子供のお片付け

「片づけは嫌なモノ」と思い込んでしまった理由と、「片づけ嫌いマインド」の解除法

「みんな~、お片付けと聞いたらどんな気持ちになる~?」「めんどくさーーーい!」
子供お片付け教室で、みんなの心が一つになる瞬間です。
なんでここまでみんなの意見が一致するのか。よく考えたらそれっておかしいよ?

 

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こんばんは

脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。

 

昨日、子供に片づけさせたがるわりに、子供のおもちゃ置き場や遊び場について、深く考えずに家作りしている人が多い、という内容のブログを書いたのですが・・・

「子供の遊び場」考えて家を建ててる?

子供のおかたづけ教育についても、

今一つ「場当たり的」な教育がなされているような気がしてしまうのは、

前述の「片付け、めんどくさーーーい!」「きらーーーーい!」という子供たちの画一的な反応でもわかるように、

多分、事実問題ありなんだろうな、と思うのです。

 

 

教えたいなら、嫌いにさせちゃだめだよね。

 

それは、勉強もスポーツでも同じだと思うけど

「片づけ」みたいに、正解がないものに関しては、

嫌いにさせたら、維持するチカラも、考えるチカラもゼロになって、ひたすら思考停止になるからです。

リビングで子供が好き勝手散らかし放題です。

 

■一回のオーガナイズで意識が変わった小学一年生

 

【モテる男の子の育て方】家事のスキルはモテツール

 

今まで何人もの子供と一緒に、片づけをしてきた私ですが、

子供というのは、本質的には「きれいな空間」が嬉しいと感じる感性を持っています

自分の大好きなものを選んで、自分で収納方法やレイアウトを考えた「自分の城」を作り上げる事は、

レゴや積木と同レベルの「楽しい事」でもあるわけです。

 

先日片づけをした、小学生の男の子は、たった一回のオーガナイズでがらりと意識が変わったらしく、

一週間後にまた訪問したときも、片づけした場所はきちんと維持されていて

友達に、自分が片づけした事を得意そうに話し、「一軍と二軍に分けてね・・・」と、解説までしていたらしい。

 

うううっ・・・・!

泣ける・・・(´;ω;`)✨

きみはきっと、ステキな旦那様になるよ・・・✨

 

 

■子供と片づけするときの大切なポイント

 

子供に無駄に『お片付け劣等感』を抱かせない。

 

私がお客様の子供さんと片づけをするときは、

ひたすら子供が警戒心を抱かないように細心の注意を払います。

そして、「あなたを一人の人間として対等に接しますよ」という態度で

高圧的にならないのはもちろんのこと、

低姿勢にもなりすぎないように。

あくまで「対等である」という関係性を崩さないようには気を付けています。

 

適度に手伝うが、手伝いすぎない。

ラベリングは本人にやってもらう。

どこに置きたいか、どうしたいか聞く。

 

ま、結局、子供であろうがオトナであろうが、あまり態度には差がないですね。

 

 

もし、あなたが自身の子供さんと片づけをしようとするならば、

いつもの「怒り口調」は封印して、

なにか特別なイベントかのように、片づけを提案する演出は必要かもしれませんね。

 

1.楽しいゴールをイメージできるようサポート

 

子供のやる気は「遊び感覚」で出すしかない。

 

リビングの片づけならば、「あなた専用のコーナーを作ってみよう✨」とか

子供部屋であれば、「お兄ちゃんモードに模様替えしよう!」とかね。

少し「オトナ扱い」してあげると、やる気が出るみたいです。

はじめに、どうしたい?とか困っている事がないか、聞いてあげるのをお忘れなく。

 

2.捨てる事を強要しない。

 

片づけの基本は、「混ざっているモノを分ける」です。ですが、

「いる・いらない」で分けると「捨てる」に意識が向きすぎて

「片付けしたらオモチャを捨てられる💦」と思っちゃうから

一番先に「大好きなものを選び出す」という行動を挟むと、結構作業が早く進みます。

 

「超絶大好き!という一軍選手のおもちゃを、このシートの上に並べて~」というキーワードは

子供との作業の場合、ほぼ必ず言います。

分別シートの色も子供に選んでもらいます。

 

片づけとは、「自分の好き」を選ぶ作業。

いちいち自分で選ぶ事で、考えるチカラが育ちます。

 

3.その子の判断に口出ししない。

 

一番大切な事は、お母さんの主観で意見を挟まない事です。

「これ捨てるの?」「これはもう捨てたら?」「そんな入れ方じゃなくて、こうすればいいのよ」

などの指示は、一切封印でお願いします。

悩むモノは「一時保管」でもいいよー、と逃げ場を用意してあげましょう。

正直なところ、一軍のお気に入りしか必要ないのが、子供というものです。(オトナも見習いたいですね!)

 

もし、提案したいときは、

「こうしたら楽かもよ?どう?」と最終決定の権限を子供に委ねる言い方をするといいかもしれませんね。

 

もちろん、初めの段階で、

「あなたにこの空間を貸してあげる」というスタンスは必要ですが。

 

あくまで子供は親と対等ではなく、

親に許可された範囲での、「自分の城」である事は、上手に伝えて線引きしたほうがいいと思います。

 

「ぼくが王様」と思ってしまう事もまた、子供にとってはマイナスになります(^^)。

「子供を王様にしない。」境界線と、5歳児リビング卒業チャレンジ!

■「片づけは嫌なモノ」と思い込んでしまった理由と、「片づけ嫌いマインド」の解除法

無意識の一言が子供の心に刺さっちゃうことも。

 

というわけで、長くなっちゃいましたが💦

子供が「片付けキライ!」と思い込んでいる理由は、

厳しいようですが

結局「あなたのマインドにある」…という事です。

 

あなたの中に「片付けはめんどくさい」「嫌い」という気持ちはありませんか?

無かったとしても、あなたが満足できるきれいな空間を維持するために、子供の意見ややり方を尊重することなく、

あなたのやり方を押し付けていませんでしたか?

 

人には人のやり方や、考えがあります。

片づけを「楽しい事」と思ってもらうには、

もちろんイベント感も大切ですが、

本質は

「自分で決めていいんだ✨」という「自分を認め、尊重してもらえている気持ち」なのかもしれません。

 

 

徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理

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★脱力系ライフオーガナイザー 竹内真理の素顔★
インテリア業界に関わり続けて約四半世紀。独立して片付け(ライフオーガナイザー)の道に進む。ニックネームは「まりお」。
子供は2人すでに独立し、今は猫の「まめち」と気ままな2人(?)暮らしを満喫中のアラフィフ戌年生まれ。特技は空手、弱いけど酒好き。人生の一大イベントである「家作り」を通し、暮らしや家族、モノとの関わりにおいて、主体的に「幸せに生きる事」を選択する人を増やす事が私の使命です。

 

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