「アドバイス」について、多くの方は大いなる勘違いをしてらっしゃる・・・と
常に思っている家作り収納コンサルタント
徳島お片付けラボ エクリュプラス竹内真理です。
収納コンサルタントって、アドバイスするのが仕事じゃないの?と思われるでしょうが、
私は「アドバイス」ではなく「ご提案」だと思っています。
採用するかどうかは、もちろんお客様の自由。
採用に至らなければ、また別のご提案をするだけです。
ですが、仕事じゃない、普通の会話の中での「アドバイス」には、ちょっとばかし
問題があるように思うのです。
■「アドバイス」に従わない相手に対しての対応
「アドバイスを受け入れてくれなくても、別にその人の判断なんだから気にしないよ」と
大概の人は言うでしょうが
もし、アドバイスに従わない事で、相手が困った状況になったのを見た場合、
「ほら、だから言ったでしょ」と、つい言ってしまっていないか。
それは、「だから私のアドバイスを聞いておくべきだったのに。」というコントロールだと思います。おおげさ?いやいや・・・・。
それは、「コントロール」だと、断言します。
■アドバイスが、相手を縛っている事に気が付いているか。
ある奥様は、クローゼットオーガナイズのときに、好きな服がないとおっしゃいました。
「何を着たらいいのかわからない」。
子育て中の奥様に良くありがちな「ファッション迷子」かと思いましたが、違いました。
オーガナイズを進めていくうちに、奥様の好きなモノが明確にあぶりだされてきたのです。
「でも・・・」
その奥様は、ファッションについていろいろとアドバイスしてくれるご主人様の意見に
自分の気持ちをコントロールされていたのでした。
「こんな服は普段は着るべきじゃない。」
「丁寧に服を扱わない自分が高い服を買ってはいけない」
「稼いでいない自分が、高い服を買いたいなんて言いにくい」
「でも、そこらへんの安い服には興味がない。」
自分で「選択」のハンドルを握っていないから、悩みは堂々巡りです。
■悪気がない。「アドバイスはいいこと」という思い込み
ご主人様は、きっと良かれと思ってのアドバイスだったと思います。
やさしい奥様は、その気持ちを無駄には出来なかった。
でも、だからこそ、自分の気持ちを押し込めてしまったのです。
しかし、オーガナイズ作業が終わった後、ご主人様がそっと私につぶやきました。
「妻の自由にしてあげようと思います。」
何を選ぶか、は本人の課題です。100%口出ししないのも苦しいでしょうが(奥さんだからねぇ)大切なのは、自由な発言をしやすい環境を、お互いが作る事なのではないでしょうか。
「ぼくはこう思うけど、君はどう思う?」
アドバイスが、いけない・・・わけじゃない。
違う意見を尊重できる関係こそ、風通しのよい関係なんだと思います。
■まとめ
ここのご主人様のように、理解力が早く、自分のコントロール癖に気が付いてくれたら素敵だけど、そうもいかない人がほとんど(失礼)でしょう。
相手がなんだかんだ言って来たら、
逆に「あなたはそうしたいんだね。」と聞いてみましょう。
なんだかんだ言って、
求めてもないのにくれちゃうアドバイスの内訳の半分くらいは確実にあなたへの愛です。
その「愛」にありがとうっ♡とお礼を言って、
「でも、私はこう思うのよね~」と言う練習をしてみましょう。
これは、過去の私へのアドバイスでもあります。
「そんなこと言っても出来ないよ。」と過去の私はウザがるかもしれませんが(^^)。
コントロールから抜けるには、「意見を言う練習」が欠かせない。
明るく爽やかに「違う意見」を言える自分になれたら、すてきだと思いませんか。
徳島お片付けラボ エクリュプラス竹内真理
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