3.11の今日、東日本大震災の被災地に虹がかかったそうですね。
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こんばんは。
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
日本人として、忘れてはいけない3.11の今日、しかも地震が起きた時間に被災地に虹がかかったというニュースを見てなんともいえない不思議な気持ちになりました。
去年の天皇陛下の即位の礼の時の虹にもきれいな虹がかかりましたよね。
これって、単なる偶然・・とは思えない人のほうが多いんじゃないかな。
こんな先の見えない状況で、どことなく「あきらめモード」だった私ですが、
この虹に希望めいたものを取り戻したのは、私だけではないと思います。
■強硬的なリセットが「気付き」のトリガー

全出しは強制的リセット。
この地震によって、日本人の価値観は大きく変化したと言われますが、
例えがふさわしいかどうかわからないけど、勇気を出して言うなら
ライフオーガナイズの片づけって、実はそれに少し似ている部分があるように思うのです。
全部出しして、今まで「当たり前」と思っていた空間が全部リセットされ
一時的にすごい状態の混乱が訪れる中で、今までに無い「気付き」が訪れる・・という点です。
■一人一人が「気付く」事の価値

たくさんの大切なものが、埋もれて見えなくなっていた。
被災した直後はショックすぎて、深く考える事などできない状態であったものの、
こうして9年もの月日が流れ、あらためてこの日起きた事を思い出し検証する動きがあります。
今度「Fukushima50」を見に行こうと思っているのですが、
私たちは、何か本当に危機的状況になったときに、本質的に『自分より全体のために』動く気質があると感じます。
震災の時の、現場や被災者の方々、一人一人のとっさの判断や、行動が世界から賞賛を受けたように、
そして、今回のコロナウイルス対策でも、結局は一人一人の冷静な判断と行動が、被害を世界的に見てもとても優秀な形で抑え込む事ができている現実があります。
結果的にみて、今、現状をキープできているのは、
つまりは「日本全体としてとても優秀だから」であると、思ってよいのでは?
本来なら「うちらってすげえ」と思って、鼻の穴を膨らませてどや顔したっていいくらいの状況なのに、
なぜか「政治が~」「不況が~」「ディズニーランドが開園延期~(´;ω;`)」などとテレビを見ていると思ってしまうのはなぜか。
なんでも「よい面と悪い面」両方あるのに、ひたすら「悪い面」だけを強調し、自己肯定感を失わされるような仕組みになっている事に、そろそろ気が付いてもいいんじゃないか。
片付け相談を受けていて、本当に良く感じる「自分を責める心」の根源は、こういった社会の仕組みにあると私は考えています。
一般的には軽視されがちな「片付け」という分野ではありますが、
ほんの些細な事のようで、実は後ろで本質と繋がっている。
今の社会の問題の元凶にたどり着く、たくさんある中の、一つの入口だと思うのです。
■視点を変えて自分を取り戻す具体的な方法

こんなに服が多い理由は、「おさがりをもらったら使わなければと思い、全てを追加していたから」だった・・・。着ている服はほんの一部だったのに。
では、具体的に何をすれば、自分を取り戻す事ができるのでしょうか。
それは「疑ってみる」という視点を持つ事だと思います。
全ての事をうのみにせず、一回「それ本当?」という視点で見て見る事です。
「これが欲しいと思っているけど、本当に本当に欲しい?ここに書いてあることはメリットだけだけど、デメリットはないの?」
「テレビで言っている事は、本当に全て真実かどうかわからないよね。」
「私は片付けが苦手と思っているけど、本当はすべてじゃないよね。具体的には何が出来ないと思っているのかな?」
「疑ってみる」習慣はめんどくさいし、疑う事で正解がわからなくなり、余計に混乱するから嫌な気持ちになるけど、これが大切だと思っています。
買物であれば、即決せずがまんして「すぐに判断せず、考える時間を持つ」事。
行動であれば、妄信せず「試しにやってみる」という気持ちでトライする事。
情報であれば、逆の説も同時に調べてみる事。
自分の考えも「必ずしも自分が正解とは限らない」と思っておく事。
そんな人が一人一人、増えていくとしたら、日本はどうなると思います?
少なくとも、片付けに悩む人は減ると思いますね(^^)/
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