こんにちは。家作り収納コンサルタント
徳島お片付けラボ エクリュプラス竹内真理です。
バリエーションの呪い、第三弾はおもちゃです。
おもちゃの整理、よくお悩みに登場しますが、
「おもちゃなんて、いつもきれいに整理なんてムリやろ」と、心で思ったり💦
一つ出したら一つしまう、なんてそんな事、子供に強要するのは酷なんじゃないか、とも思っていました。
でも、
良く考えたら、みんなおもちゃ、たーくさん持ってるんですよね。
片付けよりも、その「量」が問題なんじゃない?
だいたい、おもちゃを買い与えているのは、親なんだよね。
と思ったことからの、今日の記事。
■「子供はおもちゃがたくさんあれば機嫌よく自分で遊んでくれる」という思い込み
おもちゃが片付かない、とお悩みの方は、
その人と、その子の片づけられるキャパを
おもちゃの量がこえてしまっていないかという事をまず考えてみるべきだと思います。
子供が喜ぶおもちゃがあれば、つい買ってしまうのが親心ですが、
量が多いと、片付けも単純に難易度が上がります。
子供は、一度にいろいろなおもちゃが目に入ると
どんどん集中力が散ってしまう。
片付けられない、という問題以前に、
おもちゃがあれこれ多すぎて、一つのもので集中して遊べていない事のほうが、
問題かもしれない・・なんて、思わなくもないのです。
■「おもちゃコーナーには、あるおもちゃを全て置くものだ」という思い込みを外す。
おもちゃを何種類もカラーボックスを並べて置いてある状態で、取り出し放題なのだとしたら、
一旦それが当たり前・・という頭をリセットしてイメージで遊んでみましょう。
一つのおもちゃで遊んでいる時間が長いほど、集中力がある証拠。
とっかえひっかえ短時間でおもちゃを変えているのは、
目に入るから・・・だという、私の仮説です。
(大人だって、片付けのときに、いろんなものに目が行って、あちこち手を付けたり・・なんてありません?これ、ときめたら、そこだけ片づけを完了する!ということ、意外と難しいもんです。意識がそれるって、結構問題だと思うんです。)
だから、たとえば、おもちゃを種類別に分けてみます。
■ブロック系
■車系
■ぬいぐるみ系
■ままごと系
などなど。我が家の場合、「お姫様ごっこ系」なんてカテゴリーもありましたね(^^)。
怪獣系もあったなあ(遠い目)
で、それをですね。
カテゴリー別にケースにいれて、納戸などにしまうのです。(えーーっと声が聞こえてきましたよ。例えば、の話です。シミュレーションです。)
こどもが「これを出して欲しい」とリクエストしたら、
おもむろに出してきます。
子供が「今日はこれで、こうやって遊ぼう」と、明確に考えないと、
おもちゃは出てこない。
たまたま、目にしたおもちゃで、なんとなく意識をもっていかれて、
無意識に遊ぶ・・のではなくて、
「これで遊ぶ」と決めて、手に入れる。
終わったら、片付けて、また別のモノをママに申請する。(そうしないと次が出てこないからね・・・。)
そんなの無理だと思いますか?
でも、児童館では、そんな方式でうまくいっているのです。
いちど、遊び感覚で試してみても面白いと思いますよ(^^♪
小さいころから、選ばせて、取ってあげる、という事を繰り返していれば、
大きくなったら、自分で選んで取って来て、飽きたらまた仕舞いに行く・・・という
「使ったら戻す」が知らないうちに身に付いていたりして✨(実験していないからあくまでも妄想。)
ちなみに
カテゴリー別にしまう時は、ケースに入れる前に風呂敷で包んで入れておくと、
出す時も、しまう時も便利ですよ。
風呂敷ごと出す→風呂敷の上で遊ぶ→風呂敷を包む→ケースにぼさっと入れる。
細かいモノの時ほど、効力を発揮します。
ちなみに、小さな赤ちゃんの場合は、
「これで遊びたい」というよりは、「そこにあるから、出す」という
自動全出しマシーンみたいなものだから💦
上の子としてもストレスマックスなのです。
手に届く範囲に置くおもちゃは必要最低限にしてみると、
それはそれなりに、いろんなもの(おもちゃじゃないもの)で遊び始める。
逆にそのほうが創造性を育てたりして。
「あるおもちゃを全て出しておかない。」
おもちゃがたくさんなければかわいそう、という「思い込み」かもしれないものを
取っ払ってみる実験です。
徳島お片付けラボ エクリュプラス竹内真理
7月22日 10時〜11時30分
8月3日 10時〜11時30分
子供の「お片付け」に対するイメージを180度転換!「お片付けやりたくなった」というご感想をたくさんいただいています。好評につきこの夏は「子供お片付け教室」をたくさん開催いたします。ぜひご参加ください(^^)/ 親子参加1500円 大人のみ1000円(子供向けにお話ししますが、大人のみの参加の方にも好評です。)
ライフオーガナイズのお片付けの考え方を子供のころから身に着ける事は、
ストレスのない暮らしを自分で作り上げる事だけではなく、自分の将来や、目的を見つける手助けになります。ぜひたくさんの子供たちにこのメッセージを伝えたい!という思いで開催しています。
◇子供に自分で考えて片付けに取り組んでもらいたいと思うママに。
◇自分も片付けが苦手だから、子供に片付けのしつけが出来ないとお悩みの方に。
◇片づけてくれない子供にいつもイライラしているというママに。
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