「ものが捨てられない」と言うことを自分の欠陥みたいに言う人がいるけど、
捨てないことは悪いことじゃないよ。そんなあなたにはぜひ、「エシカルオーガナイザー」になってもらいたい。
今日はものを捨てなくても、お部屋にある散らかったものを使いやすく収納する方法を三つお伝えします。
おはようございます!
脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
いっつも「捨てなくていい」なんて言うけど、竹内さんは甘いんじゃないの❓
片付ける基本はやっぱり「捨てる」でしょ。
不要なものを持ったまま、片付けなんてできるわけない。
そんなふうに思う人もいるかもしれませんね。
確かに、程度にもよりますし、
最終的には「不要なものは手放し」て、
「自分にとって大切なものだけを選んで暮らす」のが理想です。
でも、そこに至るには、いくつかのステップがあって、
何も初めの段階で、ゴンゴン捨てなくてもいい、
と言うのが、私の考えです。
他人からものを捨てるタイミングを強制されると、自分の判断が鈍りますからね。
心がちゃんと定まっていないのに、
ゴンゴン捨てるなんて、ちょっと危険
だし、使えるものまで捨てちゃうのはエシカルじゃありません。
使える可能性があるのなら、ちょっと片付けて、ちゃんと保管しておきましょう。
それに
「無理に捨てなくても快適な暮らしを手に入れられる」と思うことは
片付けステップの途中段階の人にとっては、心が軽くなり、片付けに取り組みやすくなると思うんだよね。
収納グッズを買ってきて、綺麗に収納するのと
その人にとって捨て難いものを捨てる・・・のは、どちらも同じく
「最終段階」にやるべきこと。
ケーキ作りで言う「イチゴを乗せる段階」なんよ。
それを、いきなり最初からやろうとするから
「片付けが苦手」と言うことになるんじゃ。
と言うことで、今日のブログは
✅「ものが捨てられない」と言う時に、頭に思い浮かべるのは自分にとってめちゃ捨て難いものばかり
✅ものを捨てなきゃ片付かないと思い込んでいる。
✅捨てるもののことばかり考えて、自分には何が必要なのかを考えてみたことがない。
とお悩みのあなたにピッタリの内容となっています。
ぜひ今日も最後までお付き合いくださいね✨
目次
■空間には二種類ある

黄色の部分がゴールデンゾーン。ここが一番使いやすい反面、ここに不要なモノも溜まりがち。
まず初めに、空間の役割について少しお話しすると
空間には
・めちゃ使いやすい「活動空間」と
・ちょっと使い難い「休眠空間」があると私は考えます。
活動空間とは、いわゆる「ゴールデンゾーン」と言われる
手の届きやすい、行動動線上にある空間のこと。
ものがしぜんと溜まっていく、いつも使うケータイや書類なんかが自然と溜まっている場所。そこがあなたのゴールデンゾーンです。
いかがですか❓思い当たる場所、ありますか❓
問題なのは、そのゴールデンゾーンに、「今使っていないもの」「今そこに無くてもいいもの」が混ざっていること。
だから、そこを全出しして、見直せばいい。
■上部空間・下部空間の活用法

上には軽いモノ、下には重いもの。そして使用頻度が低いモノを置く。
では、もう一つの「休眠空間」とは、ゴールデンゾーン以外の場所。
手が届き難い「上部空間」と、取り出すにはかがまなくちゃいけない「下部空間」。
そして、行動導線から離れた、ちょっと奥だったり、歩いてその場所まであまり行かない場所
例えば、
・リビングのテレビのあまり開け閉めしない窓側にある収納
・2階寝室のベッドの奥にある収納
・使っていない部屋の押し入れ
などがそれに当たることが多いかな。
あなたにもあるんじゃないですか❓
「この収納の中、何が入っているんだっけ。。。」と思う場所。
そこか「休眠空間」です。
■捨て難い二軍のアイテムを綺麗に保管して休眠空間に配置する

捨てられないなら、腹をくくってきちんと保管。
空間の役割が決まったら、
全出しして分類したものたちの中で、
「二軍」入りしたアイテムたちを綺麗に保管、もしくは移動していきましょう。
・「思い出保管」の方法と考え方
「使わないけど捨てられない思い出」のアイテムは、心置きなく「保管」に回せます。
アイテム別に分けて、箱に入れましょう。
もちろん外側には分かりやすくラベリング。服ならば写真やイラストを描いたメモを貼ってもいいですね。
保管したい理由もあるといい。「パパとの初デートに着ていた服」とかね。
そして、家の中の一番奥の使い難い場所に、きちんと配置して家の守り神になってもらいましょう。
大切にした物は、きっとあなたを守ってくれる。
その代わり、そこまで大切じゃないものは、この際次のステージを用意して、あなたの呪縛から解放してあげるのも手です。
「もの」の立場になって考えた時、モノだって誰かに喜んで使ってもらいたいはず。
ものの人生が終わっているのなら、きちんとさようならをして、来世に送ってあげることも必要かもしれませんね。
忘れられて放置・・・が、一番かわいそうです。
・「たまにつかう二軍」の収納方法

二軍の服は引き出しケースに入れて、低い位置に配置。
これが一番厄介なんだけど、考えがいのあるところ。それが「たまにつかう二軍」です。
服にしても、食器にしても、
「特別な日に使いたい」とか
「好きなんだけど着こなせていない」とか
二軍入りした理由も様々だから、収納方法は一つではありません。
ただ、それらがゴールデンゾーンになくてはいけないか・・・と言うと、そうではない。
それは事実です。
だから、「上部空間」か、「下部空間」、クローゼットならば「両サイドの角」
を「二軍置き場」と決めて、うまく配置していきましょう。
私はクローゼットの一番下の深い引き出しを二軍服スペースにしています。
平置きだなならば、奥のスペース。
常に出そうと思えば出せる場所において、
うまく活用できないか、ときどきファッションコーデを組んで四苦八苦しております。
服は、組み合わせ次第で生き返ることもあるから、
短絡的に「一年着ないから捨てる」と言うのは勿体無い。
ギリギリまで活用法を考えて、長くあなたが使ってあげることを目指したいものです。
あなたには、その服を「選んだ責任」てのがあるからね。
■まとめ
以上、捨てない片付けの具体的な方法を今日はお伝えしました。
もちろん、「着心地が悪い」とか「絶対使わないくらい質が悪い」などの明確な理由がある場合は
消費者としての自分の判断能力の低さを反省し、
次からの消費行動に生かす決意で捨てるのはアリです。
がっ、
「一日一個捨てなくちゃ」とか
「捨てたら運気が上がるかな」とか言う理由で
安易にものを捨てるのは(まあ、私もやってたけど)
倫理的にはよろしくない。
捨てる時は「大反省とセットで」。
「二度と安易な買い物はせず、責任を持って今後はものを選びますーーーー( ; ; )」と
号泣するくらいの痛みを感じながらリサイクル、もしくは貰い手を探す。
いやー、そう考えると、ものを捨てるって、めちゃ手間だよね。
もう、簡単に捨てるようなものは買わないぞ、という決意が固まること間違いなしです。
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