会社で共有の道具を使った後もとに戻さなければ、いろんな人に迷惑をかけるし、上司から怒られる。から、だいたいの人はそんな事はしない。片付けは他者への思いやりでもあるのだ。
■徳島・脱力系お片付け・ライフオーガナイザー®竹内真理のブログ■
こんばんは(^^♪
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
会社でみんなで使う共有のモノを、使った後もとに戻さないのは超迷惑です。
「あれっ!ない!」となると、探し回る羽目になり、作業効率がめちゃ下がる。
それは家族でも本当は同じだよね。
でも、結構家ならばやっちゃう。それはどう考えても「甘え」です。
家にいる時くらい、甘えてもいいじゃない、と許せる範囲ならばいいけど、ママの顔が般若のようになっているとしたら、それは大問題。
家族にも最低限のルールがないと、スムーズにはいきません。
信号のない道路みたいな感じだと、安心して運転出来ませんもんね。
使ったモノは元に戻す。それは他者への思いやりでもあります。
それをめんどくさいの一言で終わらせるというのは「自分の事だけしか考えてない」という証拠・・・。
小さなことではありますが、大切な事。上手に日常生活の中で習慣化したい事の一つです。
目次
■子供の言い訳あるある
自分はモノを使った後もとに戻さないのに、自分が使いたいときに、モノが定位置に無いと無い!と騒ぐ・・というのは、子供にはよくある事です。
その時に、「ああ、モノが定位置に戻っていないと、こんなに困るんだなあ。今度から僕も使ったらちゃんと元にもどそう・・・」なーんて、想像力を発揮できる子だったらねぇ・・・(´;ω;`)苦労しないんだけど、
たいていの場合、そうはうまくはいかないよね。
また、自分が使ってもとに戻していない事を指摘されたら、
「あ、忘れてた💨」か、
「今戻そうと思ったんだよ!」か、
「あとで戻しとく」の、いずれかでしたよ。うちの子は。
そして、毎日それの繰り返し。
片付けのルールを身に着けてもらうために、私はいったいどうすればよかったんでしょうねぃ・・・。
■怒らず、笑えるインパクトのあるバカバカしい方法を考えてみよう。
「もとに戻さなかったら罰金50円徴収」とか、
「毅然とした態度で叱る」とか、いろいろと頭に浮かびましたが、そんな事はすでに散々やって失敗しているわけです。
例えば「ぼくじゃないよ、おねえちゃんだよ」という責任転嫁作戦とか、
「あとでやるやる詐欺」で何度もはぐらかされるとか、
いちいち怒っていたら、こちらのエネルギーレベルは下がるばかりで、
結局私は、片付けのしつけをほぼほぼ放置するはめになったのでした。
どうも、そういうのって経験上、〇そまじめに考えれば考えるほどに泥沼にはまるような気がします。
だから、今日はとってもバカバカしい路線で一つアイデアを練ってみました。
それは、「モノ」自体に「定位置にかえせ」と主張してもらう作戦です。
例えば、ハサミで考えてみましょう。
①定位置にびょーん(ライフオーガナイザー内で流行っている100均で売っている伸びるやつ)で固定しておく。

これね。(作業用ウエストポーチにくっつけて落下&忘れ物防止)
作業は定位置でやってもらいましょう。
②はさみに「おうちに帰してあげてね」とメッセージを書いておく。

ママのかわりにうったえてくれます。
これでもだめなら、次はこれで行きましょう。
③もっと切実にうったえてもらう。

使う時はクマごと。使いにくっ!
ここまでやれば、きっと大人になっても覚えていられるくらいインパクトに残るはず。
■モノには一つ一つに「家」がある。
いちいち怒っていても、泣けるくらい子供は平気で忘れます。
怒るのは疲れるから、たまには違うやり方も試してみましょう。
すっごいくだらないアイデアを、これでもか!と繰り出して、子供が笑って「しかたないな」と思えるように持っていくのも、あながち悪くはないとおもいますよ(^^。
全てにこれをするのは無理だけど、一つでも「お家に帰してあげる」という感覚が身に付けば、案外他の道具に関しても、同じように戻してくれる可能性はあります。
■どうやったらルールが守れるか、一緒に考える。
何度言ってもリビングの扉を閉め忘れる子供に(ドアが開いてると冷気が入るから閉めて欲しいのよ)
どうやったら忘れずに閉める事ができるか、あれこれ考えたあげく、
輪ゴムをつないでゴム紐を作り、ドアと壁をつないで「自動ドア~」とか、やった事もありました。
まあ、当然失敗するんだけど、
楽しく対策を一緒に考える事で、「ドアを閉める」という事に意識が向いて、けっこう閉めてくれるようになりました。
怒るな・・といっているわけじゃないけど、
普段から怒る以外の方法を混ぜて置く事で、
たまの「怒り」が効果的になる・・・というのはあります(^^)。
押してダメなら、引いてみろ。
ルールを守る事で、みんなが楽しく暮らせる。そんな大切な事を子供の心に「すっ」と入れるためには、「笑い」はとても効果的です。
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