「断捨離出来るような服は買うな」
大事な事だから、二回言った。
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おはようございます!
脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
卒業式やら入試やらは
学校の大変な行事だけれども、
非常勤講師の私には全く関係ない。
だから、この時期はめっちゃ暇なの。
と言う事で、あまりにも家にいるのが嫌になったから
ふらりとショッピングセンターに行ってみた。
昔、子育て中も、子供を連れてイオンとか行くのがなによりの息抜きだったなあ。
■ショッピングセンターに行くと何かを買ってしまっていた昔
本当に、アカン消費者だった近年までの私は
先ほども言ったように、「気分転換」=「ショッピングモールに買い物」
というパターンで、
しかも、毎回何かを必ず購入して帰っていた。
だって、「何を買おうかな」と言う意識で商品を見ないとわくわくしないから
そういう目で見ていると、買いたいものを見つけてしまうのよね。
ちょっと頑張って収入が入った
とか
ちょっと嫌な事があって、気分を変えたい
とか、
子供と一緒に買い物にいくと見栄を張る
などの理由で
買い物に来たからには、何かをゲットして帰りたいわけ。
それなりに楽しんでいたし、ストレスは解消していたと思うけど
そんなにたくさんの服を購入しているのに、
常に服に悩み、おしゃれになれない自分に「なぜ?」とずっと悩んでいたんだ。
■簡単に断捨離で着ていたのは「服にストーリー」が無かったから
で、私はそこまで捨てられないタイプではないから
昔は、時々クローゼットを整理しては
「もうこれは着ない」とパンパン捨ててました。
しかし、その判断が正しかったのかどうか、
今となっては疑問が残る。
だって、その時その時の「判断」は
例えば
おしゃれ達人のコンサルに言われた
「古びた服を着ていたら運気が下がる」とか言う言葉だったりしたからだ。
でも、
今着ているのは、めちゃくちゃ古い服で
それで言うと
「前に着ていた誰かの念がこもっていて運気がわるくなる」とか言われたら
そりゃそんな場合も多少あるかもしれないが
それ以上に、
何人もの人が何十年も大切に受け継いできて、
キレイな状態を維持できるくらい丁寧に扱い
今もまだこの値段で流通している事
に、今は価値を感じるわけなんだよ。
だから、まあ、何を選ぶかの基準は
人にどうしても左右されるものだし、
そうこうしているうちに、
なんとなく自分の基準が醸成されてくるものだから
過去の私を責めてもしょうがないんだけど
今の私なら、過去の私に
「多少古びていても、その服は気に入っていたじゃない。
直したりして着るのもまた味があるものだし、
なにより服を大切にしている事が伝わる事は
悪い事じゃないよ。
貧乏くさく思われる?
そんなに人はあなたの事を見ていないし、
他のアイテムでバランスを取れば、全然大丈夫。」
と自信をもって言える。
たとえだれかに貧乏くさく見られたとしても、
つけているアクセサリーはちゃんとしたものだったりすれば
自信を失うこともない。
ボロボロの古着をなんかいい感じに繕ったりして、
着ている古着屋さんの人はとってもステキだもん。
ピカピカの新品ばかりを着ている人よりも、
なんならステキに思える。
ね、
人の価値観なんて、そんなもんだよ。
だとしたら、
やはり信じるべきは「自分の直感」なんだよ。
つーか、それしかない。
いや、そりゃまだまだ
私だって、自分の直感を信じるのはとても怖い。
本当にこれを着て外に行って大丈夫?と常に思う。
誰か「それステキだね」と認証してくれたら安心する。
今は、それが古着屋さんの人の価値観に頼っているだけなのかもしれない。
でも、少なくとも、
古着は捨てないんだ。
この服が持つストーリー、歴史みたいなものを
私が台無しにするわけにはいかない、と思う気持ちがよぎる。
合わせ方がわからなくても、
なんとかして着ようとするし
おススメされても自分の中で理解できるまでは
着れるようになるまでに時間がかかる事もわかってきた。
去年着る事ができなかったものが
今年大活躍する事もある。
気分が変わって、着なくなった服も
また、何年かしたら復活してくるものらしい。
とにかく、ここんとこずっと古着推しの私だがそれは、
それはこの「衣服ロス」の問題の解決策が
私にはいまんところ、古着しかないからそうしているという事なんだよ。
古着の世界を知る事で、
この資本主義の大量生産大量消費の世界から抜ける事が出来る。
流行の洗脳を受ける事もない。
自分らしく着こなす事はまだまだ未熟だけど
ずいぶん成長して変化してきた自分が少し誇らしくもあるから
しつこくこんな発信をしています。
ビンテージ古着はどんどん品薄になっていて、
値段が上がってしまってるみたい。
初心者が買うのは実際ちょっと難しいみたいだ。
だから、国内でちゃんといい服をつくり、未来のビンテージ古着に育つような
アパレルメーカーが頑張ってくれたらいいなって思う。
消費者がちゃんと理解して買うようになれば
きっとそういう企業が増えてくるはず。
アメリかの古着ではなく、日本産のビンテージ古着が一番価値があると
50年後に世界で言わせたい。
とまあ、妄想の世界に入ってしまったが
同じ服ばかり着るのは恥ずかしい。
まずは、この概念から外していこうか。
本当に恥ずかしいとは、どういう事か。
私的には、簡単に断捨離をしてしまうその感性こそが恥ずかしいと思ってしまうよ。
あなたはどう思う?
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