また、これは一つの推測なんだけど
「片付けない」と言うことが目的となっている・・・という場合がある。
汚い部屋を維持することで
ブラックなメリットが生じている場合だ。
おはようございます!
脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
今日は前回からの続き
前回は
私のダイエットの悩みと
片付けの「捨てられない」悩みはどこか似ている
という話から、覚悟の話まで(胸が痛い)
してきた訳なんだけど、
実はもう少し闇深いものが潜んでいる場合がある・・・というところから、
今日のお話になります。
こんな闇を抱えている人がすべてではないにしても
今までのお客様の中で、3分の1くらいは、
「少し闇があるかも」と思った事があるので、
その点をプロの視点から少し掘り下げてみようと思います。
今日のブログは
✅「捨てられない」「片付かない」事に真剣に悩んでいる。
✅片づけても片づけても、すぐに元に戻ってしまう。
✅片付けたくても身体が動かない。
とお悩みのあなたにピッタリの内容となっています。
ぜひ今日も最後までお付き合いくださいね✨
目次
■片付けない事のメリットを手放したくない
今まであった片付けの事例として、
大きく分けて以下の三つのパターンが目立ちました。
・優先順位が高い他の事を頑張っている自分を表現している
これは別に闇でもなんでもなく、忙しいから散らかるだけ・・・とも言えるのだけど、
たまに、それを一緒に住む家族に自分の忙しさをアピールしているような場合もあるんだよね。
もちろん自分は無自覚に。
その他のいろんな不満と合わさって表れてくるものなんだけど
とくに目に見える「頑張りの形」(仕事・子育てなど)がある場合に使われやすい。
でも、抱え込んで頑張りすぎて、周りが全く気が付かない・・なんて事になるくらいなら
派手に散らかして、「自分は大変だ」とアピールするのはめちゃくちゃアリだと思う。
自分が大変な事を、
謙虚な人はつい隠してしまうけど、
例えば、つわりが大変だとか、
黙っていたらマジで絶対に気が付けないからね。
ダンナの目の前で床に嘔吐するレベルで
ショックを与えて家族に気づきを促すのはとても有効な手段だと思う。
・片付けない事で不満を表現している
こちらは、目に見えない形で精神的に耐えているなどの頑張りをしている人に起きがち。
限界に達したところで
ただただ「アカン人」に成り下がって、
家族を困らせる事で自分の不満をわかってもらいたい、
という気持ちがあるみたいだ。
私は性格がチキンなんでそれは実践できなかったけど、
「アカン人間」を決め込むのは、
家族にかなりのダメージを与えられる。
掘り下げていくと、そうしたい気持ちに納得がいくような出来事が浮かび上がってくることがある。
でも、これでコトが好転する事って、あまりないと思うんだ。ただ自分が苦しいだけで損だよ。
沈むところまで沈んで、
沈むのに飽きて
ちょっと浮かび上がりたい気持ちになってきたころに、
私のような存在に目が行き始めるみたいです。
・自分は無駄遣いをしていないという事を表現している
そこまで闇は深くないにしても
お金に関する制約は私達の誰しもが持つところだと思う。
とくにシニア層に多いのがこのパターンで
結構モノをいっぱい買う癖に、それらのどれもが「安いモノ」で
しかも、「自分にお金をかける事」に対する罪悪感がハンパない。
孫には一万円の服を買えても
自分はしまむらでしか服を買わない。
それがその人の持つ「良い妻、良い母、良いおばあちゃん」の形なんだろう。
でも、満足できていないから、数でこなそうとするんだよね。
また「安かったから」とか「失敗しても安いけんな」が口癖。
↓くわしくはこちらのブログを読んでね(^^)/
私もまだまだそんな感覚が残っているから人の事を言えないんだけどね。
■自分は幸せになってはいけない
あなたのせいで私は片付けする気持ちになもなれない
片付けできないくらい、私は忙しい
片付けを私ばかりに押し付けるあなたが憎い
物を捨てないことで私は節約している
私も色々と我慢しているんだから、あなたも我慢するべきだ
心の底に抱く「闇」の形にはいろいろある。
それらすべてを包括できているかはわからないけど
一つまとめるとしたら「自分が幸せになる事を認めていない」と言うのがあると思う。
例えば、なにか自分に負い目があるときに、
それはさておき一人だけ幸せそうな顔なんてできない・・と感じる事、ありませんか。(るろうに剣心などを参照して)
自分が幸せになる事を拒否して、
自分を何らかの形で痛めつける事で、
他人から自分がこれ以上責められないように守る。
これは、かつて私も、うっすらとやったことがあるからわかるんだ。
私の場合は「自己評価の低さ」によって
「自分は不完全なのに、能天気に笑ってへらへらしていてはいけない」
と謎に思い込んでいたからなんだけど
今から思うと滑稽極まりないわよね。
自分で作り出した檻の中に勝手に入って苦しんでいるなんて。
なんにせよ、かたづいていない不愉快な部屋に自分を閉じ込めるのは、
自分に対するネグレクトだ。
■まとめ
おそらく、
片付けって、心が幸せじゃないと
進まないんだよ。
でもね。時に、逆に
片付けをすることで
今ある幸せに気が付けたりすることもある。
だから、私たちの仕事が存在するとも言えるんだよ。
一人じゃ無理なくらいになったときに
サポートが必要な時って本当にあるから。
あなたを助けられるのは、あなたしかいないからね。
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