おはようございます!
「50%片付け」脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
ここんことろ、家関連記事を書いていなかった反動か、
書きたい事が止まらない私。
立て続けにいくよ!
先日のブログはこちら。
「店舗インテリアを住宅に持ち込むな」
■主役は「人」。家は気配を消してナンボ説
家に個性をつけ過ぎると
後から入ってくるその他のモノたちとの不調和が起きた時に残念な事になるから
家はできるだけ、白いご飯のように「無個性」であるべきだ。
家は「シンプルな箱でいい」説は、
そんな暮らしの中にどんどん入り込んでくる「モノ」との関係性を考えて家作りをするための一つの提言なのですが、
それとは別に、「シンプルな箱」を推すもう一つの大切な理由があります。
それは「長期的視点」で見る家作りについて。
■50年先でも魅力的に見えるデザインかどうか
日本の住宅がだいたい30年から40年くらいしか持たず、クラッシュ&ビルドされているのはなぜかわかりますか?
それは、性能的にも劣化してくるという理由のほかに
デザインが古臭すぎて、多少リフォームしたくらいでは消せない残念感がある
という理由もあって、海外よりも住宅の寿命が短いんじゃないかと
ワタクシ、勝手に思う訳でアリ〼。
いや、本当に、日本の家のクラッシュ&ビルドが多い理由として
「デザインが古くさい」ていうのが考えられるのは、なんとももどかしい。
例えば、30年くらい前に大流行した「出窓」なんかは、
フツーの家におしゃれ感を出すために超便利なアイテムでした。
もう、出窓さえついてればOK位の勢いでしたが、
今では出窓がついているだけで残念ポイント爆上げですよ・・・。
たった30年でこの価値観の逆転。
ファッションでもよくある「価値観の反転」は、住宅でも起きるという事です。
服ならば仕方ないにしても、家は長く使うものだからね。
■家の建て替えをしなくてもいい社会を目指すべき
今までみたいに木を外国からまあまあ安い価格でバンバン輸入できる時代が
終わろうとしている今、
将来的に建て替えはお気楽なものでなくなる可能性があります。(今でもお気楽じゃないけど)
だから、せっかく今の段階で一戸建てを建てるのならば
50年先にその家が若い人にとって
『この家に住みたいな」と思えるような魅力を放っているようなデザインにしておくべきで
その時代にどんな文化になっているかわからないから
どんなライフスタイルにも対応できるようなシンプルさを備えていたほうがいいと思うわけ。
今の流行を建築的に詰め込んでしまうと、簡単に取り外しできないからね!
「長く使える良いモノを」
という価値観は、日常使うもの、例えば生活道具や服だけじゃなくて
家の部材やデザインにも言える事で、
そういう選択眼でモノを見極めるようになれれば、
モノの寿命は長くなって、結果的に資源の無駄が省けて
持続可能な社会につながる。
エシカル消費の最たるものが、この「シンプルな箱」の家だと思うんだよ。
モノが安く手に入る時代はそろそろ終わるよ。
使い捨てのライフスタイルから、変わっていかなきゃね。
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