本当の素敵ライフとは「本物を知るオトナになる」。それだけ。
おはようございます!
「50%片付け」脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
お世話になっている会社の社長が
「床の汚れを落としたい」
と高温スチーム洗浄機をAmazonでポチって
いそいそと使っているのを脇で見ていたけど
残念なくらい全く汚れが落ちる気配が無くて
よくよく聞いたら
「本物は2万円もするから、4000円のこれを買ってみた」
という。本物ちゃうんかーい!
そりゃ、4000円で20000円と同じ効果があったら、超ラッキーだっただろうけど、
普通に考えて、そりゃないわな・・・・。
失敗がこわいし、二万の出費は痛いから、安物を買ってみてお試し・・・
という気持ちは痛いほどわかるが、
結局4000円をどぶに捨てているような結果となったわけ。
この話を聞いて「社長あほやなあ」と思うのは簡単だけど、
似たような事を私達は、日々繰り返しているんじゃないだろうか。
■部屋に堆積する使わないモノの正体は「自分の安易な夢」の残骸

便利そう。安い。これがあったらきれいになる。使わずに体積するモノ達は私自身が抱いた安易な夢の残骸。
それ以外にも、
似たようなものをたくさん買ってしまうのは、
どんどん目新しい新商品が出て、
「いままでのものより、こちらのほうがより良いかも」
と思うからなんじゃないでしょうか。
「一番汚れが落ちる」とCМされてたら、
つい、今までの洗剤があっても、新しく買って開封して使ってしまう。
封のあいた洗剤をたくさん持っている方、いませんか?
「価格が安い」というのも、モノが増える原因です。
価格が安いと、そこまでしっかり考えずに、ネットでポチっちゃいません?
先ほどの社長の件もそうだけど、
結果、「作りが雑で壊れやすい」とか、「効果がなかった」と、最後まで使い切れない。
物が増えることのほとんどの理由って、こうした「消費行動のミス」の蓄積なんです。
■消費行動のミスを回避するコツ「いいものを使ってみる」

安いモノを買って失敗したと思った回数を覚えておくことは大切。高いモノにはそれなりの理由がある。まあ、いちがいには言えんケド。
骨董屋として目利きになるには、ひたすら本物を見ろ
という言葉があるそうです。
これはなかなかの名言で、
人は本物にふれると、偽物との違いがわかるようになるようです。
もともと「安物買いの銭失い」を地で行く生活を送ってきたこんな私ですら、
天然のアロマオイルの香りを知れば、
合成香料がなんとなく「・・・ちがうな」と思えるようになったし(だからといっていつも天然アロマアイテムは買えないけど)
娘のおさがりのユーズドの服を着るようになってから、
今まで着ていた自分のファストファッションがぺっらぺらに見えてきたり(ぺらぺらだと思いつつ着ているけど)
家具屋に勤めてそこそこの値段の家具を見ていたら、廉価版の家具に魅力のかけらも感じなくなってしまった。(大物家具は特に)
目利きになって「賢い消費者」になると
買い物の失敗がへるから、
必然的に無駄遣いが減ってきます。
良い買い物が出来れば、モノを捨てずに長く使えます。
これって、シンプルにお財布にもやさしいし
グレタちゃんも真っ青の抜群の環境保護効果がありますよ。
多くの人が「賢い消費者」になる事は、いろんな方向に良い影響を与えます。
それはつまり、「簡単に騙されない」事であり
ひいては「まっとうな企業を育てる」事にも繋がり、
「良い社会を作る」事にも繋がっていくからです。
まずは、2022年、一つのアイテムでいいので、買い物の時に「価格」で選ぶのをやめてみませんか。
このご時世に高い価格で勝負をかけているその商品の意気込みには、かならず裏側に「本物であることの誇り」が隠れているはずです。
その「誇り」をあなたの暮らしに取り入れる事で、暮らしに対する愛着が増します。
瞬時に「丁寧な暮らし」が手に入ります。
レッツ・チャレンジ。
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