先日聞いた話で、「なるほどな」と思ったことを書きます。
それは「お部屋には3つのレベルがある。」という話。
これをごっちゃにするから、「片付け」と「インテリア」が混ざってしまい
なんかわかりにくくなるのかもしれない。
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こんにちは(^^
家づくり収納コンサルタント
徳島お片付けラボ エクリュプラス竹内真理です。
その三段階とは
1「不要なモノが出ている」
2「スッキリモノが出ていない」
3「空間が映えるものを置いてある」
とのこと。
でも、これはあくまでインテリアを『人に見せる』という視点で考えた場合・・・ですけどね。
■1レベル「不要なモノが出ている状態」
本人はもしかしたら「定位置」に置いているのかもしれないけど、
残念ながら、日本の商品のパッケージはまだまだ「目立つ」ことが優先されているから、
なんでもかんでも見せてしまってはおしゃれにはならない。
ティッシュの箱一つ、食器洗い洗剤一つとっても、
空間を雑然と見せてしまう要素が満載のデザインなんですよね。
だから、ひとつひとつの「モノ」のセレクトにこだわっていないのならば、
人目に付く場所に、なんでもかんでも置いてしまう『見せる収納』は
「素敵インテリア」からは、どうしても程遠くなってしまう。
もっと商品パッケージがおしゃれになればねえー。
それか、極シンプルになるか。
でも、それじゃあ売れないか💨
(最近はシャンプーなどはぐんとおしゃれなものが増えてきましたけどね。洗濯洗剤も。ティッシュケースなんかも、もう五色のケースなんていらないから、単色のシンプルなデザインにしてくれたら、ティッシュケースとかいらなくなるのに。あとは、食器洗い洗剤のボトルもどないかしてほしい。せめて洗剤の液の色をあんな色にしなくてもいいのに。なんでだろーなんでだろー。目立つためか・・・。というか、まあ、エコ的な洗剤を使えば、そういう悩みからは解放されるんでしょうけど。片付けても片づけても、キッチンにオレンジのぎらぎらしたパッケージが光ると、ダサさがあふれだすんだよな・・なんて、口が裂けてもお客様の家では言えませんが、それはお客様が悪いんでは無くて、商品デザインのせいです。)
■2レベル「スッキリとモノが出ていない状態」
キッチンの上にも、カウンターの上にも、スッキリなーんも出ていない状態。
よく「理想のイメージは?」と伺ったら、こんなイメージを語る人も多いのですが、
よほどかっちょいい建築家の家かなんかに住んでいるのでないと、
ちょいと「殺風景」になりがち(と、私が思うだけ)でもある、このパターン。
よくある収納本のモデルになっているような感じ。
モノが外に出ていたら、掃除だってしにくいですもんね。
クールスタイリッシュが好きなんだーっていう人もいます。
でも・・、でもですね💦
なんにもないと、やはり「ただのスッキリ」にしかなり得なくて
それで終わりになってしまう。
スッキリを否定するわけではないけど、
私たちって、なんか、「家」というものから「そこに住んでいる人の人となり」を
読み取ろうとしているところがあるように思うんですよね。
スッキリモノがなんもなければ、
取り付く島も無い・・・というか、この人がいったいどんなものが好きで、
どんな趣味を持っていて、何にこだわっているのか・・などの情報がいっさい得られない。
それって、さみしいんです。
「片付いているからいい」わけではない。
それならば、まだ1番の「モノが表に出ている」けど、
なんか楽しそうに暮らしている人の家に遊びに行くほうが、
私なんかは「いいな」と思ってしまうのです。
だからこそ
「モデルルームみたいに隙のない部屋じゃないから、我が家は散らかっている」
なんて、思ってしまう事こそ、
テレビとか雑誌などの、べきべきの「価値観の刷り込み」のように感じていて
「モデルさんのような体形じゃないから、私はデブだ。」
と思い込んでいる女子高校生みたいになるのって、不幸だと思うんですよね。
何度も言いますケド、スッキリモデルルームを否定したいのではなくて、
「そうでなければいけない」という思い込みを持っている人がいたら・・・
「そうじゃないよ!」と、私は声を大にして言いたいのです。
■3レベル「空間が映えるものを置いてある」
「空間が映えるもの」っていうあたりで、
ハードル高っ💦って思っちゃいますけど
(この3つの分類は私の言葉ではないですからね、あしからず・・・)
『なんかごちゃごちゃしているけど、めちゃ素敵」という家ってありますよねー✨
このあたりの感覚については、マニアっぽ過ぎて、
今日のブログでは語り切れないから、また別の機会にしたいですが、
そこまでいかなくても、
ちょっとした「表に出している日常のアイテム」がきちんとセレクトされている。
という意味だと思います。
モデルルームインテリアとか、雑誌のインテリアならば
でかいガラスの花瓶に、ぼーん!と観葉植物的なモノがさしてあったり
リビングテーブルの上に、高そうなピッチャーがピカピカのトレイとかに載せられて、
グラスと一緒に置いてある・・・とかありますけど、(子供がいたら100%無理)
そういう「非日常」インテリアではなくて、
単に
・置いてあった鍋と鍋敷きが似合っていて、さらには使い込まれていてかっこよかった。
・ラグのセレクトが秀逸だった。
・椅子に載せてある手作り風のマットがいい感じに効いていた。
とかいうレベルのものでも十分「空間が映える」んです。
モノから「その人や家族の歴史」が垣間見える・・・。
そんなハイレベルな暮らしをしている人を日本にもっと増やしたいなあ(*´з`)。
だから、インテリアをどないかしたいのならば、
まずは、レベル1から・・・なんです。
エラソーな事言って、すいもはん。
■まとめ
いちいちしまうのが面倒で、見えるところに出しておきたい人は、
毎日使うものを、少しデザインにもこだわって買うと、一気にレベル3に上がれる!
・・・かもしれない。
徳島お片付けラボ エクリュプラス竹内真理
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ホンマルラジオ
1970年徳島県生まれ。
家作り収納コンサルタント。
インテリアコーディネーター、ライフオーガナイザー、整理収納アドバイザーの資格と、家具販売、工務店勤務、ハウスクリーニングの経験を生かして、お部屋をお客様にとっての「一番大好きな空間」に変えるお手伝いをいたします。
まずはお気軽にスタジオヒアリングにお申込みください(^^)/
図面と写真をお持ちくださいね~。
お悩みのお部屋だけではなく、お家全体の間取り図があった方がより詳しくご相談できます。
ちなみに写真は、普段の状態を撮ってくださいね。
片付いていないところを見られるのは恥ずかしい?
そんな事は全く心配なさらないでくださいね!
片付けが滞るのは、それなりの理由があるのです。
その理由がわかれば、半分解決したようなもの。
そもそも、「片付いていない」という問題に向き合う勇気を出して、
このブログをここまで読んでくださったあなたは
もう、次のステップに進む事を心の底で決めて来ているわけですから✨
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