「あー、片付け収納のプロねえ・・」
と半ば冷めている目で見られることが以前より増えてきた。
気のせいかもしれないけど、
第一印象が、社会的に認知され始めてからの方が悪くなっているような。
(今日は同業者に向けての、私の「嫌われ覚悟」の内容となっています。】
おはようございます!
脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
私のブログのアクセス状況を知らせてくれる
サーチコンソール・サチコ様にあがってくる検索キーワードの中に
「ライフオーガナイズ」
と言う言葉がさらに増えてきた。
しかし、喜んでばかりもいられない。
くっついてくるキーワードが、ことごとくネガティブなものだからだ。
確かに、
認知度が上がれば、バッシングも増える。織り込み済みだ・・・と思いたい気持ちもあるが、
片付けのプロ=主婦の自己満プチビジネス
片付けのプロ=上から偉そうに指示して挙句のはてにはなぜか怒られる。口うるさいお母ちゃん
片付けのプロ=口をひらけば、なんだかんだ捨てさせる圧をかけてくる。
こんなイメージがこれ以上広がってしまうのは、キッツイ以外の何者でもない。
先日も、セミナーの後で、来てくれていたおじさまに言われたよ。
「片付けのプロは捨てろ捨てろとうるさく言うもんだとおもっていた」って。
おじさまにすら、片付けの仕事があるってことを認知されているくらい、この業界は広がってきているんだ。
だから、これ以上マイナスプロモーションを展開するのは
やめてやめてーーーーー( ; ; )❗️
というわけで、今日のブログはまたまた私の愚痴ブログ。
✅片付けの仕事をしている。もしくは今後したいと思っている。
✅片付けのプロになんか、絶対に部屋を見せられない。
✅片付けのプロは怖い。嫌い。
✅頼んでみたが効果がない。使えない収納グッズを売りつけられた。
とお感じのあなたにピッタリの内容となっています。
ぜひ今日も最後までお付き合いくださいね✨
■サービス業なのに謎の「教えてあげる」スタンス
「家政代行サービス」と比べて「収納片付けのプロ」はどうしても偉そうな上からスタンスになりがちのようです。
ただ部屋を片付けたいだけなのに、
なぜに他人から「捨てろ」だの「こうしろ」だの言われなあかんのや。
しかも、ライフオーガナイザーならば
ついついメンタル的なことも考えてものを見てしまうだろう。
ほんのわずかの情報をとらえて、
私の全てを見透かしたように決めつけんといてくれよ。
私も、
過去にメンタルに踏み込んだことを言いたくなったことは多々あるから
これがいかにやっちゃいけないことかわかる。
だから、そんな反省の気持ちも込めて
反感を持たれる覚悟で、ネットに意見を表明するわけなんだけど
「片付けの仕事は基本的にデリカシーに欠ける行為のギリギリをいく仕事であり、人を傷つける可能性が高い仕事だ」
と言うことを、今一度、再認識してほしいと思ってしまう。
片付けの仕事は、人を救いもするが、その逆に転ぶリスクもあるんだ。
ヒリヒリしたカサブタが剥がれた後の皮膚のようなお客さまに
どう対応していくか。
あなたの素晴らしいスキルを見せつけて、お客様の劣等感に塩を塗り込んでいないか・・・。
この10年で片付けの仕事は随分と広まってきた。
片付けサービスを頼んでみた人も格段に増えている。
だから、ビジネスとして、本当に価値があるものなのかどうか、
市場からテストされているんだと思う。
アンチな意見が挙がっているうちは、まだ間に合う。
それを生かして、軌道修正して、
今のような自己満足や、自分の虚栄心を満たすためのビジネスなんかじゃなく
真にお客様の幸せを考えた片付けサービスを、
ちゃんとみんなが構築していかなければ、
いずれこの仕事は消えてしまう・・・・。
ネガティブと言われるかもしれないけど、私はそんなふうに思ってしまうんだ。
■完璧に収納を作り上げるのがいいのか悪いのか
片付けのプロとして、サービスに望む理想の形は
「完璧な収納の仕組みを作ること」
だとほとんどの人は思っているように思う。
空間にピッタリと当てはまる収納グッズの選定、
美しく、使いやすい収納テクニックを詰め込んで、
空間を無駄なく使いこなす。
後で自分で考えなくてもいいように、
プロに「定位置を作ってもらう」。
それを守っていれば、未来永劫この部屋は散らかることがない・・・・
そんな感じなんじゃないかと思う。
でも、それ、不可能だよ。
なぜなら、
時代も変わる。
使うものも変わる。
家族構成も、仕事も、自分のマイブームも、「今一番やりたいこと」も、
全ては変化し続ける。
プロに作ってもらった「完璧な仕組み」なんて、
半年、長くて一年、持つかどうか・・・・。
細かく作れば作るほど、
「変化」によって、仕組みは崩れてくるんだ。
だから、
プロが本当に活躍するべきなのは、
もっとベースの部分の混乱からの脱出や
お客様の「ここからなら自分にもできそう」と思える自信と、
片付けにこれからも立ち向かっていける勇気を取り戻してあげることなんじゃないの❓と私は思う。
主役はお客様。
あなたは黒子。
何度も言うよ・・・・。
■まとめ
片付けのプロは、社会にとって必要なものだと私は今でも思っています。
ただ、その形は、今広まっているような
プロの収納スキルを発揮する「完璧な収納づくり」なんかじゃないんじゃないか・・・という気がしてならない。
デリケートな部分だけに、
本当に困っていてもプロに頼れない人もまだまだいる。
そんな人も、安心して依頼できるような優しい受け皿に、私たちがならない限り、
本当の意味で、片付けのプロが社会的に必要とされる時代は来ない。
そんな意味で、ライフオーガナイズの考え方は、私的にすごく好きだし、可能性があると思っているんだけど
なかなかねー。広まらないっつーか、なんつーかね。
はい、がんばります。
いいか悪いかわからないけれど、
少しでも片付け業界の発展のためになると信じて、
地味に発言していきます。
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