私の子育ては甘いです。ええ。
おはようございます!
脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
私は子供を怒るのが苦手です。
そりゃ、子供が小さいときはギャンギャン怒りもしましたが・・・
ある程度大きくなってからと言うもの、
嫌なことを言って
子供が不機嫌になるのがめんどくさくて、
ついつい「なんでも許す甘い親」に成り果てました。
これでいいのかなあ、厳しさも必要なのかなあ・・・と
悩み答えが出ないまま
今度は「高校の家庭科教師」となってしまい、
これまた「甘い先生」と成り果てつつある私。あらあら。
今日のブログは
✅「甘い」ことは悪いこと❓
✅厳しさは親が与えるべき❓
✅厳しくしないとダメな子になるでしょ。
とお悩みのあなたにピッタリの内容となっています。
ぜひ今日も最後までお付き合いくださいね✨
■甘い=優しいとは限らない。自己責任型放置プレー
授業でも、大概甘いスタンスの私。
そのうち生徒たちに舐められて、授業が成り立たなくなるのかも・・・なんて心配も無くはないが
今のところ、生徒たちは可愛いし、大丈夫なんじゃね・・❓(自分にも甘いスタイル。そのうち痛い目にあってキビシイ先生になるのかもしれない。)
そりゃ、怒られないと思ってスヤスヤと気持ちよく眠っておられる子もいますが・・・
そこはね。自己責任ということで。
だって、部活で疲れてるのかもしれないし、起こしたらかわいそうじゃんね。
どんなに「オトナになってから役に立つ」知識を伝えているつもりでも
受け取る側にもタイミングというものがある。
受け取る準備が出来ているだけ人が、受け取ればいい。
テストだって、点を取りたい人だけが、頑張ればいいのです。
結局は、甘い=やさしい・・・とは限らない。
ギャンギャン怒ってやる気のない子にも
やるべきことをやらせてやるのも、一つの愛情かもしれないし
怒らない私みたいなやつが、子供をダメにしているのかもしれない。
だから、
ある意味、甘い=おとなの無責任とも言えます。
いや、本人の選択を信じている、と思ってもらいたい。
どっちがいいか・・・は、それぞれの選択次第という事で。
もちろん、例外として
期限付きの提出課題に遅れそうな子には、
「それやれ、頑張れ」とお尻を叩いてあげる時もあるのよ。
■与えたいのは「自分で考えるスキマ」と「勇気」
とにかく、
私としては、自分の子であれ、他人の子であれ、
「うざ」と思われて心を閉ざされるのが嫌なんだ。
うざ、と思われて心を閉ざされたら、どんな知識も入っていかないし
何より全てが楽しくなくなる。
こうやって大人が気を使いすぎるから、
最近の子のメンタルが弱いんだ、という意見もあるかもしれんけど
そんなこと、知ったこっちゃないよ。
私としては、
ちょっとくらい甘くても、ちょっとくらい馬鹿にされても
その子が向き合う課題に対して、ストレスなく、
なんとか楽しく、できる限りの全勢力をそこに向けてほしい。
だから、どこまでの完成度でやるか・・・すら、個人の判断に委ねる。
ちゃんとやればもちろん成績は良くなるが
「部活もあるし、エプロンの仕上がりはもうこれくらいでいい」と本人が判断したのなら、それはそれでいいと思うんだ。
苦手意識の強い子には、もちろんガンガンサポートして脱落しないようにもする。
「もうだめだ。無理」と思ってしまったら、楽しくないもんね。
ま、なんだかんだ言って「自分が嫌われたくない」だけなんだけど。
一般家庭でのお手伝いも、
それくらいの気楽さでやってもらえばいいんじゃないかと思う。
完璧じゃなくていいから、ちょっとだけ、やらせる。
ただ「甘やかし」と言って、何もやらせないのは違うと思う。
■できることが楽しくなる「人に自慢できる家事スキル」ピックアップ
ということで、家庭でこれだけは教えたい「家事基本リスト」を作ってみました。
・食器洗い
・ご飯・味噌汁の作り方
・洗濯・干す・畳む・しまう基本
・掃除のコツ
・片付けのコツ
これらは、授業でも隙間で教えていきたいリストなんだけど
正直、これをこのまんま教えたんじゃ、ちょっと面白くないっていう気もする。
だからたとえば、食器洗いとかは
「節水しながら短時間で効率よく洗う方法」なんかを教えてあげると
親の前でドヤ顔できる可能性が高まるからいいかもしれない。
これ以外にも、
「やってみたくなるような簡単で楽しい料理」をYouTubeで探してみせるととても喜ぶ。
トロトロオムレツの作り方や
野菜の飾り切りもいいかもしんない。
とにかく
前回の「カーディガンを簡単に綺麗に畳む方法」や「ショップ畳み」が好評だったように
ちょっと難しいけど、できると人に自慢できるスキル
みたいなものを教えるのが一番反応がいい。
■まとめ
親からみると、自分のこどもはいつまでも赤ちゃんの頃と地続きで
何も出来ない・・・みたいな気持ちになるし
どこか「そうであってほしい」「いつもまでも手元にいて欲しい」と言う気持ちも
底にあり、知らないうちに自立を阻害しているように感じる事もある。
でも、残念ながら
あっという間に子供は自分の手を離れて社会に出ていく。
逆に子供達はプライドも高く、一見何でも出来そうに見える事もあるから
教えなくても平気・・みたいな気持ちにもなるけど
そうじゃないんだよね。
一緒にいろいろやっていると
「そんな事出来るの(@_@)?」と感心する事もあれば
「あ、それは出来ないんだ(‘ω’)ノ」とびっくりする事もあり、
能力のムラが激しいのが高校生だと思う。
だから家事を「一緒にやる」事でしか、自分の子供の「自立スキル」は見えてこない。
そのための「甘くて楽しいお遊び家事」というアプローチを、今日は提案してみました。
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