「捨てない」を目指す買い方

受動的な「捨てられない」ではなく主体的な「捨てない」意思を持つ

「捨てられない」事は悪くない。だって、私たちはものを大切にする日本人なんだもの。

そこから一歩進んで、「捨てられない人」から「捨てない人」へ変化しよう。

 

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おはようございます!

脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。

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片付けなんてのはほどほどでいい。という持論を展開する私ではありますが

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そのためには

「消費行動」が適正である事が条件ではあると思ってる。

 

必要なものを適切に購入して

大切にメンテナンスして、

賢くそれらを使い切るような生活をしていれば

ものが増えすぎることもないから

特別なノウハウやスキルがなくても

片付けに困るなんてことには

ならないんだ。

 

 

 

ただ、それが出来ていないから

「片付け」がここ数年、問題となっていると私は感じている。

片付けの問題は「消費行動」の問題なんだ。

 

 

 

そして、その消費行動の歪みのもとになるのが

「自分に対する欠け」の意識。

 

自己肯定感の低さや、

他人との過剰な比較の罠にハマってしまい視野が狭くなることが原因だ。

 

 

そこに気がついて意識を変えなければ、

確実に片付けはまたリバウンドする。

 

 

 

 

今、私たちは

メディアの「広告」などの

「消費者にものを買いたくなるような心理」にさせる多くの情報

に日々晒されている。

 

無自覚にガードもせず

裏側にある意図に気づきもせずに

これらの情報を受け取り続ける限り、

 

私たちは

常に何かしらの欠乏を感じ続け

その欠乏を埋めたい衝動に抗えず

モノをずっと欲しがり続けることになるだろう。

 

そうなれば、ものは常に増え続け、捨てられず、

片付けは一生終わらない。

 

 

 

 

自分の「もの」に対する意識を変えること。

自分の中の「欠乏」が何か、

ちゃんと理解し受け止め、

ありのままの自分を、まずは認めること。

 

それら「自己認識」は

あなたの心が具現化した「部屋の中にあるもの」

ちゃんと向き合うことでしか変えられない。

 

その具体的な手段の一つが「片付け」なんだ。

 

 

「モノの片付け」は「心の片付け」でもある。

 

 

 

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🔶「捨てられない」のは日本人なら当たり前

 

 

加熱しすぎた資本主義社会に生きる私たちが

無自覚に情報を受け止め、

素直に影響をうけてすごしていれば

ものは確実に増えてしまうだろう。

 

ものが増え続けたら

当然、その分排出しないと、

そりゃ家の中は狭くなるし、

片付けの難易度も上がる。

 

それに、部屋の中に増え続ける

いろんな「もの」はそれなりに

「まだ使える」存在意義のあるものばかり。

 

 

「モノには魂が宿る」

という意識で生きてきた

私たち日本人としては

一つ一つのものに対して、

「いらないから捨てる」などと

そんな

物の命をぶった斬るようなことは

出来なくて当然だ。

 

 

しかし、

だったら、新しいものを買うなよ

ってなるんだけど

それが現代社会的に難しいから問題なんよねー。

 

だって、

持っているものよりも

格段に魅力的なものが

安く売っていたら、

買いたくなるのは仕方ないし

 

これを使えば素敵な自分になれる、

と思えば

それを買って、

未来の素敵な自分を手に入れたくなるのも、

また仕方ないんよ。

 

 

どうすりゃいい❓

 

 

🔶解決策はただ一つ。「本物を見分ける目を養う」

 

一見解決の道がないように思える

資本主義の末期症状だけど、

解決策がないわけではない、

と私は思う。

 

それは「本物を見分ける目を養うこと」

 

片付けのプロとしての私の感覚として

ものが多くて片付いていない人のほとんどは

「安いもの」を買い込んでいるという特徴がある。

安いもの、というか

「これでいいか」的な感じで、

安易にものを購入している傾向に

あるとおもうんだよ。

 

もちろん、例外はあるけれど、

「安いもの」で自分の心の穴を塞ごうとするものの、

結局本物ではないから満足度が低く、

次々と別のものが欲しくなる・・・

というサイクルに陥っていることが多いんだ。

 

 

価格の高い安いは、

もちろんその人によって違うけれど

その人にとって

「これは高価なもので、大切なもの」

と認識しているものは、

案外ちゃんと仕舞われていて、

散らかっていない。

 

 

価格が安いと嬉しい反面、

安いから、その物の価値は低い

と、心の中で判断してしまうから

ぞんざいに扱い、結果散らかる。

 というのはあると思う。

 

昔の日本人が、「モノに魂が宿る」と感じていたのは

その「モノ」を作った人やその人の苦労や思いが見えていたから

そのように感じることができたのかもしれないが

今はそうじゃないもんね。

 

わかるのは「金額」だけ。

作り手の顔なんて、見えやしない。

どこで作られたのか、誰がどのように作ったのか。

材料はどこの国で作られて、どのように輸送されて、

店頭に並んでいるのか。

 

この商品を作るためにかかった総コストは。

これにどれくらい利益が乗っかっているのか。

人件費は。

環境負荷は。

 

 

まーーーーーったく、わからないまま、

ただ「金額」だけ見て買う。

 

 

そりゃ、大切になんかできんわよね。

感謝のかけらもない。

散らかるのは当たり前だ。

 

 

 

 

 

2024年が始まった。

元旦から怒涛の始まりの一年だった。

 

これはもしかしたら、

こんな消費を続けている、私たちに対する

神様の怒りの表現かもしれない・・・と

心の中でちょっと思った。

 

 

世の中のことを、人ごとだと思わず、俯瞰してよく見ろ。

自分の中の「考える力」を取り戻せ。

このまま、地球の資源を無駄に浪費し続けて、いいと思っているのか。

「捨てる」事は地球にある資源を無駄にしている、

つまりは地球そのものを「殺している」ことと同じなんだぞ・・・・。

 

 

 

そんな風に神様に怒られたって、仕方がない・・・。

 

 

そして、そこに気がついていない人がまだまだたくさんいる。

 

 

 

こんなことを言っても、みんなは興味を持たないかもしれない。

余計なお世話だと思われるかもしれない。

頭のいかれた環境活動家、みたいに思われるかもしれない。

そんな恐怖から、なかなか大きくは発信できない私だけれど、

 

そんなことを言っている場合ではないかもしれないと、

ちょっと思うんだ。

 

 

みんなはどう思う❓

 

とりあえず、「捨てることはいいこと」という意識だけでも変えてみようよ。

捨てなくていいような消費行動ができる賢い消費者になろう。

具体的にどうしたらいいかは、

それぞれのアイデアを出し合おう。

 

 

私たちの、この小さな一歩が、世の中を変えるんだ。

 

 

 

 

 

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