「服は自然とタンスにはいってる」
これ、とある高校生の男の子の言葉。
自然とタンスにはいるわけあるかい!
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おはようございます!
脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
もう大きいんだから
自分の服くらい、
部屋に持って行ってきちんと管理してほしい。
高校生を育てる日本の親の90%がそう思っていると推測する。
何度言っても部屋に持ってあがらない。
あなたが洗濯して、たたんで置いたソファの上や階段の登り口から、
今日着る服を引っ張り出す子供達。
本当にストレス。
とはいえ、
我慢しかねてあなたが
子供部屋にもっていってあげたとて
結局こども部屋の中でぐちゃぐちゃになって
せっかく洗った服がホコリをかぶっているのをみると
「せっかく洗ったのに・・・!」と怒りがこみあげる。
それを何回か繰り返されたら、
もう、自分がタンスまで入れてあげた方がましだ、となるよね。
そしてめでたく
「自然に服が自動補充される魔法のタンス」が
できあがるって事。
さあ、この問題、どうすればいい?
■【基本】ルールははじめに話し合いできめておくことが大前提

できれば小さな頃から始めたいが。
まあ、こういう悩みって解決策が無いようにおもっちゃうけど
案外、はじめの盲点として
あなたが
「子供にちゃんとルールを伝えていない」
ってのは問題点としてある。
大きくなったとはいえ
高校生くらいの年齢では、
まだまだ【察しろ】は通用しないので
「部屋に上がるときに絶対持って上がる事。そのまま放置で日付が変われば即没収」
みたいなルールを
ちゃんとした協議の上決めておかないと
後々「後でやろうと思ってたのにっ。うざっ。」などと言われて
あなたが余計にイライラする事になる。
なんなら思い切って捨てたいと思うかもしれないけど
学校の服など、捨てることが出来ないこともあるから
ここは【捨てる】ではなく【没収】くらいにしておこう。
感情的になって捨てるのは
地球の資源を無駄にする点でも
お金を無駄にする点でもよろしくないからね。
ほんとうは恐怖でルールを守らせるのは好きでは無いが
ルールや期限を守るのは社会人として当たり前の事だし
ちゃんとしまうことは、ものを大切にすることと同義だから
勉強だとおもって割り切ってやればいいと思うな。
正直、
子供達が片付けられないのは、
なんだかんだと甘いあなたに【甘えている】だけなんよ。
片付けないと死ぬと思えば誰でも出来る事だから。
洗濯物をして、干して、たたんでくれている
あなたの労力に関して
まったく感謝もなく、意識もしていないのは
人としてアカン事だから
そこはちゃんと理解してもらおう。
子供たちが【わかってくれない】のは
それがわかるような経験をさせていないから。
知らなければ、やれるはずが無いじゃんね。

家事スキルを身につけてから大人にならないと、困るのは子供自身だから。
子供の自立を本気で考えるなら、
ルールを決めて、それを破ったらペナルティ。
そんなゲームを親子で楽しもう。
たとえば
没収した服を返してもらう罰ゲームとして
【洗濯物を洗う、干す、たたむ、しまう】
あなたがやっている一連の流れを
まるごと変わってやってもらうというのはどうだろうか。
家事はやらないと大変さがわからない。
そしてやってみると、
以外と上手にこなせた自分に自信がつくこともある。
もちろん、任せたら余計な口出しは最小限で
目指すゴールのハードルも、初めはぐんと下げて。
綺麗にたためていなくても
しわくちゃでもただ、黙って見守って。
あなたが何も言わなくても
一通り自分でやると、
何かしら見えてくるものがあるはずだよ。
自分で気がつくことが大切なんだ。
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