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おはようございます!
脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
今日は小松島市の「エシカル消費と片付け」セミナーに行ってきます。
小松島市では古着の回収を始めて一年、
おどろくほどの衣類が回収ボックスに持ち込まれたそう。
「捨てるより寄付しよう、リサイクルしよう」
という市民の心意気は素敵なんだけど
ごめんね、私、それじゃ衣服ロスの問題は
解決にはならないと思っていて・・・・
なぜなら、
売れる服はほんのわずかだし
ウエスにするにも合成繊維が混ざった混紡ならダメとかあって
それを仕分ける手間もかかる。
服交換会などもいいかもしれないけど、
根本的解決には遠いような気がしている。
まあ、リサイクルに関する話は色々ありすぎて
これ以上詳しくはここでは語らないけれど
私的には
「今までの消費行動はそのままで、
リサイクルで問題を解決しよう」というのは
ムズカシイと思っているんだ。
だからもう
過去に作ってしまったものは仕方がない。
それよりも
「これからどうするか」を考えようよ」
これが私のスタンス。
で、
その一つの答えが
「捨てなくていい消費」をする
ってことなんだけど
その時に役に立つかもしんないのが、こちらの仏教思想。
仏教ではよく「無欲」の大切さが説かれますが、無欲とは欲がないことではありません。そもそも、欲がなければ生きていけないからです。無欲とは、欲に惑わされることがない、欲にとらわれることがないということであり、必要以上に求めすぎない、少ないものでも満足するという意味です。参照元
って、結局我慢するんかーーーーいっ。
まあ、仏様曰く
極論を言えば「欲望を適性に制御せよ」みたいな話になるんだけど
では、その「適正な欲望」とはどのラインかって
「もう十分持ってる」と、
満たされた気持ちになった時、だよね。
では、私たちはなぜ
願望を叶えても叶えても、
言い換え、
買っても買っても次が欲しくなるの❓
その答えは
つい価格で選んでしまって
「本当に欲しいもの」を買っていないから・・・ではないかと。
「本当に欲しい物」は高いから
「似たような偽物」を安く買う。
でも、偽物だからいつまでも満足できない。
すごく単純に言うと
この
「安かったから買う」
というマインドから変わればいいと思うんだ。
目次
■新しくモノを買うなら、まずは片づけしてから
わかるよ。
色々言い分はあるだろう。
私も、すごく単純に話をしているから
もちろん例外もあると思ってるよ。
ただ、「捨てられないのよね」と何年も思い続けているのならば
一回ちゃんと
自分の「捨てられない」を分析してみるべきだと思うんだ。
■捨てられない三大タイプ
あなたのクローゼットの中で
一体どんなものが
「不要だと思いつつも捨てられない」
という微妙な立場に立ってしまっているのか。
それを本気で見定める必要がある。
【全出し⇒分類のライフオーガナイズ】が
余さず漏らさず容赦無く、
「あなたの克服すべき消費行動の問題点」を見つけ、改善への道を照らしてくれる。
と言うわけで、以下に典型的な「捨てられないタイプ」を三つあげてみた。
・高級なものだから捨てられない⇒バブリー散財型
ブランドものなどの高級なものが
簡単に捨てられないのは当たり前で
捨てる必要もない。
使わないならさっさと売りに行けばいいんだけど、
そこで問題なのは
「買った値段よりぐんと安いから売りたくない」というパターンね。
あのね。
同じブランドものでも
買った値段よりも高く売れるものもあれば、
価値が下がる物もあるに決まってる。
値段がつくだけマシだと思うよ。
売るともったいないというのなら、
私が思うに
いっそのこと欲しいという人にあげるほうがコスパが高いと思う。
感謝の気持ちってのは、巡り巡って
違う方向から必ず返ってくるから。
不満が残るお金で業者に売るよりは
近しい人にプレゼントして感謝ポイントを貯めるて徳を積むことで。
「ありがとう」のサイクルが
あなたの周りでまわりはじめるのでは無いかと。
・売っても価値にならないような服でクローゼットがいっぱい→安物買いの銭失い型
こちらがデフレ経済の申し子
ほとんどの人が当てはまるであろう「貧乏マインド」タイプだ。
もちろん、かつての私もこのタイプ。
先ほどのブランド信仰の人ならば、
それでもモノに価値があったりするからゴミにはならないが
こちらはまんま「ゴミ」にしかならないような服やモノが多く
売るにしても譲るにしても
質が悪すぎて
ほとんどリカバリーできない。
先ほども言ったように、リサイクルもたかが知れている。
あなたが活用しないかぎり、99%「ゴミ」なんよ。
とはいえ、嫌々着ても、そんなのはあなたの価値を落とすだけだから
これらの認識をしっかりとして、今ある物の中で大好きなモノだけ残して
あとは「燃えるゴミに出す」のが一番コスパの高い方法だ。
燃やせばCO2が出る、とかもったいないからと言って、箱に詰めて海外に送るとか
もってのほかで、詳しくはこちらのブログを参考にしてください。
多少ゴミ処理コストがかかっても、自国で処分するのが一番マシなんよ。
どうせ向こうの国でゴミと認定される。
そして外国には焼却施設がないところも多いんだ。
逆に、一番コスパも悪く、環境にも最悪なのが
「クローゼットがパンパンでごちゃごちゃのまま次の服を買いに行く」だ。
自分の心の「欠けている」と感じているモノと向き合わないまま、
ぼーっと情報渦巻く経済社会の中に無防備に出かけてしまうと
またいろんな「すぐにいらなくなるゴミ」を売りつけられてしまう。
・思い出がモノにくっついていて捨てられない⇒過去執着型
思い出の品なら取っておけばいいじゃん、と思う派だが
たまーに、「えっ、それも?」というくらい
なにもかもに「想いで」がくっついていて
思い出コーナーが膨大になる場合がある。
こういうタイプの人は、
基本的に変化や進化を希望していない。
本人が現状維持をしたいのだから、無理をする必要はない。
と思うわ。
■まとめ
私はかつてブランドものや高い服をやたら買う人を、どこか軽蔑していた。
ノーブランドという意味の「無印良品」というネーミングに魅力を感じたのも、
そんな「ブランド信仰」に対する反発があっての事だったのかもしれない。
今は
「高い値段には訳がある」という事は感じるようになった。
全てのブランドが価格に見合った価値を持っているかというと、
そうではないと思うけど
でも、「国産で、材料の輸入先もこだわり、職人が丁寧に仕上げた」的なモノならば
高くても買いたいな・・・と思うように。
よく、「事故物件」はみんな嫌がるよね。
それは
「その空間に何かの念みたいなものが残っているんじゃないか」と思うからでしょ。
逆に、作り手が愛情を込めて作った料理は
より美味しい。
それ、ものも同じだと思うんよ。
どうせなら私は
良い念がこもった服を
ちゃんと選んで使いたいんだ。
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