子育て

【勝手に新・日本住宅論】子供部屋に広さは必要か否か。

子供部屋は狭くてもいいじゃん・・・と思っています。でも、実際に甥っ子姪っ子に聞くと「広いほうがいい!」と…そりゃそういうよね。でも実際のところ、どうなん?

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こんばんは(^^♪
脱力系ライフオーガナイザー®
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。

昨日に引き続き【勝手に新・日本の住文化論】シリーズ。

今日は「子供部屋」です。

 

■子供部屋を親が作りたい理由

部屋がないと友達を呼べない。まあね。一生のうち、ほんの一瞬しか使わない子供部屋だけど、たしかに一時期は必要なんよ。うーむ。

住宅業界や、設計士さん界隈では、「子供部屋は最小限でおっけ」理論が結構言われるので、私もそれが一般論だと思っていましたが、

一般的にはやはり、子供部屋はそこそこのものを与えてあげたいと思っている人が多いです。とくに、自分が親から与えられた広さよりも小さくすることに抵抗がある方が多いみたいですね。

子供の意見としては、友達の部屋と比べて自分の部屋が見劣りする事が嫌だという意見。

なるほど・・・。

「○○ちゃんの部屋は六畳だから」なんて言われたら、親としても「えーーー・・・」となります。

そんなことを言い始める前に、さっさと建てちゃうってのも、一つの案です。

 

■子供部屋が小さくていいと思う理由

・中学生になるくらいまではリビングでしか勉強しない

いままで見てきた家で、小学生で二階の自分の部屋で勉強をしている子は一人しか知りません。しかも、その子の親は、子供の勉強のわからないところがあれば、いちいち二階に教えに行ってました。

その根性がママに無い限りは、子供はリビング学習がベストの選択枝だと言わざるを得ないでしょう。

・リアルに子供部屋が必要なのは独立までの6年間

幸いにして中学入学時からは部屋で勉強を始めたとしても、そんなお利口な子供はきっと県外の大学に進学する確率が高いでしょう。(←とてもおおざっぱな分析)

うちの子たちも、お利口ではありませんでしたが、あっさり独立してしまい、子供部屋はがらんどうです。

・部屋が広いとモノが増える。

モノが増えるのは大人だけじゃないのよ。

しかも、子供たちも結構ものを溜め込みます。マンガとか、なんかのグッズとか、ありとあらゆるものがどんどんたまっているにもかかわらず、それをそのまま置き去りにしてあっさりと独立します。

自分の部屋を空っぽにして独立してくれる・・・なんて、夢のまた夢だと覚悟しておきましょう。

あげくに家族を増やして帰ってきます。「寝る場所なんて無いんじゃーーーー!」と一喝したいものの、可愛い孫がいたらそうもいきません。泣きながら子供部屋の整理をするのは、そう、あなたです。とほほ。

・部屋にこもっていても勉強しているとは限らない

頑張ってる・・と思ったら、隅っこに落書きしてた!

自分もそうだったから言いますケド、子供が自分の部屋におとなしくいるのは、必ずしも勉強しているわけではありません。

というか、ほとんどは自分の好きなような事をして遊んでいます。

親の目が届かない「子供部屋」ならばなおさらです。

私はひたすらマンガを描いているような子供だったから、机はフル活用していましたが、そうでもない子、とくに今はケータイでなんでも出来ちゃう時代です。

勉強机のうしろにベッドがあるような環境も、本当はよくありません。

「あー、ちょっと休憩」が、ずっとの休憩になる事くらい、あなたも身に覚えがあるのでは。

 

■【妄想提言】勉強集中部屋を別に設ける。

 

つまり、子供部屋と勉強部屋を一緒にしちゃう事が、問題の根本原因ではないかと、私は考えます。

子供部屋は、あくまで「各自がすきなように英気を養うプライベートスペース」と考え、カプセルホテルとまではいかなくても、小さなビジネスホテルの部屋くらいのスペースでも十分機能は果たせます。

本気で勉強する子は、きっとどんな空間でも集中して勉強するでしょうし、これからの未来はさらに机は狭く、本棚なんかはそこまでいらない時代になるでしょう。

それよりも大切なのは、まだ勉強の習慣がついていない小学生時代の学習環境についてです。

 

・リビングで勉強したいが、下の子が邪魔をする。

おにいちゃーん、見てみて~。お口がまっさおになったよぅ~。

予想以上に子供の学習の邪魔をするのは、「下の子」です。

上の子が集中したくても、下の子がとなりでゲームをピコピコ、ビデオでアンパンマンとか流されたら、集中出来るはずありません。

ママは、ご飯の用意をしながら、上の子の宿題も、下の子の機嫌もとらなきゃいけない。

まさに夕方の修羅場・・・。

 

この問題、ダイニングテーブル脇に作った「スタディカウンター」では、実際には解決できない問題です。さて、どうしましょう。

 

■イメージは「カフェ仕事」。ちょっとした雑音が集中力を高める。

なぜか集中できる「カフェ仕事」。人目があるからこそよそ見せず仕事をする自分を演じるという効果が。これ、使えるんじゃないの?

 

わたしが思うに、一階のリビングやダイニングテーブルでの学習ではなくて、少し別の場所・・・例えば、キッチンの横の家事室的な場所の一角に、スタディコーナーを作る・・・という案です。

兄弟が多いとリビングでは勉強出来ない、という悩みに。

ま(^^♪

妄想劇場ですから、「こんなスペース無いよ!」なんて夢の無い事は言わないで・・・。

でも、アイロン台やミシン台を置くスペースがあるなら、こんなスタディスペースを捻出するくらい不可能ではないはず。いずれママがこのスペースは好きなように使えばいいのです。

子供が小学生の頃って、どうしてもママの勉強のサポートが必要なんです。

そして、下の子からの妨害は、けっこう上の子のストレスになっています。

ちょっと隔離してあげつつ、大切に守ってあげてもいいのかな・・・なんて(^^♪。

 

ちょっとの工夫で作れるスペースだと思います。

 

 

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