目の前の食品を捨てない事にフォーカスしすぎたら、本質を見失う。
おはようございます!
脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。

10月は食品ロス月間。
私を含め、4人の先生方の講座が
エコみらい徳島にて開催されます。

残さず食べることも大事だけれども。
私は
食品ロス問題について詳しく調べるようになったのが、
まだまだ今から4~5年前・・という
歴史の浅い人間です。
県の担当の方から話を聞いた時は
「家庭で食品ロスを少なくしたからと言って、いったいなんの効果があるものか・・・」
と、これまた斜め目線な感情を抱いた事を覚えております。
■理想とあまりにもかけ離れている「表面的なテクニック」
今はもちろん、食品ロス削減運動が無駄なんて思ってませんよ。
でも、そもそも目指すところは「食品が不足している地域の人達を救う」というのが目的じゃなかったっけ?
しかし、
検索してみても「食品ロス対策」としては
・食べきれない食品を買いすぎない
(いろいろとこの問題にかかわってみたけど、多くの人はそこまで食品を買い占めてバンバン捨ててたりなんかしていない。そりゃ多少は食べ残しもあるだろうけど、子供がいたりすると食べむらもあってむずかしい。子供がぐちゃぐちゃにかき混ぜたものを親が食べろってか?リサイクル料理しろってか・・・さすがにそりゃ拷問だよ・・・。)
・食べられる分だけ調理する
・余った食材をレシピサイトなどを参考に使い切る
(野菜の皮を食べきる・・とかもあるけど、そりゃ大事だけれども、じゃあ農薬の害はどうするよ?とか、いろいろ思う。
問題はそこじゃないだろ?農作物は豊作ならば結構な量が畑で廃棄されたりする。野菜の皮の食べきりがどこまで問題解決になるのだろうか。)
・食べきれなかった食材は冷凍して保存する
・外食時にも食べきれる量を注文する
(たしかに、時々子供一人一人にちゃんと注文して、べらぼうに残す人はいなくはない。炭水化物取らないからと、ご飯をまるごと残す人もいる。だったら、はじめから「ごはん抜きで」と言えよ。とは思う。)
・買いすぎた食品や余った贈答品はフードドライブなどへ寄付する
(贈答品のロスは確かに問題ではある。だから寄付・・というのはアリだと思う。しかし、そもそもそういう「贈答」の文化じたい、もうやめる方向に持っていった方が、食品ロス削減にはつながるんじゃないか。誰だって、自分で選んだものを食べたいわけよ。贈答したいなら金券にしてくれよ。もう物品のギフトはやめようよ。)
「ギフト無駄論」関連記事↓
といった、目のまえにまでやってきた食品についてのロス対策ばかりです。
そんなん、敵国から飛んできたミサイルを必死で撃ち落とすみたいなもんで
向こうからバンバン飛んでくるのを無くすか減らすかしないと意味ないんじゃね?・・・なんてね・・・。
■食品ロス削減は環境問題・社会問題への入口
ただ何度も言うように
食品ロス削減について意識が高まるのはとっても良い事だと思っています。
自分が捨てている食品の量に意識的になると、
食にたいする罪悪感が生まれて、よりきちんと暮らそうと思うかもしれない。
そこからもっと意識を広げたら、例えば
スーパーで食品を買う時に、わざわざ賞味期限の一番新しいやつを奥から取ったりせずに
手前の古いモノから順番に買う・・・というモラルが育つかもしれないし(店舗内廃棄を減らすのに効果的)
「我が家はそれは食べないんですよ(^^」と
毎回いろいろなものを持ってくる義母に笑顔で伝える事ができるようになる
かもしれない。
「なんでトマト缶ってこんなに安いんじゃ・・・?」と
ググって調べる習慣がつく
かもしれないし
過去、恵方巻やクリスマスケーキなどの販売戦略がヤバかった事などを知ったら、
世の中の「ブーム」のうらに隠れた『無駄』にも敏感になれて
流されない自分を作る事ができるようになるかもしれない。
さらには
自分達が食べている食品を残さない事、寄付して他に回せばいいという段階にとどまらず、
自分達が食べている食品を作る過程で、いろんな歪みが生じて、貧しい国が発生している可能性についても気が付くかもしれないし
自分達が食べているモノ自体も、いろいろと問題があるかもしれない事も、もしかしたら見えてくるかもしれない。
食品ロスはそういった意味で、
一番身近な環境・社会問題への扉だと言えるから
いろいろとこれからも発信していくので、
「なんだ、片付けのブログじゃないじゃないか」なんて言わずに
これからも読んでもらえたらうれしいです(^^)。
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