家庭科は「人生の教習所」だ。
学んでしまえば出来て当たり前の事も初めはみんな難しいと感じる。
だから、高校生のうちにいろいろやっておくことが大切なんだ。
おはようございます!
脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
基本の主軸は「ライフオーガナイズ(片付け)」の私。
暮らしを整える仕事だから、「家庭科」全般を扱うと言っていい。
そんな思いで、
この4月から高校の家庭科の非常勤講師として働き始めた私。
片付けのプロとして、高校生に一から「家事」を教えてみた感想と今の思いをレポートします。
今日のブログは
✅家庭科といえば調理実習しか記憶にない。
✅このご時世、裁縫とか、覚えなくて良くない❓と思う。
✅家庭科で座学をした記憶ゼロ。
と思っちゃうあなたにピッタリの内容となっています。
ぜひ今日も最後までお付き合いくださいね✨
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■家庭科の広すぎる範囲
私もそうだけど、私の周りの大人たちも口を揃えていうのは
「家庭科の授業は調理実習とエプロンを作ったことしか覚えていない」というもの。
確かに、家庭科に座学(教室での講義)なんてあったっけ❓って感じですが
実際はかなりの回数、座学があります。
そこで何をしているかっちゅーと、
現在、衣食住にまつわること以外に
消費経済にまつわること
子育てにまつわること
結婚、離婚などの「民法」
などなど多岐にわたります。
すっごいですよね。これって私たちの時代もそうだったのかな❓(忘れた💦)
■生きる基本を学ぶ「家庭科」
家庭科をしっかりやれば
おそらく、
・そこそこ栄養のことを分かった料理が作れるし
・ちょっとした繕い物や、幼稚園バッグくらい作れるようになるだろうし
・家を作る時も少し基礎知識が入るだろう。(図面とか読めるようになる)
・結婚して子供が産まれても、まあまあ常識的なことはインプットされているから少しは楽だろうし
・家事スキルが一定以上あると、旦那さんの親と同居しても自信を失わなくて済むし
・悪徳業者による詐欺に引っかかりにくくなるし
・社会問題にも詳しくなって、親にドヤ顔ができるようになるし
さらには
・自分らしさって何だろう
とか
・自分の人生をどうデザインしたいか
など、わたしたちが大人になってから、
なんか悶々としたり、つい高額セミナーに行っちゃったりするような案件も
家庭科であっさり考える機会を与えてくれるのよ。
■卒業してもずっと覚えていてほしい事
とはいえ、子供たちは実際「暮らし」を自分達で主体的に運営してみたことがないことがほとんどだから
家庭科の教えもどこか「他人事」なんだよねー。(もうすぐ卒業して親元から自立するというのに、超ゆとりだよ。全く)
本当はもっと
「大人になったらお互い助け合える相手と幸せで楽しい家庭を作ろう。」
「子供を育てたり、ご飯を作ってみんなで食べるって楽しそう。」
と、大人になるのが楽しみに思えるようにしたいし
また
「社会問題や環境問題は自分達の行動次第で変えることができる」
という自己貢献感も持ってもらえるようにしたいんだよなあ。
家庭科は車の教習所に似てると思う。
マスターしたら、当たり前に無意識に出来るようなことも
初めはアイロンがけすら恐る恐るなんだよ。
家庭科の知識と経験を増やすことで、
大人になって後々ぐんと楽になるってこと、知ってほしいわ。
■まとめ
実際に高校生と関わってみて分かったことは
一人一人、出来ることが
ぜーーーーんぜん違うってこと。
それは生まれ持っての個性や能力もあるけど
親がどの分野を子供にどれくらい体験させているか・・・
も家庭科の場合大きいと思う。
せめて、アイロンくらい子供にかけさせよう。
洗濯物を干したり畳んだりすることを一緒にやらせよう。
料理もできるだけ参加させよう。
ママの「お世話の焼き過ぎ」が子供の能力を削っているよ。
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