今年もやってもいりました。鳴門教育大学「男女共同参画子育て世代教授の仕事環境を改善するためのオーガナイズ」。
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おはようございます!
脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
今年度も始まりました。
鳴門教育大学の研究室オーガナイス。
本日もユリチャンと二人で元気いっぱい出動しました。
今回のご依頼教授の部屋は「密度120%研究室」。
ほんとに、ほんのうっすい冊子すら、本棚のどこを探しても入らんのよ。
みっちみちなの。
そして、さらに手前に収納を増やし始めている。
教授の願いは「今使っている書類を置くスペースが欲しい」と言う事。
収納スペースがないから仕方なく
テーブルの上にどんどん置いちゃうのを防ぎたいんだって。
たしかに。
この密度120%な空間を、どのように片づけていくか。
今日はそんな話。
■ 捨てるのが苦手ならは「箱詰め保管」で積み上げて。

わたしのイチ押し書類管理は「積み上げファイリング」ほとんどの書類は再び見る事はないとはいえ、すぐに捨てるのは勇気がいりますよね。時間と共にいつかはいらなくなる書類はこんな方法で楽々管理。
お話を聞く限り、どんどん増える書類に対して、排出する仕組みが出来ていないのが問題だと思った私達。
でも、捨てる決断が苦手という教授のために
「箱詰め保管で部屋の隅に積み上げる」という提案をする事に。
これなら捨てずに本棚にスキマを作る事が出来る。
こうしてなんとか
机の上に積まれた「今一番使う書類たち」を
ポン、と平積みできる空間を、
本棚のゴールデンゾーンに作りたいというのが
一番のねらいだ。
そのために、まずは作りやすいところから「スキマ」を作る。
捨てられないなら捨てなくていい。
まずは「分ける」。
使用頻度の低い書類はどれ?
■片付けはやるほどに「モノを見極める目」が育つ

残しておくべき書類は何?
「二軍書類保管BOX」を積み上げるスペースをどこにするか
どこから手を付けたら一番効率がいいか。
なにより
プロと一緒にやる事のメリットは
「今考えるべき事」を常に目の前に提示してくれるから、
迷う事なく、ひたすら「決断」のみに集中できる事。
「棚からモノを出す」「種類別にわける」「ゴミ処理をする」などの雑務を任せられるだけではなく
考え方のサポートや
自分では気が付かない『こうすべき』の囚われを解除できる事かもしれない。
■密度を薄くする簡単テクニック「分厚いファイルを出来るだけやめる」
今回の作業で気が付いたのは
「ファイルでスペースを取っている」
と言う事。
書類の整理にはつい
ファイルに入れなきゃ・・・と思ってしまうけど、
蓋を開けてみれば、そこまで立派なファイルが必要ない事が結構ある。
ただ閉じるだけでいいなら、
ぺらっとした一枚のクリアファイルではさむだけでもいいし
なんなら、穴をあけて、黒紐で閉じる昔ながらの方法でもいい。
しょっちゅう使う資料でないなら、これが一番省スペースかつ、低コストだ。
タイトルはラベルシールでつけて置けば十分。
封筒にガサっと入れて、立てて並べる゛だけのファイリング方式もある。
これらなら捨てる時も簡単なんだよ。
一般の家庭なら、そこまでして保管するような資料もないだろうけどね。
世の中にたくさん出回っている「収納グッズ」を活用するのはいいが
「なぜそれでなくてはいけないのか」をちゃんと考えている人が少ないような気がするんだ。
なぜこの大きさのケースにいれなきゃいけないのか。
ケースやファイルは本当に必要なのか。
今もその場所にそれがある必要があるのか。
ひとつひとつの事について「それは必要なのか」を問い続ける事でしか
スッキリライフは手に入らない。
ま、いつもじゃなくても、たまにでもいいんだけどね。
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