家作り

膨れ上がる「欲求」は○○〇の穴埋め?家作りの本質に立ち返る究極のワーク

「住みこなすチカラ」って、結局何?

■徳島・脱力系お片付け・ライフオーガナイザー®竹内真理のブログ■
サービス詳細はこちら

\\\✨  YouTube動画も頑張ってます!チャンネル登録お願いいたします。✨///

\\\✨  家作りスキルアップコミュニティ「おうちのカタチ研究室」ぜひご参加ください♡  ✨///

こんばんは

脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。

 

私たちが今、頑張って作り上げている

家作りスキルアップコミュニティー「おうちのカタチ研究室」のホームページに

「住みこなすチカラ」という言葉があります。

 

なぜ「住みこなすチカラ」が必要なのか。

それを今日は深堀りしていきたいと思いますー。

 

■「住みこなすチカラ」という言葉が生まれた理由

素敵なシステムキッチンが憧れなのか、こんな風に二人で料理を作りたいのか。どっち。

 

私が自分自身の家を作る時も、

工務店時代にお客様の家を建てた時も、

希望が全て叶う・・・という事は、正直無理だな、と感じていました。

 

だってね、

選んだ土地の条件や、周りの状況、

それに金銭的な制約や、

依頼した工務店の得意不得意による制限。

はたまた、お客様自身が

現実的じゃなさすぎる夢を抱いちゃっている場合・・・なんかもあります。

 

「本当はこうしたかった」という後悔が無い家なんて、厳密にいえばないのではないでしょうか。

 

建物として「完璧に夢が叶った」と思っても、そのあとのローン返済に四苦八苦したのでは

それもやはり後悔の元になりますし

 

「リビングもっと広くしたかった」「広すぎて掃除が大変」「収納作りすぎた」「収納狭すぎた」「暗すぎた」「窓とりすぎて眩しい、日に焼ける、結局カーテン閉めっぱなし」「デッキ欲しかった」「デッキはメンテナンスが大変、使いこなせない」

などなど、

「こうしたい」の願望の裏側には、

同じくらいと言っていいほどのデメリットが控えているものでして・・・

 

結局は「一つの事柄の、どちらの面を見るか」に尽きたりするのです。モードウスリャイイノ(@_@)

 

■満足のレベルを「最低限の条件を満たせていれば御の字」に設定する。

だから

こんなこと言ったら、また夢をぶち壊しているように思うかもしれないけど、

家作りにおいて、満足のレベルをぐんと下げる、というのは一つの方法だと思っています。

例えば「屋根と、壁と、床があって、電気、水が通っていればオッケ」みたいな?

 

まあ、ちょっと極端な例えではありますが・・・

 

 

私たちって、恵まれていたら、恵まれていたなりに、どんどんと欲求とは上を目指してしまいがちです。

欲求に際限はないですからね・・・。

上を見ればキリがない。膨れ上がる欲求はそれとして、本質にも目を向けよう。

 

だから、注意していないと家作りの時に、いろんな情報を仕入れて、

いろんな部材や、インテリア商材、建材、デザイン、性能・・なんかに触れるたびに、

どんどん目が肥えてきて

「そっちの方がもっと素敵!」

という、欲求の亡者になってしまいがちなのです。

 

そのサイクルに陥ると、

どんなに頑張っても、心底満足は出来ない。

 

 

だからこそ、何が一番大切なのか・・・という問いに対して、

「今当たり前に手にしているモノ」を「当たり前」と思わない感覚を取り戻してほしいと思うのです。

 

 

■当たり前にあるものなど、何一つ無い。「感謝の気持ち」が住みこなすチカラのペースとなる。

あなたがいるだけで幸せ。

当たり前にあるものなど、何一つ無い。

今手にしている一つ一つの事に、「感謝の気持ち」を思い出す事。

 

とても観念的なお話になってしまい、「なーんだ、説法かよ」とおもったらほんまスンマセンなのですが・・・。

それが『後悔しない』マインドのベースとなると思います。

 

本来、大切なものさえあれば、

他には何もいらなくなったりするじゃありませんか(さあ、ときめいた過去を思い出して!)

 

家に過剰な期待や欲求をかけるのは、

そんなあなたの心の穴を埋めるため・・・だったりする可能性だってあるのです。

 

 

家族を守る「四角い箱」さえあれば、後はどんな風にでもアイデア次第で楽しい家にすることが出来る。

そう思える(根拠はなくてもいい)自信を持つ事。

 

いろんな問題が起きたら、

「じゃあ、どうすれば快適になるかな?」「どうすれば便利になるかな?」

と、自分の頭で考えて、楽しんで試行錯誤を繰り返す。

もちろん、それを「ひとりで」やろうとしなくてもいい。

家族といっしょに、または私たちみたいな業者を使ったっていい。

 

それって、人生そのものだと思いません?(^^♪

工夫する事で家に魂が宿る。

 

はじめから出来上がっちゃっているなんて、逆にツマラナイですよ。

一つの「箱」でも、100万通りの楽しみ方があるものです。

シンプルで未完成だからこそ、その時々の暮らしに沿わせる可能性も広がります。

そんな過程を楽しむ事

「住みこなすチカラ」です。

 

 

そもそも「家」というのは、暮らしの単なる「一要素」、「枠」にすぎないんですから

今、私たちは、「家」というものに過大な付加価値を求めすぎていると思います。

 

 

大切なのは、中身ですよ(^^♪

 

 

↓「家は四角い箱でいい説」こちらのブログの後半にあります。

東京のインテリアをモウレツに見て歩く旅2017

 

徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理

サービスメニュー

思考が現実を作る。ポジでもネガでも言葉は「魔法」前のページ

【地球防衛隊レベル】本気で資源ロスの削減を考えるならコレしかない。次のページ

ピックアップ記事

  1. 変化による『暮らしの歪み』をリセット!片付けはあなたの後方支援

関連記事

  1. 家作り

    【家作りコストアップの罠シリーズ】IKEAの食堂に学ぶ「追加オプション」リスク回避法

    予算を守る事を大事にすると、ひたすら我慢とあきらめの連続になり、悲しく…

  2. 家作り

    家作りの失敗ってぶっちゃけ、何?「片づけのプロが語る家作り講座」の意外な内容を大公開!

    片づけのプロが語る家作り講座だから、「便利な収納の工夫」を教えてくれる…

  3. 家作り

    【家作り】「片づけの専門家」を交えて収納プランニングを決めていく時代の到来

    設計の時に今の家の収納の内部を全部設計士さんに見せる人は何割いるでしょ…

  4. インテリア

    「インテリアや収納から暮らし方を考える旅」in淡路島

    当然だけど、素敵な家を作るのはプロの仕事。でもインテリアや収納は自分の…

  5. 家作り

    プラン前オーガナイズ「グリッド化して考える」

    一軍と二軍を分ける意味はコレ。■徳島・脱力系お片付け・ライフオーガ…

  6. 家作り

    【ここまでやる?】建築系ライフオーガナイザーが作る「家作りセミナー」の対応範囲が広すぎる件

    家作りセミナーはあまたありますが、「うちカタ塾」のように、ここまで女性…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

徳島/インテリア/収納プランニング/ライフオーガナイザー®竹内真理プロフィール

エクリュプラスの各種サービス

【復刻手描きパースオンライン講座】

最近の記事

チーム「徳島お片付けラボ」の愉快な仲間たち

エクリュプラスの各種サービス

  1. 子供のお片付け

    子供が部屋を散らかしてイライラします。どうしたらいいですか?
  2. お片付け

    「使いにくいウォークインクローゼット」改善案【竹内バージョン】
  3. 子供のお片付け

    子供の創造力をアップさせる「空間」の活用法
  4. メンタル

    ■「2030SDGs」カードゲームで驚愕!バーチャル「地球の未来」体験
  5. 数秘術

    【数秘7のお片付け】マイルールの合理主義な孤高の人。でも本当は・・・
PAGE TOP