子供のお片付け

「怒り」ツールを使うのは損!怒らない子育てを勧める理由とは。

こんにちは(^^

家づくり収納コンサルタント

徳島お片付けラボ エクリュプラス竹内真理です。

 

 

私はどちらかというと、怒ると怖いお母さんでした。

私がキレると子供たちは泣きわめき許しを乞いました。

 

キレた後、罪悪感にかられたか・・というと、

そんな時もありましたが、そうでもない時もありました。

 

「怒られて当然の事をしたからだ・・・」

怒る事に、正当性を感じていました。

 

はー、過去の自分に、ため息です💨。

 

 

 

■「怒る事」の意義

 

幼稚園ママだったころ、お迎えに行った先で下の子にめちゃくちゃ甘いママがいて、

 

その方と話しをしていた時の彼女の発言

「また小さいから、怒っても聞かないのよね~」

に、ものすごい違和感を覚えた事を思い出します。

 

「ほんじゃあ、いつ怒り始めるの?それで間に合うの?」

 

たぶん、こんなことを頭で考えたように思います。

 

そのころの私の価値観は、

「悪いことは悪いと、しっかり怒ってしつけないと、子供になめられる。」でした。

なめられたら、子育てはたしかにやりにくいです💦

 

■「怒る=しつけ」だった過去の私

幸い、子供二人はどちらも「静」タイプ。いたずらをして怒るというよりは、

怖がりで私から離れない子供たちにため息をつく・・ような状況でしたから、

そんなにガミガミ言わなくても済んだのは、ラッキーでした。

 

ですが、子供も大きくなってきたころ、

息子が習い事に行っていると、嘘をついていたことが分かった私は、

猛烈に息子を叱りました。

 

うそをつかれた事が許せなかったのです。

 

「嘘=悪」。それ以外の考えはゼロでした。

 

■嘘をつかざるを得ない状況を作り出したのは私だった。

 

細かいことは端折りますが、

結局、猛烈に怒った私に対して

いくらかオトナになっていた息子が

 

「俺はこういう人間なんだ」という事を、冷静に分析して私にはっきりと伝えた事から、

私の目が覚めた・・・、という顛末でした。

 

 

「お母さんはどうせ、怒るばかりで言ってもわかってくれない。」

と、私は息子に思わせていたのです。

 

例えば

悪いことも、苦手で嫌だと感じていることも、

あらゆることを伝えたとしても、

私が「そうなんだ。で、あなたはこれからどうしようと思っているの」

 

みたいな、フラットで善悪のジャッジをしない態度で聞いていたとしたら、

息子はキライな習い事に苦しみながら嘘をつく必要はなかったかもしれない。

 

 

 

■ライフオーガナイズ的・「怒る」以外のアプローチ

 

この事で、私と息子の関係は、一気に変化しました。

習い事をやめたあと、彼は彼なりに一人で努力を積み重ねました。

 

集団で学ぶのが好きな私、一人で努力するのが好きな息子。

私たちは、真逆の価値観を持っていたのです。

 

 

この件で懲りた私は、

娘の事にも口を出さない戦略を取りました。

 

どんな話も「そっかあ、そーなんだー。」

よほどのことがない限り、味方であり理解者であるスタンスを守りました。

 

やりたい事は、かならずやりたい娘。

へたに抑圧したら、嘘をついてでもやるに違いない。

やっている事が把握できなくなるほうが怖いと思ったのです。

 

あなたを信頼している。

困ったら、いつでも相談に乗るし協力する。

 

このスタンスでいる事を学んでから、

私は、家族内で「怒る」事が全くといっていいほどなくなりました。

 

 

ちょうど子供が大きくなったタイミングというのもあるかもしれませんが、

息子のひとことで「価値観の違い」を認める事の大切さを理解することができたのは大きかった。

 

それから数年後に「ライフオーガナイズ」の「他人の価値観を認める」という言葉に

あー、あの時に起きたのはこれだ。と思ったのです。

 

■「怒り」でコントロールしようとすると、相手は心を閉ざす。

 

嘘をつくというのは、「怒り」の回避。

自分を理解してくれるはずがない、という「不信」の証です。

 

そんな「不信」感を持たれてしまっては、

どんな言葉も、子供にしみ込むはずがない。

 

 

「お母さんはどうせ怒るに決まっている」

 

て、早いうちから思われるのは、

あとあと結構やりにくいですよ。

子育てで本当に大変なのは、

ちょっと大人になりかけた時ですから。

 

 

昔の私のように、「しつけ=怒る事」

のように、もしあなたが思い込んでいるとしたら、

 

「もっと別の方法があるし、そちらのほうがもっと効率がいい。

怒る事は、近道のようで実は遠回りだ

とお伝えしたいのです。子育て時代を、楽に、楽しくするために。

 

 

■まとめ

 

■「怒る」ツールは100%悪いわけじゃないケド、

うまく使いこなすのは難しい。

下手に使うと、後々自分がしんどいから、

別のツールも使えるようになったほうが楽。

■「信頼」+「ジャッジせずに話を聞く」+「で、あなたはこれからどーするつもり?」

■任せたら失敗する・・と不安になったら、「失敗するから成長する」と心で唱えよう。

 

これは私のやりかた(^^。あなたのやり方はなんですか?

徳島お片付けラボ エクリュプラス竹内真理

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1970年徳島県生まれ。

家作り収納コンサルタント。

インテリアコーディネーター、ライフオーガナイザー、整理収納アドバイザーの資格と、家具販売、工務店勤務、ハウスクリーニングの経験を生かして、お部屋をお客様にとっての「一番大好きな空間」に変えるお手伝いをいたします。

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片付いていないところを見られるのは恥ずかしい?

そんな事は全く心配なさらないでくださいね!

片付けが滞るのは、それなりの理由があるのです。

その理由がわかれば、半分解決したようなもの。

 

そもそも、「片付いていない」という問題に向き合う勇気を出して、

このブログをここまで読んでくださったあなたは

 

もう、次のステップに進む事を心の底で決めて来ているわけですから✨

必ず解決します!

 

お片付けは、眉間にしわをよせて、頑張るものではありません。

私と一緒に楽しみながら、あなたにとってとことん楽な仕組みを作り上げましょう。

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