明日、ラジオ相談室で片付け相談やるみたいです。ちゃんと答えられるのか、私。
■徳島・脱力系お片付け・ライフオーガナイザー®竹内真理のブログ■
サービス詳細はこちら↑
※amebloならもう一つのブログ「まりおのしあわせなふつうのいえ」更新も同時にお知らせできます。
ご登録お願いいたします。
こんにちは。
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
ムズイ問題に答えてみるシリーズ第三段。
「リビングで子供が好き勝手散らかし放題です。」
今回は家族共有の場で自分のモノを散らかし放題にしちゃう子供に対してどう対応するか・・・という、またしても難易度マックスな問題です。
毎度のことながら、ブログで書きながら考えるタイプの私。
現時点で、全く回答が浮かんでおりません。
さあ、どうしましょ。
■「他人は変えられない」が基本のライフオーガナイズ
基本的に、こういった相談には「まあ、他人は変えられない、が基本ですからねぇ」と、身もふたもない事を答えるのがライフオーガナイズで、
大概の人は、そこで「ぎゃふ」となります。
しかも、「まあ、まずはお母さんが自分で出来る範囲を精一杯片づけましょう」などと、
さらに「ぎゃふ」となる事を言う場合もあります。
でも、そこで「ぎゃふ」となって「なんだよ、使えねえな」となるか、
「そうか、そうだよね」となるかで、そこから先が大きく変わる・・・というか、
ライフオーガナイズに出会った事を、人生の糧に出来るかどうかが決まるように思います。
私たちは、自分の言い回し、つまり「怒ったり」「なだめたり」「すかしたり」「餌で釣ったり」「上手に乗せたり」などの、自分のアプローチを上手くすれば、他人を自分の思うように動かせる・・・という幻想に取りつかれています。
実際にそれらの方法を使えば、ある程度他人を動かす事が可能だから、ついその罠にハマってしまうけど、
あなたが求めているのは、そんな
いちいち「怒ったり」「なだめたり」しないと片づけない、片づけても、いやいや仕方なく・・・みたいな感じで片付ける子にしたいわけじゃないですよね。
本当は主体的に「考えて」いちいち言わなくても、片付けをする子になってほしいのでは?
そこを目指すならば、単純に一言で魔法のように片付けをしてくれるようなテクニックは皆無だと言っていい。
残念ながら。
■リビングは「みんながくつろぐ場所」という認識と思いやりの心
理想のゴールとしては「リビングとは家族共有のパブリックスペースだ」という認識を育てる事につきます。
自分一人が好き勝手に使っていい場所ではない、という空間が、家の中にあるのは社会性を育てる大切な要素だと思うけれど、実際のところ、そういう感覚はあまり私たちの中に無いのが現状ではないでしょうか。
それぞれが自分の自由を謳歌すれば、共存は難しい。
お互いが気持ちよくいるためには、自分の「自由」をどこか制限せざるを得ない。
それが「思いやり」の形をかえた「自制」というものではないか。
相手のために、少し自分の欲求を制限する。それは窮屈か、自己犠牲か・・・
違いますよね・・・。少なくとも私はそう思います。
阿吽の呼吸で、少しだけ、自分を抑える。ルールを守る。
それがめぐりめぐって、自分の「心地いい」を守る事にもつながるのです。
そんな微妙な「感覚」を養うためにも、「リビング」を「パブリックスペース」としてきちんと子供にも認識してもらう事は、大切な教育の一つだと思います。
■んな事はわかるが、とりあえず今何とかしたい!
なーんて、説教臭い事を言っても、今困っているあなたに響かない事は、よーくわかっておりもす。
わたしだって、子育て真っ最中にそんな事かけらも考えてませんでしたし。
だから、今、すぐできる事は、何かって・・・やっぱし
散らかっている現状を「薄目で見る」かな。
今、あなたはもしかしたら、散らかしている子供の悪いところだけに、超フォーカスしちゃっているかもしれないから。
そんなあなたの言う言葉なんて、トゲトゲしていて聞きたくないから、子供は余計聞きませんよ。
まずは、ふーっと一息ついて、目を薄目にして、部屋全体に意識をめぐらせましょう。
どうですか?
散らかっているのは、何と何と何ですか?
本当に子供のモノだけですか?
他の家族のものはありませんか?
あなたのモノは、本当に無いのでしょうか。
全体を俯瞰して見る事ができたら、そのあとで、
大きなトレイか、浅いカゴなんかを用意して、子供のアイテムをその中に入れてもらいましょう。
細々したものが、カゴにひとまとめになっているだけで、気分はずいぶん変わると思いますよ。
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理
インスタで♯ライフオーガナイズでおうちを快適にを検索してみて✨
ライフオーガナイザー達のいろんなアイデアがたくさん集まっています。
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理
この記事へのコメントはありません。