える。
向かって左側にある可動棚式リビング収納も、
子供たちの荷物やその他のものがバンバン吸収できるから、
リビングの散らかり防止にはかなり貢献してくれました。
■リビングコート収納の問題点
ただし、便利なリビング収納も「甘え」の要素ははらんでいます。
それは、服がどんどんそこに溜まってくる
という点。

とくに娘の服がどんどん溜まる。
まあ、しかたない。
休日にはいったんリセットする、
一人一枚、と限定するなど(絶対無理だが)
簡単なルール決めるのは必須かもね。
■「壁にフック」でもOKかも。

これは我が家の洗面脱衣室のフック。めっちゃ便利。
もしあなたが「コートはこれ一着!」という銭形警部も真っ青のミニマリストならば、
壁にフックを付けるだけでも十分事足ります。
しっかりと大きめのフックを、
高さ1850くらいのちょっと高めの位置に設置すれば、
廊下を通る時も邪魔にならないのでは。
フック収納ならば、ひょいと引っかければすむので
ハンガーすら必要ないかもしれません。
というか、うちの息子は、
このめちゃくそ甘えさせてくれる場所にあるリビング収納にハンガーにかけてアウターをしまう事すら、
「めんどくさい」と言いました!
「じゃあ、どんな方法ならできるの」と聞いたら
「フックに掛けるなら出来る」と言ったわけです。
確かに楽です。
検討の余地アリです。
家族ひとりひとりに、
きちんと場所を決めて割り当て、
ネームタグもつけちゃいましょう。
「自分で量を管理しろ」のメッセ―ジです。

子供の服やバック専用に低い位置のフックもほしいところ。やり方一つでこんなにおしゃれに。
■階段の登り口にも、一つフックを
その場合、階段の登り口の見えにくい壁面にもフックがあると便利です。
「二階に行くときについでにもって上がる服」専用です。
何着かかけられるように、大きめのフックがいいでしょう。
ちゃんと下地がはいっている場所につけてね。

二階の個室に持って上がってほしいものをこのフックにかける。しかし、ずっと放置していたら捨てる、などのルール決めは必須。
お疲れなんですから、階段を上る時は、いくつもの用事を済ませたい💦
忘れずついでにもって上がれるように、ここに吊るしておきましょう。
長く放置されて、イライラが募ったら
赤いカードに「明日までに処理しろ」などと書かれた「警告カード」みたいなのを吊ってやってもいいかもね。
■まとめ コート置き場は「本能の欲求」にしたがって最短のベストポジションを
コートを着る=寒い時期。
寒いときは、一刻も早く暖かいリビングに入りたいと思うものだ
という事を頭に入れてプランしましょう。
つまり、自分が普段している行動を思い返して
コートをどこで脱ぎたいか、を考えることが
自然な定位置設定には不可欠かと。
収納が無い。
一から作れない。
壁にフックも付けられない・・・という方は
最終手段として
コート置き場として「ダイニングチェア」を一つ、リビング入り口に置く
と言う方法もあります。カバンも置けるので一石二鳥です。
家族分は無理ですが。
「ここが定位置」と決めてしまえば、それば片付いているという事。
あちこちに置かれるよりは、マシかと(^^♪
徳島お片付けラボ エクリュプラス竹内真理
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