自主性をもってもらいたい。でもまかせっきりではダメだと思う。
■徳島・脱力系お片付け・ライフオーガナイザー®竹内真理のブログ■
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おはようございます!
脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
子供のお片付け、悩ましいのはオモチャ問題だけではありません。
未就学児であればまだなんとかなったとしても、
小学生になり、
また自分の部屋を持つようになれば、
親の目がなかなか行き届かなくなってきます。
子供部屋はていのいい「隠れ家」となって、
いろんな不都合を隠す子も出てきます。
それに、部屋をもったからといって、急にいろんなモノの管理が出来る・・とも限りませんからねー💦(実体験)
■衣類の管理
特に、毎日の衣類の管理を子供に全部任せるのは
よほど小さなころからしつけていないと、出来る子って少ないように思います。
洗濯物を畳むところまでやってあげて、
「部屋にもってあがりなさい」と渡す親御さんは多いけれど、
そのまま部屋にばーーーん
と置かれて、そのうちなだれ落ちて、
埃だらけ・・なんて事は、あなたの家だけの事ではないのです。
だから、私の場合はもう、ブチ切れて
「私が一括で一階で管理する!(姉も同レベルだったから)」と
子供たちに管理させることを断念してしまいました💨
で、大人になった今、どんな感じになったのかと言えば、
結論としては紆余曲折ありつつも、
なんとか自分なりのカタチをつくって暮らしているようです。
独立して、自分の問題となったら、
何とかする子もいるし、何とか出来ない子もいる。
こればっかりは当たりくじのようなもので、私のしつけがどうこうの問題ではないと思いますが、
一緒に暮らしている間は、
『こうすれば快適に暮らせるよ」という「お手本」を背中で見せてあげる、
そして、ある程度見守りながら、その子に出来そうな範囲で任せてあげる。
「片付けが出来る事はカッコイイ」
という価値観を作り上げて、
「片付けが出来るオレ」という自信を持たせてあげたら
「オレ=カッコイイ」となる✨
なーんてね!
ほとんどの事を丸投げしておいて、
たまに部屋をのぞいて「何これーーーー!片付けなさい!」と怒鳴るようなやり方だけは
ちょっともったいないのではないかな・・。
子供の信頼を無くすだけで、親には何にもイイ事ないと思うからね。
■書類の管理
学校の書類を、親に渡さず部屋でぐちゃぐちゃ・・・というパターンがあるとすれば、
それは結構難しい(-_-)。
だって、
親に見せたら怒られるという気持ちが育ってしまっている可能性があるから。
いろんな不都合なモノ(点数の悪いテスト)と、
重要書類を混ぜ混ぜにして部屋でぐちゃぐちゃになっているとしたら
なんとかせねばなりません。
まずは、片付けがどうのこうの言うよりも先に
自分が怒りすぎていないか、子供が自分に隠し事をしたいと思っていないか、
よく俯瞰して、そこを改善しなくちゃいけないかも。
なんならじっくりと話し合ってみて、
関係性を作り直す事が片付けよりも先決だと思います。
なんせ、繰り返すけど
むやみに怒るのは損だよ。
ダメだとかどうだとか言う前に、親にとってめちゃくちゃ損なんだよ。
信頼を失って隠し事をされたら子供の事がわからなくなる。
あなたの言葉も届かなくなるよ。
■娯楽品の管理
漫画やゲーム、その他の娯楽品がどんどん増える場合もあります。
豊かさの証ではありますが、散らかしてしまうのはそれらを本当の意味で大切にしていない証でもあります。
一番親としてもイライラする状況かもしれませんよね。
でも、これも
むげに「そんなくだらないもの・・・」という態度をちょっとでも見せると
子供は心を閉ざすから(だってそれらは子供の宝物なんだから)
それらのモノに対して、むりに
「イイね!」なんて言う必要もないけど
「くだらない」とあえて言う必要もなくて
聞くとしたら
「あなたの一番今のお気に入りって何なの?」
くらい、聞いてみてもいいかもしれません。
それなら
私はあなたに興味関心がある。というメッセージになるからです。
なんだかんだ言って、親が自分に興味関心を持ってくれていると感じる事は
こどもにとっての心の土台になると思うから
たまにしか部屋を覗かないのに、
覗いたら最後「片付けなさい!」と怒鳴るのはもうやめて
深呼吸して、「今度の休みに手伝うから片付けしよう。」と言ってみてあげてください。
片付けはそんなにすぐに、出来るようにはならないから、気長ーにね(^^)。
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理
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★脱力系ライフオーガナイザー 竹内真理の素顔★
インテリア業界に関わり続けて約四半世紀。独立して片付け(ライフオーガナイザー)の道に進む。ニックネームは「まりお」。
子供は2人すでに独立し、今は猫の「まめち」と気ままな2人(?)暮らしを満喫中のアラフィフ戌年生まれ。特技は空手、弱いけど酒好き。人生の一大イベントである「家作り」を通し、暮らしや家族、モノとの関わりにおいて、主体的に「幸せに生きる事」を選択する人を増やす事が私の使命です。
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