片付けは家族で考えるのが理想だけど、
人それぞれに意識のレベルが違うから
そこを踏まえて対策を取らないと、
自分だけが空回りしちゃって、めちゃ残念なことになるから
それは避けたいよね。
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おはようございます!
脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付け研究所員の
エクリュプラス竹内真理です。

よく「家族が片付けてくれません」というお悩みのご相談を受けます。
旦那、子供、親・・・条件は色々だけど
今日は「旦那さんが片付けに非協力的」という問題にフォーカスして考えてみるね。

🔳片付けに非協力的な旦那様の2パターン
あくまで今までの私の経験上では、
片付かない原因になってた旦那様のパターンとして
以下の二つに分類されるように思う。
1 マインドお子ちゃま系
これは、心が大人になりきれないまま結婚しちゃった場合に起きることで
「自分しか見えていない」ことから生じる様々な問題をひっくるめて
失礼ながら「お子ちゃま」と分類させていただく。
「自分しか見えていない」という問題は
女性にも当てはまることではあるが
少なくとも、子どもを産んだ女性は
必然的に子供のことも自分ごととして
考えなくちゃいけない状況に置かれるから、
自然に世界が少なくとも「自分と子供」にまでは広がると思う。
が、お子ちゃまのままの旦那様は
世界は相変わらず俺のためだけに存在していて、
趣味も仕事も、今まで通り邪魔されたくないし、
ましてや自分のエリアを外部から侵されたくないと感じている人も
数多ある相談内容からして存在するらしい。
もちろん
片付けも「自分が許した存在であるあなた」がやって欲しいんだ。
ただ
片付けを自分でできないのは自立できていない証拠だし
あなたを母親の代わりにしているとも言えるかもしれない。
あなたが困っていることに無頓着なのも視野が狭いからだ。
あなたの労力を母親と同じく
タダで得られる空気のように感じている可能性は十分にあるし
そこには感謝もない。
悪気はないんだ。
知らないだけなんだ。
自分の「快適な暮らし」は、勝手に整うのが当たり前。
そう育ってきたから仕方がないよね。
でも、それは旦那様だけを責めるわけにはいかない。と私は思うよ。
なぜなら、私たちだって、似たようなものだからだ。
きれいな空気や水をただ同然で得られるのを当たり前として
その裏にある自然の壮大な働きや、
環境を守るための様々な方の苦労などを気に求めないように
あなたの旦那様も、そんな「無知」のレベルにいるというわけだ。
根気よく伝えたり、
時に喧嘩したり
ストライキを起こしたりして
教育してあげるのも愛だけど
いやー、めんど。なんで私がそこまでせなあかんのや。
それはそいつの母親の仕事だろ。
と思ったのならば
せめて、自分の子供にはちゃんと教育するのが未来の嫁への貢献と言えるかもしれない。
あなたの今の苦労は、未来につながる。
決して無駄ではない。
2 旧世代人類系
次はこちら。
「旧世代人類」系。
いわゆる「亭主関白」系だ。
男女平等が叫ばれるこの時代に亭主関白なんているのかなーと思うが、
いろんな人の話を聞く分には、やっぱまだ生息するらしい。
内容的にはお子ちゃま旦那と、大差はないが、
生活力があって社会的立場があったりするような旦那は
さらにめんどくさい。
経済的な差を持ち出されると、
こちらとも強くは出られないと感じる人は私を含め、多いことだろう。
本当はそんなん、関係ないんだけどね。
教育しようにも、こういうタイプは妙に頭もいいからそう簡単ではないだろう。
だから
旦那に稼ぎがあるのなら、あなたとしては
自分の時間を確保して
プロフェッショナル家事マスターになる、
と決めるのもスッキリして潔いと思う。
というのも、
旧世代の仕事人間旦那も、社会にはまだまだ必要で
あなたがそれを黙って支えることで未来に貢献できている可能性はとても高い。
今の日本の経済成長は、そうした「影で支えた賢い女性たち」が作ったものでもあるからだ。
だから、可能ならば
私は家事を専業とすることをあながち否定はしない。
子供をちゃんと育てるのためには、
家庭環境をちゃんと整えてあげつつ、
あなたの心に余裕があることがとても大切だと思うからだ。
オーバーワークが続く状況で心の余裕は持てないからね。
何もかも、夫婦で平等にする必要はない。
適材適所で能力があるものが、その仕事に従事することが一番うまくいくんだ。
でも、もし
あなたが家事が得意ではなく、
あなたも外に出て自由に自分の人生を謳歌したいと感じているのであれば、
対策が必要だろう。
私が稚拙な頭で思いつく
苦肉の策としては
「ダメな妻になる」を本気でやってみることだと思う。
旦那の思惑など知らんぷりで、
自分の人生を生きたいように生きてやるのが一番いいような気がする。
もし旦那さんが「家事マシーン」を必要としてあなたを選んだのなら、
離婚だ、とか言われるかもしれんが
それならそれでいいじゃないか。
あなたは、家事マシーンなんかじゃないし
彼があなたという「個人」を愛してくれて結婚したんじゃないなら
無理に一緒に歳を重ねる必要はないじゃんね。
大切なあなたの人生だよ。よく考えたほうがいい。
そのうち家事ロボットとかできるだろーから、旦那はほっといても大丈夫だよ。
🔳どんな道にも光と闇がある。
こと夫婦関係において、
私はこういう「諦め」系の発言が多いから、
それは皆さんが各々耳半分にして聞いてもらえたら嬉しい。
ただ、私は
人間の「尊厳」みたいなものを
自分で捨てないで欲しいなってつくづく思うんだ。
あなたという「個人」を
感謝もせずこき使ったり、
困っているのに片付けを手伝おうともしないくせに
片付け依頼を業者にしたら怒ったりするような
あなたのことをまるで奴隷扱いをするような旦那を
擁護することは、ごめんやけど私にはできない。
例え、「それ以外は優しい人なんです」とあなたが思ったとしても・・・だ。
それ、違うよ。
あなたは感覚が麻痺しているだけだよ。
人生を共に生きると決めた相手が困っているのなら、
なぜ協力するくらいのこと、できないのか。
片付けて欲しい、という気持ちをなぜ汲んでやらないのか。
奥さんが言っていることが自分に無理だと思うなら、
どうして、対話をして解決策を二人で見つけようとしない。
・・・いかん、話がそれた。
つまり、私が言いたいのは、
ここまであなたを擁護しておいて、いきなり厳しいが
その旦那と結婚することを選択したのは、あなたの責任だ。
ということだ。
「稼ぎはいいけど、思いやりがない」とか
「優しいけど、子供っぽくてわがまま」とか
いいとこ取りしようとするのはやめにしよう。
プラスマイナス合わせて、それが結婚を決めた時の
あなたと「釣り合いが取れて結ばれた相手」なんだよ。
あなたがその旦那様と結婚生活を続行する意思があるのならば
前向きにそして、愛を持って、対策を取るしかない。
行動する前に、まずは
「自分はあなたの母親でもなければ、奴隷でもない。
それに、完璧な人間でもないが、
あなたから軽く扱われるような存在でもない。」
と、真っ直ぐに目を見て言えるあなたになってほしい。
自分の尊厳は、自分で守るんだ。
その上で、あなたと同じように不完全な旦那様にも、
尊厳を持って対等に話し合おう。
「私はこうしたい。あなたはどうしたい❓」
↓手伝ってくれるパパにも不満は生じるという意見も。人間の欲望には限りがありません。

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