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【家作り】目指せ映える家「デコりたい症候群」は要注意!長く愛せる家作りの秘訣

壁紙、クッションフロア、そしてタイル。

家作りの時に出てくるカタログには

ステキなデザインのアイテムがいーーーっぱい。

せっかく選ぶのなら、ちょっとときめくものを選びたいよね。

 

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おはようございます!

インテリアコーディネーターもやってる

脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。

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私がインテリアコーディネーターになりたいと思ったのも

実家の家作りの時に

壁紙やクッションフロアなどの分厚いカタログを見るのが

とってもときめいたからだった。

 

 

あの分厚いカタログが並んでいるのを見るだけで

憧れの世界が広がっているように思えたものだ。

 

だから、家のインテリアで冒険したくなる気持ちはとっても理解できる。

やりたい。やりたいよね。

白ばっかじゃ、ツマラナイよね。

 

 

 

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■自分の家だから自由にやればいい・・・とスパン!と言い切れない理由

 

基本的に私は、本人の自由意志は認めるべきだと思ってる。

子育てでも、

学校教育でも、

もちろん片付けでもね。

 

だから、「こうすべき」と言うことは

出来るだけ言いたくない。

たとえ失敗したとて、それもまた貴重な経験だからだ。

 

 

でも

 

でも

 

こと家のこととなると

多少口が出る。

なぜなら、家の場合、その一瞬のときめきで選択した状態が

30年から50年くらい続くからだ。

 

 

家作りの時は

大概のお客様が「こんな雰囲気にしたい」と

Instagramで写真を見せてくれるんだけど

 

何が怖いって

その写真のセレクトしているテイストが、

時を経るごとに変わってくるのが恐ろしいんよ。

 

たくさんインテリア写真をみているうちに、

目が肥えてくるのもあるし

流行に流されることもある。

 

人間って、常に変化し続けているんだなと

こんな事でも感じる。

 

 

ね。つまりそういう事よ。

「これかわいい✨」と感じている期間って

びっくりするほど短い。

目新しく仕入れた最新の情報であればあるほど、その危険性が高いんよ。

 

 

もちろん、この説にはいろいろと誤解されるポイントがあって

これらの説は、全てに当てはまるわけではないという事は先に断っておくが

 

昔からインテリアや雑貨や建築が好きで仕方がない、みたいなマニアの人以外で

家作りを始めてからやっとインテリアのInstagramを見始めた…みたいな人には

結構当てはまる事だと思う。

 

 

でも、それは仕方がない。

インテリアの情報が少ないから、大量に今インプットしているんだ。

いわゆる「初心者」レベルなんだ。

自分の「これが好き」というテイストが、漠然としている場合、

みんなが陥る落とし穴なんよ。

 

もちろん私も、いろいろなテイストにハマってきた経験があり、

かつてステキとおもっていたものが「だっさ」と急に嫌いになったりしたこともあるし

 

だいたい服だって、なんだって

そうやって時とともにほとんどのデザインは古びてダサくなっていくもんなんよ。

歌だってそうじゃん?

家もそうなんよ。

 

親の建てた実家をおしゃれだと思う人は、ほんのわずかだとおもう。

たいがいは建て替えて今風にしたいという。

 

でも、親としては、当時の最先端でお金をかけて家をデザインしているんよ。

出窓や、木のこけしみたいな柵の階段手摺とか、

ゴウジャスなきらきらのシャンデリアを天井をほりこんでつけるとか

みーーーんな、当時の「ステキ」だったんよ。

なんなら今よりお金がかかってる。

 

 

ね。

時代の空気感は変わる。

変化しないものなんて、ないんだよ。

 

 

■ずっと50年素敵だと思えるモノで家を構成しよう。

 

壁紙選びに悩む人必見!プロから見てカッコイイ壁紙の選び方

 

 

ただ、一方で

50年たっても、100年たっても

美しいと思えるモノは存在するんだよなあ。

 

昔の歌でも、今聞いても「いい曲だ」と思えるものがあるように

漫画でも、今見ても見劣りしない鳥山明のマンガみたいな名作もあるように

 

古い家でも「ステキだ」とおもえるものがある。

 

 

その違いって、なんだろうってずっと思っていた。

昔からあるもので、今でもその魅力を失わないモノ。

 

 

 

で、私の出した結論が、

「素材感のある白い箱」だったんだよ。

本物の素材は時がたつほど味が出る。

そして、あとは表面的なデザインで主張せず、

背景のように気配を消して存在する空間。

 

 

 

ステキと思える雰囲気なんて、

あとづけの照明や、カーテンやラグや家具や小物で十分に作れる。

だから、素地としては、シンプルな方が失敗がないんよ

「簡単!格安!に素敵パーティ会場を作るコツ」今日こそノウハウ大公開!

☝どんな箱でもインテリアで雰囲気は作れる!

 

 

失敗がない、なんて選択肢はつまらなくて保守的に見えるかもしんないけど

 

でも、実際、

家作りで短期的かもしれない流行に乗っかるなんて、

本当のインテリアのプロでも絶対しないし、

 

だからこそプロでもないあなたが

50年も飽きずにずーーーっと好きでいられるアイテムを

選ぶ事はムズカシイと理解しておくべきだ。

 

 

 

■家は「白ご飯」だと思え

 

カタログにめちゃくちゃ載っている

わくわくする可愛いタイルやクロスは

例えるなら外食の時のメニューだ。

 

たまに食べればめちゃ美味い。

 

でも、あなたが選ぼうとしているのは

「今後毎日食べる主食」なんよ。

 

あなたは毎日ピザを食べ続けられる?

主食がハンバーグとか、無理だろ?

 

家の素材は例えるなら「米」。

どんなおかずにも合う。

何を置いても似合う。

誰もが好き。

飽きない。

 

 

みんなが「白いごはん」みたいな家を作れば、

「ダサいから建て替えたい」なんてスクラップ&ビルドをすることも減り、

住宅の無駄も減らせるんじゃないかなーなんて、思う。

 

まだ十分に使える家なのに、

ダサいだけで新しく変えたいとか、

こんな家に住みたくないとか思っちゃうのは

本当に資源の無駄だからね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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