「片づけたい」「でも捨てられない。モノが減らせない。」「イライラする」
「スッキリさせたい」「お片付けの事があたまから離れない」「忙しい」「スペースが少ない」「子供がいう事を聞かない」「疲れてどうしてもやる気が起きない」「旦那が協力的じゃない」
現実の枠にどう考えても、収まりきらない要望を手放せず、
あっちを押し込めばこっちが、こっちを押し込めばあっちが、
ぷりっぷりっとはみ出てしまうような状況に陥った事、ありませんか?
いろんな問題がふわふわふわふわと湧いてきて、頭の中をぐるぐる。
「悩み」って、解決するための方向性が定まらない事を言うのかもしれません。
ベクトルがあっちもこっちもに向いちゃっている。
本当の自分の願いは、どれか。他人の思惑はその中に入り込んでいないか。
それを確かめる面白いワークをやってみましょう。
目次
■「「片付け禁止」の世界に住んでみる。」
もし、あなたが住んでいる世界が、『片付け禁止』の世界だとしたら。
あなたはどんな気持ちになるでしょう。
世界中全ての人が、散らかし放題です。
片付いていないあなたの部屋を、もちろん誰も責めたりしない。
どうですか?
少し安心するのではないですか?
イライラが、少し減るのを感じませんか?
もし、そうだとしたら、あなたが抱える「散らかってイライラ」は、
他人の目線を気にして・・のイライラだったというわけです。
■あなたは誰の目線を気にしていたのか?
では、もう一つ質問です。
あなたは誰の目線を気にしていたのでしょう。
ご主人様?お義母さん?それともきれい好きのママ友?
それがだれか、わかっても、わからなくても、
「自分は誰かの目線を気にしていたのだ」とわかるだけで、OKです。
■ぐちゃぐちゃに散らかった部屋でOK。あなたはどこまで散らかりを我慢できる?
イメージの中で、どんどんお部屋を散らかしてみましょう。
お皿なんて洗いません。机の上も、てんこ盛りです。
ゴミがどんどん積み重なってきます。でもこの世界は「片づけ禁止」
片付けたら、違法なんです。
「でも、ちょっとだけこっそり片づけようかな」
「こんなことなら、はじめから散らかさないように暮らせばよかった」
「モノをこれ以上買うのはやめよう。やばい」
「もとに戻すのはオッケーなんだよね。」
あれこれ考え始めるかもしれません。
夜中に見つからないように、こっそり床のものを拾い上げるかもしれません。
そして、少しスッキリしたところを、満足気にながめてホッとするあなた。
「はー。床が見えるって、素晴らしい。」
■内側から湧いてくる「片づけたい」気持ちを邪魔する「高すぎる目標」
本来、私たちは自分の快適のために『片づける」という行動を自然にしていました。
でも、いつの間にか、『片付け」は「人の目を気にしてする行動」になっているような気がします。じゃないと、家庭訪問の前にあんなに必死になって片づけるはずがないのです。
インスタや、雑誌でおしゃれなお部屋を見て、「自分もこれくらい素敵な部屋にしなくてはいけない」と思い、ハードルを上げすぎて、思うようにいかないイライラを、子供や旦那や、部屋の狭さのせいにして不機嫌になる。
極端に言えば、こんな状態かもしれません。
自分の本当の願い。それは「自分らしい空間で穏やかに暮らす」だったのかも。
ぼんやりとして、あいまいで、中間の「ちょうどよさ」。
これなら、すぐにでも実現可能だと思いませんか?
ママがイライラしない。笑顔で「まーいいか(^^)」と言える。
家族にとっては、それが一番快適な空間なんじゃあないですか?
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