賢い消費者になる

服のリサイクルでは不十分!?本当の衣服ロス削減のキモは「買い方」にあり。

 

今日はちょっと後半熱くなりすぎて、しかも長い。でも「衣服ロス」の問題は、それくらいみんなが考えて意識を変えるべき時が来ていると思うんだ。だから、最後まで読んでほしい・・・。

 

 

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おはようございます!

脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
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ちょうど一年前くらいに

小松島市で行った「衣服ロス+オーガナイズセミナー」の続編の講演依頼が来た。

 

「小松島市では衣服ロス削減活動の一環として、古着の回収を去年から始めたのですが、

いまだに大量の状態のいい古着が集まってきます。

リサイクルに回すだけ、ましなのかもしれませんが、

これは

市民の皆様が、特に何も考えず服を買い、

長く着る前に「いらない」と判断し、回収に出してしまっているのだろうと推測されます

 

だから、もう一度、わたしに

前回の衣服ロス削減と片付けのセミナーをしてほしい

とのことでした。

 

「もっと多くの市民の方に話を聞いてもらい、意識を変えてもらいたい。」

 

 

いやー。感慨深い!

ありがとうっ!小松島市!

わたし、がんばるっ。

 

 

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■服のリサイクルの現状

古着の寄付の裏側:アフリカでの現状とは?

 

私がなぜ

リサイクルでは足りない、と言っているかという理由は

上記の記事を読んでもらうのが一番手っ取り早いけど

 

時間の無い人のためにバクっと説明すると、

いくらリサイクルに出したとしても、

その服が次の人に活用されている可能性はめちゃ低い

と言う事であり、

 

さらに言うなら、残念な事に

その善意でリサイクルした古着が、

結局かの地でゴミになって地域に悪影響を与えている

と言う事なんよ。

 

 

 

私の前回のセミナーを聞いてくださった小松島市環境政策課の方は、

そんなリサイクルの裏側の事情を知ったからこそ、

「リサイクルすればよし」という解決策では不十分

で、その先の事まで考えなきゃいけないと判断した、

 

つまりは

「服を安易に購入し、安易に手放す」という消費行動から

「捨てずに長く大切にする」という風に変えたい

のだろうと思う。

クロワッサンの特集「捨てない片付け」に見る、家族も快適な「ライフオーガナイズ」的解決策

 

「捨てない」ライフスタイルは、

「自分がずっと大切に出来るくらい好きなモノ」

を探す力を身に付けないと実践できない。

 

それを見つけるためのライフオーガナイズの片付け・・という事。

衣服ロス削減とライフオーガナイズはめっちゃ親和性がある。

 

 

 

まあ、自分の価値観の明確化や自己肯定感の向上には時間がかかるけどね。

☟☟☟

こちらの記事も参考にどうぞ「私のファッション迷子遍歴」

 

 

■古着はエシカル?

 

と言う事で、ここからはちょっと古着の話。

古着の真っ赤なコートをネットで購入した。私はこの冬、これを着こなせるのか。

・エシカルファッションとしての「古着」

 

ちなみに私は、

「エシカルファッショニスタになるために、古着マスターになる」といって

数年前から古着修行をしている。(まだまだコーデ力が発展途上)

 

というのも、今まで安い服しか買ってこなかった私は、

ほんまもんの「アカン消費者」代表みたいなもので

チープで流行に流された服を、月に1~2着(なんならもっと)購入していた。

 

そんな私なのに

片付けセミナーで衣服ロスを取り扱うようになったものだから

体裁悪くて安易にファストファッションを着用できなくなったんよね。

 

だからといって、

高いブランドの服や、

エシカルブランドの服はなかなか買えないので

仕方なく「古着」と言う選択肢を取るようになった。

 

 

・レギュラー古着とビンテージ古着

 

 

で、わかってきたことは、

古着にはレギュラー古着とビンテージ古着の二種類があって、

その二つは、実は全く別ものと言える…と言う事だった。

 

レギュラー古着は、

普通の服がリサイクルなどで売られているみたいなもので、

安いけど質的にはそこまで良くない事がわかってきた。

だから、古着だからといってずっと長持ちするわけではない。

 

 

一方、ビンテージ古着は古い時代に作られたという歴史があり、

軍ものや、作業着としてデザインされているので何より丈夫に作られていたり

職人さんが時間と手間をかけて丁寧に作られているモノが多く

手が込んだ作りだったり、材質も石油系素材が使われている比率が低くとても良質なんよ。

自然素材ならば、土にかえるというおまけつき。

 

つまり

今の服というのは、安さを追求し

大量生産をする事で昔の服よりも質が落ちている…と言う事なんよ。

 

昔の技術の方が、今よりもいいの?

技術は進化しているんじゃないの?

いろいろな疑問が湧いてくるが、

 

 

でも、実際にビンテージ古着を着てみると、

「服って人間よりも長生きできるんだな」と思う。

私が死んだあとも、ほぼ同じ状態で次の人のもとに行きそうだ。

 

片付け業界には「一年着ない服は捨てろ」という説、あるよね・・・・。

 

 

 

・本当にいい服以外はアフリカでも「ゴミ」扱いされている。

食のロスも衣服ロスもどちらも深刻な問題。

 

アフリカなどに世界中から山のように届く古着の中でも、

ファストファッションは、

あまりにも質が悪すぎて、

海外にリサイクル輸出しても、

ゴミ同然の価値しかないらしい

 

きびしい事を言ってしまえば、

リサイクルとは輸送費までかけて、ゴミを海外に届けているようなもんなんよ

全てではないよ。でも、ほとんどがそう。

だから古着が輸入禁止にまでなるんだ。

 

もちろん、古着で商売している人もいるから

一概に古着輸入が悪とは言えないにしても、

それが現地の衣類産業を駆逐している一面もあったりして、

根本的に歪んだ構造になっているんだ。

 

 

そして、さらに悪い事には

チープな服は材料が合成繊維、つまり石油が原料だから、

野外に放置すれば太陽光により化学反応が起きて、有毒ガスが出ちゃうらしい。

 

「じゃあ、燃やせばいいじゃん?」て思った?

焼却処分するにも莫大な設備とエネルギーコストがかかるんだよ。

だから、結局、不要な衣類は自国で処分しろと言う話になる。

 

 

国も、私達も、

「貧しい人のために」などと美しいお題目を唱えながら

自分達には不要なモノを他人に押し付けて、処分まで任せて

善人の顔をしているわけだ。

 

 

これが「リサイクル」の闇だ。

 

 

■「安い物」を買いたいという気持ちが全ての元凶だった

セールで超安かったから、全色色ち買いしちゃったー✨

 

服の質の話の次は「お金」の話。

 

ビンテージ古着は、レギュラー古着に比べて高額だ。

だから、私もはじめは躊躇した。

でも、コツコツと揃えていくうちに、違いは理解できるようになってきた。

 

何十年も前の古い物なのに、

何万~何十万するようなビンテージ古着。

 

私はマニアではないから、ただ質が良く、

長く使えそうな定番のアイテムであることを基準に古着を選ぶ

流行と関係なく、ずっと使えるならば、日割り計算すれば安いものだ。

 

おばあちゃんになっても、きっと着られる。

うちの母キヌヨのように、常に安い服をちまちまちまちま購入するような年寄りにはならんぞ!

(まあ、服を買うのはキヌヨの楽しみだから、もうそこに関しては文句言わんけどね。)

私は古着を着こなすステキなおばあちゃんになるのだ。

 

・賢い消費者が増えれば、アパレル産業も変わるはず

 

「こんな作り方は今はもうできない」と古着屋さんの人は言うが

 

そんな服の価値をちゃんと理解して、

高くても買いたいと思える消費者が増えれば

きっと、今のビンテージ古着ばりの長寿命衣類を生産する企業は

現れると信じたい。

 

 

その時にやっと

衣服ロスの問題は解決したと言えるんじゃないかな。

 

 

 

 

■資本主義社会の最終段階

もっと欲しい。もっと欲しい。

 

 

大げさに聞こえるかもしれないが、

衣服ロスの問題は、資本主義社会の最終段階

目に見える形で表れてきた現象の一つだと思う。

 

 

自分さえよければいい。

地球環境?貧困?そんなの遠い世界の話でしょ?

どこかで誰かが苦しんでいたとしても、

自分さえ安くおしゃれな服が手に入れば、それでいい。

自分が捨てるのは罪悪感があっても、

リサイクルボックスにいれて目の前から消えれば一安心。

「なぜこんなに安いの?」とギモンにすら思わない。

 

 

新品の売れ残りも、即効ボーボー大量に燃やされて処分されている。

 

一枚の価格がめちゃ安い上に、売れ残りを新品で焼却処分しても、企業は利益が出ているんだ。

どれだけ、製造コストをかけていないのかがよくわかる。

 

おかしすぎる話だ。

もしあなたが服を作る側だったとしたら、どう思う?

賃金はいくらもらえると思う?

 

 

 

きびしい事を言っているのは分かる。

 

極端な意見だし、間違えている部分もあるかもしれないし、

例外があるのもわかってる。

デメリットばかりじゃない事も。

それに私だって、つい数年前までお世話になっていた。

 

 

でもね。

今のままでは解決しないんだ。

リサイクルだけではだめなんだ。

だから、誤解を生む事も承知の上で、

めちゃ単純化して言ってる。

 

 

 

■買い方を変えよう

自分を表現するために、必要な服はどんな服か。

 

買い方を変えよう。

 

ファストファッションを大量に買って、大量に捨てるのは、もうやめよう

やめるためには、どんな手段があるのか、考え始めよう。

お金がないから高い服は買えないというのなら、

ファストファッションでもいいから、

一枚を少なくとも100回以上は着るくらいの覚悟で大切にしよう。

 

古着の活用もしつつ、質の良さを重視する方向にシフトしていこう。

着物文化の復活も興味がある。

モノを大切にするようになれば、クローゼットは自然と片付く

自己肯定感だって上がるよ。

 

 

 

時代は変わりはじめているんだ。

みんなで一緒に、変わっていこう。

 

 

 

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