よく、収納ブログ等で書いてある、
「自分が心地いい空間づくり」とか、
「まずは自分をおもてなし」とかいう言葉、あるじゃないですか。
私もそう思ってました。
「まずは自分が幸せにならないと、周りの人を幸せにはできない。」
だから、お母さんが、自分のエリアをまずきれいにして、快適に暮らしている所を家族に見せましょう。
それは、そうだと思うんだけど、本当にそんな事出来るんかいな。
目次
■自分のために行動するのは、実はパワーが弱い。
常々思っていたんだけど、
私、自分のために料理するのが、超めんどくさい。
玄米納豆ご飯か、玄米卵ごはんで済ませちゃう事も多々。
でも、
娘が帰って来て「ご飯食べてない」なんて言われたら、
そこから、パスタとか、なんか結構作るんです。ちゃちゃっと。
その心は
娘に「んまっ♡」と言わせたいから。
そんなにちゃちゃっと作れるなら、自分のためにも作ればいいのに、それは作らない。
ここだけの話、お客様が来ないのなら、スタジオの片付けもテキトウになる。
「自分のために美しい空間」？「自分をもてなす」？
それよりは、だらっとしていたい気持ちが勝つ。
エネルギーが、乗らないのです。
こんな気持ち、世の『片付けに悩む奥様』とほとんど変わりないじゃないですか。
あらら。
■「人のため」と思うとエネルギーが湧いてくる不思議。
人のためだけを考えて、自分の幸せを後回しにする「自己犠牲」がいいって
言っているわけじゃないんですよ。
ただ、私の場合、「人が喜んでくれる」と思うと、俄然力が湧いてくる。
「人が喜ぶ」姿が、「自分のエネルギー」を上げてくれる。
ある意味、これも「自分のため」なのかも。
自己満足ともいえるけど、まあ、それはそれでいいじゃないですか(‘ω’)ノ
■「あなたの大切なモノは何ですか？」
ライフオーガナイズの定番のこちらの質問も、
本当に「モノ」である人、実は少ないんじゃないかな、と思ったり。
大好きな服？頑張って買った腕時計？んー、なんか違う気がする・・・。
なんだろう、なんだろう。と悩む人多いですけど、
「モノ」に最高の価値を与えてる人て、本当にいるのかな？
本当に大切なもの、それは「自分を取り囲む人」なのかもしれない。
もちろん、家族。そして、親。親族。友人、仲間・・・・。
その人たちが、喜んだりしてくれる事ならば、
どんなにあなたが疲れていても、しんどくても、けっこう行動しちゃうのでは・・・。
■「私が、大切なその人のために出来る事がある。」
私は、この感覚が得られるとき、とても充実した気持ちと、
自分は価値のある人間だ、と言う気持ちが湧いてくる。
そう考えると、くるっと一回りして結局は
「人のため」と言いながら、結局は自分のためなんですけど(^^)💦
テニスボールの壁打ちみたいに、いったん外側にエネルギーを出すと、
イイ感じに、自分に帰ってくる。
自分を大事に～。そのままでOK～。
そんな言葉は、とても耳ざわりがいいけれど、
手に持ったテニスボールを、ただ手のひらで撫でまわしているだけに過ぎないのかもしれない。そりゃ、エネルギーもなんも、あったもんじゃないよね。
壁打ちは、へたくその時は、ボールがあちこちに飛んでいって、とてもじゃないけど自分のもとに「スポーン！」とは、返ってこない。
でも、四苦八苦しながら、練習しているうちに、
丁度いい場所に、めちゃ気持ちよく、ボールが返って来るようになる。
お片付けにしても、料理にしても、仕事にしても、
「人のため」を思ってやる事って、やっぱり大切だ。
想いが先走って、押しつけになったり、
うざがられたり、
おせっかいになったりしながら、微調整・・
「本当の意味で、相手のためになる事」を考えてやっているうちに、
いつの日か、
「スポーン」といいボールが返って来て、めちゃ気持ちいい！楽しい！と思える時が
来る。に違いない(^^)。
■子供の事を本当に考える親とは？
■今、身に着けさせたいお片付け術とは。
そんな話をします。おこがましいとか、少し思うけど、それでも精一杯、皆さんにお伝えして、一緒に考えたいと思います。
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