つまりはこれに尽きる。
あけましておめでとうございます❗️
正月早々母キヌヨにイライラしてしまった
「50%片付け」脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
すっごいしょうもない事なんですが、
原因は例の「服を北向に干してはいけない」です。
挙句に、「うちのお嫁ちゃんは南向きにハンガーにかけている」と比較されたもんだから、
「もうずっと、そちらの素晴らしい南向きの家にいればよろしい」
と、つい言ってしまった。
■母キヌヨの「自分軸」のなさにイラついていると思ったが
ほんとにね、正月早々こんなしょうもないネタでどうなんと思ったけど
これって、私自身の頑固な思い込みに気がつけた、
意外としょうもなくないネタかもしれないと思い、恥を忍んで公開します。
と言うのも、私が「洗濯物北向ダメ問題」に異様に反発してしまうのは
「根拠のない迷信を信じて押し付けてくる」とか
「人の目を気にしてばかりいる母キヌヨ」とか
全体的に「自分軸がない」見本みたいな母親像に苛立ちを感じているんだろうと思っていたんだけど
違ったんよ。
私は単に、「過干渉」に拒否反応を起こしていただけだった。
言葉の中身や苛立つ理由なんて、反論のための後付けだったんだ。
私が母からの干渉を拒否するための正当な理由づけが欲しかったから、
「北向きに干さなきゃいけない根拠はなんなんだ」などと、
あれこれ言っていただけだったんだよ。
■干渉が嫌なのは「言うことを聞かなくてはいけない」と言う思い込みからだった
で、本題はここからで、
イライラしながら母と離れて自宅に帰る道すがら、
また例によって
「キヌヨの目に触れる場所には服は置かない」
などのくだらない対策を考えていた時に、
ふっと気がついたの。
「・・・あえてキヌヨの見える場所に、オール北向きに服を吊っておいたらどうだろう」
親の言うことと、全く真逆のことを平気な顔してやってみる。
よく考えたら、私はそう言うことをしたことがなかった。
■不良のススメ
いや、わかるよ。
50過ぎたおばさんがね
75の母にするようなことじゃないよ。
まじでくだらん事言っていると私も自覚している。
でも、今まで、私って、こういう発想になったことがなかった・・・と、改めて思ったんだよ。
一旦人から指示を受けてしまったら
正当な理由がない限り、
「従わなくてはいけない」と私は思い込んでいたんだ。
だから、従いたくない場合は
正当な理由で反撃しないと、自分を守れない・・・と肩に力がゴリゴリ入っていた。
私は全く100点なんかじゃないのに、どこかで優等生でいたかったんだ。
行動を「間違い」だと責められるのが不本意だったんだ。
だから、細々と自分の価値観でジャッジをしながら境界線を踏み越えてくる母キヌヨに、だんだん苦しくなってきていた。
本心では実はここまで言われたら「服を北向きに干すこと」は、よそ様の前ではやらんとこ、とすら思っている。
私以外の世界中の人は服を必ず「南向き」に干しているのかもしれない、とすら思いはじめているくらいなんだ。
ならばあっさりと言うことを聞けばいいのに、
妙に反発してしまうと言う中学生並みの今回の一連の滑稽な反応は
おまえの「優等生真面目ぐせ」に気がつけよ
・・・と言う、神様からのお年玉だったのかもね。
今度キヌヨが来た時、
クローゼットに私の服がずらりと北向きに並んでいたら、
どんな顔をするだろう。
洗濯物を干すときに、全部北向きに干していたら、どんな反応をするだろう。
その時の母キヌヨの呆れた顔を思い浮かべたら、
ちょっとおかしくなってきた。
■バイキンマンみたいに生きてみる
キヌヨに自分軸がなかったとしても
他人の目を気にしてばかりの人生だったとしても
それはキヌヨが好きでやっていることであって、
私の課題じゃないのに
私は、
自分軸を持って、論理的に考え選択すべき
と言う「べき」と言う私なりの「正義」を固く握りしめて防御していたんだな。
でも、そういう防御はちょっとやめてみよう。
そんなのは、今までの過去の私のパターンとそう変わりないわ。
頑なで、頑固で、クソ真面目で、
論理で人を追い詰める。
そして自分の笑顔も相手の笑顔も失うのだ。
価値観の違いなんて、くそくらえだ。
あかん自分のまんま、大いばりでぶつかってやる。
呆れて「こいつダメや」と思われるくらいまで振り切ったら
バイキンマンみたいに笑って世界が楽しくなるかもしれない。
ね。
ほんと、正月早々こんな話で申し訳ないけど
私みたいな「正しさ重視の頭ガチガチ人間」って、
多分たくさんいるんじゃないかと思って書いてみました。
以上、
脱力系とかいいながら、
全く脱力できていない
徳島お片付けラボ エクリュプラス竹内真理でした。
こんな私ですが今年もよろしくお願いいたします。
この記事へのコメントはありません。