片付けに悩みを抱えてしまっている人が激増している昨今の状態を
私は、かっこよさげに「片付けクライシス」と命名してみた。
昔、西島秀俊とおぐしゅん出演の「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」というドラマが好きだったからだ。
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おはようございます!
脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
「片付けクライシス」というキーワードが頭に浮かんだのは
先日からずっとやりとりをしていた「サンキュ!」の紙面打合せが終了した事の知らせを受けた時に
編集の方と話したことがきっかけだ。
私が言葉の意味がわからなくて訂正して欲しいとお願いした
「収納ケースは揃える必要ナシ。」という言葉を
どうしても使いたいという、その編集部の意図を聞いたからなんだよ。
■「BOXを揃える」とは「収納内部、全てを同じブランドの白いBOXで揃える」という意味だった!
サンキュ!さんを代表する、
今の「収納達人」と呼ばれる人達の常識と、
そんな情報に一切興味がなくリサーチもしてこなかった私の常識では
大きく差がある事が
今回の取材によって発覚したわけなんだけど
☟こちらの記事も読んでくり。
具体的にはどんな事かというと、
見出しに
「収納BOXを揃える必要はナシ!」と書かれているのに
私の収納写真みたら、
ずらりと棚に同じ収納BOXが並んでいるわけよ。
「えっ・・💦💦収納ケース、揃っちゃってますけどダイジョブ?」
と言う事で聞いてみたら
なんとなんと
サンキュさんの今までの事例での「当たり前」は
「収納内部はすべて白いBOXが並んでいる状態」であって、
わたしみたいに、
「一段はケースが並んでいるけど、他の棚は直置きだったり、別の収納ケースを使っている」
というレベルでは収納BOXが揃っているとはいわないらしい💦💦💦
ええええっ。
うそでしょ。
ホントに?
と思ったが、実際にサンキュさん読者さんの認識ではそうらしいのよ。
だから、納得して編集部の意向に沿いました。
「ボックスを揃えなければいけないという呪縛から、読者を救いたい」
サンキュ読者の方々に
わたしみたいな考え方をぶっこんで
吉と出るか凶と出るか
・・・・発売してみないとわからんな。
何を「当たり前」と設定するかによって、同じ言葉でも受け取り方は真逆になる。
なんか、闇深いっちゅーかなんちゅーか。
■日本のオタク気質が収納の世界にまで来ている。

使っているうちに、不要なモノも混ざってくるのは当たり前。ヤバいなと思ったら見直す。また散らかる。の繰り返し。
昔はオタクといえば、「キモイ」代名詞みたいに扱われていた。
でも、今はいろんなオタクがいて、「極めている人」みたいな扱いになって市民権を得ている。
完璧な収納を雑誌などで提案するプロは
間違いなく、職人気質のオタクなんよ。
好きでマネするのはいいが、
「これが普通」と認識してしまうのは明らかに間違いだ。
苦しんでまで、やる必要はない。
と私は思う。
企業が予算をかけて命がけで発行する雑誌内で
見るに堪えるビジュアルとして掲載するには、
オタクレベルで整える必要があるって事だから、それも仕方がない。
誰も悪くないんだよ。
だから、情報はある程度
受け取る私達側で、
割り引いて受け取らなきゃね。
美容も、体型も、ファッションも、たぶんみんなそう。
普通で、ナチュラルで、
自分というオリジナルな個性が光る事こそが、
最大限素敵な価値であるという価値観に、
早くみんなが移行しないかな。
わたしも、自分の事をそう思えるマインドになるべく、日々奮闘中だよ。
脱出するのはなかなかにムズカシイけど、一緒に頑張ろうね。
力、抜いてこ。
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