モノは「不安」「恐怖」「無価値観」が具現化したもの?断捨離セミナーをYouTubeで見て、ほほう(‘ω’)!と思ったお話。
■徳島・脱力系お片付け・ライフオーガナイザー®竹内真理のブログ■
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こんばんは
脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
片づけ現場で、服を大量に買うお客様が、
悪気なくバンバン服を躊躇なく捨てていて(もちろんリサイクルにも出しましたよ)
「また必要になれば買うからいいんです」と言っているのを聞いて
ん・・・
と思っても、それを置いといても多分着ないな、とも思い、
ただうなづくだけにしておきます。
エシカルファッションとか、いろいろと頭では思うものの、
「服を大量に買いたい」という気持ちが、確実に
お客様には、今まであったのだから、それを責めても仕方がない。
着もしない服を大量に買ってしまう深い理由は、私にはわからないけど、
この捨てられた服たちは、
このお客様に「買われる」事で、すでにお役目をはたしているんですよね。
短い命でこの世を去っていく、値札のついたままの服たち。
お客様の心をその瞬間癒してくれてありがとう。
■「不安」「恐怖」「無価値観」の具現化である「モノ」
やましたひでこさんのこの説について、深くは理解していないから、
とても表面的な話にはなりますが、
この話を聞いた時、「そうかもしれないな」とは思いました。
ヒートテックを大量に買ってしまうのは「寒さ」への恐怖
収納グッズを大量に買ってしまうのは「片付け出来ない事」への罪悪感
洗剤を大量に買ってしまうは、「掃除が苦手な自分」への自己無力感
それは仕事上、日々実感する事なんよね。
本当はどれもそんなに数はいらない。
でも、
散らかった部屋で、ストックがわからなくなるから、そういう「負」の感情が暴走してしまう。
もちろん、「期間限定セール」等によるお得感を刺激されたり、
CМ・雑誌、SNSによって過剰な「強迫観念」の意識へのすりこみが行われているという事もある。
ああ、まさに「負のループ」!
■「モノ」は傷をいやす「かさぶた」
ま、でも、
このことで一つ思いついたのは
「大量の使っていないモノ」って、
そんな「不安」『恐怖」「無価値観」をもってしまった心の傷をいやす
「かさぶた」の役割みたいだ・・という事。
モノを溜め込まない人からみれば「不要」以外のなにものでもない
大量過ぎる衣類も、
その人にとっては「必要」と思ってしまう理由は、
その人が抱いている傷が、まだ癒えていないから・・・と考えると腑に落ちる。
傷が癒えてくれば、かさぶたのまわりがべろべろしてきて
少しずつ取れて小さくなっていくように、
「捨てられない」と思う人は、まだかさぶたを取る時期じゃないのかもしれない。
だから、捨てられない事で、自分を責める必要はないんだよ。と、やっぱり思う。
苦しい思いをしてまで、ばりっとかさぶたをとる事は、万人向けじゃないと私は思うんよ。
(いや、やったらやったなりに何かがあるのかもしれないけどね。そこんところはよくわからんので、断捨離をしらべてください。)
現実に向き合わず、モノに埋もれて生きる事も、
そりゃ運気は下がっているだろうし、衛生的にもよろしくはないだろうが、
今の少し弱ったその人には、
そのちょっと「低めの波動」的なものが心地いい・・・と感じている可能性がある。
その人が「心地よくない」と自分で感じ始めるまでは、
まわりが何と言おうと、きっと変わらない。
そう思うんだ。
薄情かな?別に見捨てているわけじゃないんだよ。
きっと、その人にちょうどいいタイミングが来る。
それを待っているんだよ。
■モノを手に入れて幸せになったっていい。
どんなに買った服を着ていなくても、
どんなに量が多くても、
気に入った服を「一軍エリア」に入れるお客様の表情は、
とても明るい。
その人にとっては、
その服を持っている事で幸せを感じているから、それは着ている事と同じなんだと思った。
それに、買うときの高揚感やお店の人との関わりも、その人を助けている。
もしかしたら、その人の「服購入の感覚」は、少し歪んでいるかもしれないけど、
そもそも、どっこも歪んでいない人なんていないし、
みんな、なんだかんだ言って
どこかはとっても弱いものだ。
責めず、見守り、その人の顔が輝く瞬間はどこか・・・を観察する事。
今の私に出来る事は、それだけだけど、
それでいいと思っている。
エシカルファッションみたいなことは、
心が元気な人が、考え始めたらいい事だ。
まずは、自分のコップを満たしたあとで、やっと周りに愛がこぼれてくるわけだから。
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理
★脱力系ライフオーガナイザー 竹内真理の素顔★
インテリア業界に関わり続けて約四半世紀。独立して片付け(ライフオーガナイザー)の道に進む。ニックネームは「まりお」。
子供は2人すでに独立し、今は猫の「まめち」と気ままな2人(?)暮らしを満喫中のアラフィフ戌年生まれ。特技は空手、弱いけど酒好き。人生の一大イベントである「家作り」を通し、暮らしや家族、モノとの関わりにおいて、主体的に「幸せに生きる事」を選択する人を増やす事が私の使命です。
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