散らかった部屋を見ると、誰もが「キタナイ」と感想を漏らす。そればかりではなく、その部屋の住人の事も否定的に見る心が湧いてくるだろう。そのあなたの心に迫る。
■徳島・脱力系お片付け・ライフオーガナイザー®竹内真理のブログ■
こんばんは(^^♪
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
テレビはあまり見ないので、世間の情報にはちと疎い私ですが、
そんな私にも最近なんだか芸能人の不倫騒ぎが耳に入ってきます。
なんでそんなに大騒ぎ・・・?と思ったら、どうも相手が未成年だったとか、なんやらかんやら。
はー、なるほど・・・。
とはいえ、毎回思う事だけど、
なんでこんなに赤の他人の事で、ここまで大騒ぎして責め立てるのだろう。
赤の他人が。(大事な事なので繰り返し。)
目次
■他人を責めたくなる「あなたの心」こそ見つめてあげるべきでは。
芸能人であるとか、未成年であるとか、そりゃ言い分もあるでしょう。
不倫はもちろんよろしくない行為ですよ。
でも、それとは別として、
それを断罪し「許されない事だ」と声をあげる事に対して、あなたがどんな気持ちになっているのか、ちょっと振り返って観察してみるといいかもしれない。
きっと、ちょっと「正義の味方」になったような気持ち良さを感じてはいないか。
■誰の心にでもある「闇マインド」
自分よりも、よろしくない行為をしている他人を見つけると、ちょっと気持ちが楽になる。
それは、片付けセミナーで写真モニターさんが提供してくれたビフォー写真を見たときの、お客様のはじめの反応でよくわかる。
「キタナイ」(うちのほうがマシだ・・・)
「なんでこれで平気で暮らせるの」(私はこの人よりはきちんとしている。)
このような気持ちを持ってしまう事を、防ぐことは出来ないと思う。
絶対に、湧きおこる人間としての生の感情だと思う。だから、
それを悪いと言っているわけじゃない。
ただ、そこで思考を止めて、満足してはいけない・・・という事だ。
■他人の課題に口を出し、正義を振りかざすのは「エゴ」である。
何度も言うように、自分より劣っている人を見ると、人は少し安心したり、うれしくなったりしてしまう。
そして、さらには思うだけでは飽き足らず、
ついつい
相手の至らない部分を非難してみたり、
上から目線でアドバイスしてみたり、
また違う人にその人の事をネタにして話したりしてしまう。
なぜなら?
そうする事で自分がその人よりも優れているような気持ちになって「気持ちがいいから」だ。
人の事を見て、自分の優越感を満たしてしまう事の意味に気が付いているか、気が付いていないか・・・は、大きな差だと私は思う。
少なくとも、芸能人の不倫ネタにワーワー騒いでいるメディアは、
そういう「人間の闇マインド」を刺激すると喜ぶ人間が多いと知っているからやっているのだと思う。
だから、それに乗っかって、一緒にテレビに向かってワーワー言って責め立てるとか、
同じような感じで言えば、
片付けが苦手な嫁の事を、友人にこっぴどくディスるような姑なんかは
自分の「闇マインド」に気が付いておらず、正義を振りかざしているつもりで、ひたすら自分だけが気持ちよくなっていると言えます。(しかも全く悪気無し。)
別に言うのは勝手だけど・・・それってあなたはどう思う?
■自分の価値観に合わなくても、「そうせざるを得なかった」相手の状況に想像をめぐらす事は出来る。
ライフオーガナイザーになって、本当に実感するけど、
どんなに部屋が片付いていなくても、それが「その人がだらしないから」とは絶対に言い切れない。
そもそも、その部屋が「散らかっている」のか、ただたんに「必要なモノが必要な場所に出ているだけ」なのか、他人からは全く判別ができないものです。
どんなにゴミに見えても、本人には宝物だったりする可能性があるのが、他人の部屋です。
なのに、第一印象だけで「キタナイ」と判断してしまうのは、
いかに私たちが「即ジャッジ」の世界に住んでいるか・・・がわかる良い事例なのです。
セミナーのはじめにビフォー画像を見て「キタナイ」と思ってしまった受講生の皆さんも、
その後の、「なぜ部屋がそんな状態になってしまったのか」理由を聞くと、「そっか・・この人もたいへんだったんだね。」と理解ができて、その人を責める気持ちは無くなっていきます。
よくわからないままに、表面的な事だけを捉えて「悪い」と即、判断をしてしまう事、
そして、さらには自分なりの価値観で「正義」を振りかざし、声高に主張してしまう事の裏側にある自分の弱さを、把握し、理解しておくことは、とても大切なんじゃないかと思うのです。
■「他人の課題」は当の本人に任せて、自分の課題に取り組みましょう。
テレビの話にもどりますが、
不倫の代償は大きいでしょうが、それをどう乗り越えるか・・は、それにかかわった当の本人たちの問題であって、しょうみ私らには全く関係がない事です💨
今後を見守りつつ、やっぱりどう見てもアカン場合は、ファンをやめれば済む話。
身近にそんな人がいても、どうしてもアカン場合は、見限ればいい話です。
そして、他人の事にかかずらわっている時間を、自分たちの力で変えていけたり、より良くできる『自分の課題」に取り組む時間に振り向けた方がよほど生産的です。
人の事をとやかく言うのは、もうそろそろやめにしませんか(^^。
今日の結論としては、こんなところで。
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