インテリアの中核になるものって必要です。今のところその役割を担っているのは「ソファ」。
これがないと広いリビングはなんだか体育館みたいになって落ち着かない。あるとびしっと決まるのは私もよくわかる。でもなぁ。うまく活用出来ている人が少ないんじゃないのかなあ・・・と思っていた予感はライフオーガナイザーになってから、余計にひしひしと感じるようになりました。
■徳島・脱力系お片付け・ライフオーガナイザー®竹内真理のブログ■
こんばんは(^^♪
脱力系ライフオーガナイザー®
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
昔っからなぜか「そこそこ良いソファ」を売る仕事に縁がありました。
ソファってやっぱり「お値段相当」なんですよね。
見る人が見ると、わかっちゃうような「お値段相当のオーラ」を放ってしまう。
だから、買うならそこそこ良いものを買わないと、家の真ん中に「でかい偽物」が鎮座してしまうという事態を招いてしまうという残念な結果に・・・。
まあ、それはそれで、愛用しているのならばいいんだけども、座り心地が悪いと、結局座らないんだよね。
あなたの家のソファは、何か座ってます?
ちなみにうちのソファは猫のまめちが鎮座しております💨

まぶしいらしく目隠しして寝てるまめち。
■日本人「床に座りたい欲求」
これが欧米の家ならば、ソファは必須だよね。だって、床に座れないんだもん。
でも日本の家ならば、どこにでも座れちゃう。
リビングテーブルがまあまあ広ければ、絶対その横にペタンとすわっちゃって、書きものしたり、ご飯食べたりしちゃう。
その時にソファは・・・・背もたれなんだよね。
ソファって座椅子の代わり?それともインテリア・・・。そして座っているのはたたむ前の洗濯物だったり、脱いだ服だったり、毎日使うかばんや、なんなら書類置き場だったりして(´;ω;`)。まあまあな率でソファは物置と化している。
ここんとこ、リアルに「日本のインテリアの問題点」なんじゃないのかな。
「応接間」のアイテムだったソファが家族用としてテレビの前に陣取るように移り変わってはや50年あまり。そろそろ次の手を打ってもいいんじゃないの?なんておもうわけです。
もっと日本の住文化にピッタリフィットするリビングのあり方ってないんじゃろか。
■あなたはどんな感じにリラックスタイムを過ごしている?
とはいえ、ソファを否定しているわけじゃないんですよ。
さっきも言った通り、リビングはソファ無しだとなんだか締まらない。
でも、リアルな使い方をしていたら、インテリア以前の問題が発生しているような今の現状。何が問題なのか。何が私たちにフィットしていないのか。
それは、私たちのくつろぎ方に問題があるように思うのです。
たとえばあなたは、どんなふうに「はーーーーっ疲れたっっ・・・。ちょっと休憩」となったときに、どんなスタイルをとりますか?
ちなみに私はごろんと寝っ転がりたいのです。
夏は涼しい北側の和室に。
冬はこたつのある場所に。
読んだ本もそこいらへんに置けちゃうし、こたつの周りはお洒落空間を維持することなんて不可能。
子供がいたら宿題もするでしょう。ランドセルは床置きが一番使いやすい。ばーーーってなります。
・・・なーんて事を考えてみたら、実は
本当に私たちがくつろげるリビングって、実は和室四畳半だったりして。

多少散らかっていても、ゴロゴロしてもいい。そんな場所があってもいいじゃない。家族がついつい集う場所がおしゃれとは限らないよ。
えーーー。
だよね。ごめん。
そうよね。夢がないよね。
でも、たぶん、フィットするよ。今の私たちに。
■お客様をいつでも呼べる素敵ハウスは「パブリックイメージ」。
実のところ、私たちのもつ「片付けなくちゃ」という強迫観念の多くは、この
「公的空間(パブリックスペース)」と「私的空間(プライベートスペース)」を混ぜ混ぜにして、全部を小ぎれいにしようとしている事から起きているのかもしれない。(プライベート空間まで普通におしゃれなおしゃれ達人は別よ。)
パブリックとプライベートをそこそこ分ける事ができれば、ずいぶんと楽になるんじゃないの。
リビングの「接客機能」が低下している今のライフスタイルだったら、いっそのこと「プライベートリビング」を充実させて、お客様が入れるパブリックスペースだけを、ちょちょっと整えてさえおけばいい・・となれば、ずいぶん片づけプレッシャーが減るんじゃないのかな。
お友達を呼んだら、結局ダイニングテーブルでずっと話している・・・というのならば、ダイニングエリアのみを素敵に整えておけばいい。
片付けが苦手ならば、むりにオープンな対面式キッチンにしなくても、手元が隠せる高めのカウンターにしたり、カウンター上にモノが起きにくい「スパルタカウンター」を採用してもいい。
パブリックなダイニングスペースから、プライベートなリビングスペースが見えにくいだけでも、子供たちの散らかしや、リアルな日常風景が悟られなくて済むのは、けっこうなメリットだと思うんだけど、どうかなあ。
最近はテレビ依存率も減ってきているし、
家族のリビングでのあり方も変化していると思う。

中途半端な写真・・・。収納扉、しまってないし。でもこのソファがある事でこの空間が引き締まったというのはある。インテリア的に、このサイズのソファは必須だったのよねー。
ソファ論というよりは、「これからのリビング論」だね。
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理
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