日常生活は「潜在意識と同じ」なんだってよ。
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先日みた動画の中で
「日常生活は潜在意識と同じ」と言う言葉が出て
おおー
ってなった
脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
おはようございます。
「部屋は心の写し鏡」
というのは私の持論なんだけど、
日常生活=潜在意識ってのは、
一歩進んで「表と裏」との区別があり、
なるほどねって思ったわ。
先日、高校の住居学でもやったけど
昔の日本の家は「接客本位型」(サザエさんちみたいなやつ。家のど真ん中一番いい場所が接客の場として作られている。)
だったものが、だんだん接客の場が玄関脇の小さなスペース(応接間)として小さくなっていき
今や、応接間自体が消滅してしまって
なんなら「LDKという丸見えの一空間がお客様から見えてしまう家づくり」が今の主流となっている。
応接間が消えた理由としては
・家の内部まで招き入れてもいいと思うような近しい親族・友人しか家には来なくなった
というのが一般的な理由だろう。
なんなら、友人すら家には呼ばない、という人もけっこういる。
家の内部を整えて重要なお客様を接客するという事が、
家を守るための必須の仕事だった昔にくらべて
特に望まないかぎり
接客の必要性が無くなった今の家は
まさに「人から見えない場所」
つまり
「潜在意識」と同じになってしまった・・・というのは
すごく納得する説だ。
で、結局
こんな話をして、私が何を言いたいのかっていうと
ついつい
ないがしろにしがちな
「潜在意識(日常生活)はものすごく強烈な力を持つ」
と言う事なんよ。
目次
■人から見える場所(顕在意識)なら頑張れる私達
人から見られる場所だと
ものすごいエネルギーで美しく、
完璧であることを追求できる私達。
勉強、美容・ダイエット、仕事、ファッション、子供の進学・・・
ブランド品を持つ事、良い時計を持つ事、良い車を持つ事なんかも当てはまるかもしれない。
人からの評価が高いと嬉しい。
逆に
人から評価されないことは、
社会的死亡を意味する。
「ダサい」「ブサイク」「学歴が無い」
「若く見える」「部屋がキレイ」「キャラ弁が素敵」
他者評価で自分の存在意義がものすごく揺らぐ今の社会で
これまた評価基準が多岐にわたると来たもんだ。
どうしても
そっち(外から見える世界=顕在意識)のほうに意識が全集中するよね。
そんな他者評価から身を守る事で手一杯の中で、
隠そうと思えば隠し通せる「家の中」を整える事の優先順位がぐんと下がり、
外側から評価される対象でなくなったとたん
仕事としての必然性がなくなり、結果やる気が無くなった。
そりゃそうなるわ。
私達の世代がこんなにも
「片付け」に悩むようになってしまった理由の
結構大きな要因は
実はここなんじゃないかと思う。
本当は
時間が無かろうが、
資本主義でモノが増えようが
仕事が忙しくて
ストレスがあろうが
人の目に触れて、評価される場(顕在意識エリア)
にある物に関しては
どこまでも頑張れるのが私達のはずなのに、
なぜ「家事」に関して、
ここまでやる気が起きないのか、
ずっと疑問だったが
そんな複雑に絡み合った背景があるわけだ。
評価されない事は、やる気がしない。
片付けだけではなく、家事と言う仕事全般が、まさにそんな局面にある。
■ないがしろにしがちな潜在意識こそが、本当のあなた

潜在意識があなたに与える影響は実に90%以上。人生のベースとなる「家庭」があなたに与える影響もまたしかり。
でも、思い出してほしい。
顕在意識と潜在意識のパワーバランスを比べたら
圧倒的に潜在意識のほうが大きい事を。
顕在意識でどんなにダイエットしようと頑張っても
潜在意識のほうで「太っている事で守られている」という価値観を持っていたら絶対に痩せられないように
外面をどんなによく見せようとしても
暮らしが雑で、
自分を大切に出来ていないようでは
欠乏感はどこまでも消えないはずだ。
モノを買っても買っても満足できない。
痩せても痩せてもまだ太っていると思う。
どんなに稼いでも、いつまでも不安が無くならない。
それらはみんな「日常生活=潜在意識」の部分を大切にできていない証だと
その人は言う。
■「本当のあなた」を大切にする方法
とはいえ「内観」とか「自分を大切にする」と言う事が大事だ
というのはみんなわかっているけれど
それが出来る人はとても少ない。
外側にばかりベクトルをむけて頑張ることしか教わっていないから
自分をどう「大切に」したらいいのかわからないんだ。
美味しいものも
ブランドものも
エステに行くのも
喜びは瞬間的に終わってしまって、
幸せは継続しない
家に帰れば、雑然とした暮らしがひろがり、小さなイライラが募り
全てに目をつむって、
ただただスマホばかりを見て過ごす。
本当に自分を大切にするってどういう事なのかな。
■裏側にしまい込んで封印していた「ダメな自分」を認めて許す
先ほど紹介した動画の中では
自分が隠していた「裏側の嫌な自分」を全出しして
ある事を認め、許す事だという。
部屋に例えるならば、
魔窟の押し入れを全出しして
中にあるものと向き合う…と言う事だ。
魔窟の押し入れが魔窟になる理由は
手放せないけど、見るのは怖い、自分の「黒歴史」をなかった事にしようとしているからなんよ。
子供の作品が捨てられなかったある人は、
子供にちゃんと向き合い、愛せなかった自分を隠すために
子供の作品に執着していた。
やたらめったら学びの資料がたまっていた人は
自分の能力の欠落をうめるために
あらゆる勉強をずっとし続けていたからだった。
封印している「片付いていない場所」を人に見られるのが嫌なのも、
「裏側にある自分」を見せたくないからだ。
でも
それが潜在意識(押し入れ)に溜まり
本当の自分の「好きな事」をゴミで覆い隠しているんだとしたら
自分の望みが何なのか、わからないのも無理はないよね。
全出しして、
嫌なモノと、好きなモノ、大切なものを分けてみて
全てを認めて、片を付ける。
それが、ライフをオーガナイズする事。
潜在意識のクリーニングだ。
■潜在意識は操作できなくても、部屋なら「変化させられる」
みんなが嫌がる「片付け」
プロに頼むのが怖いと思う「片付け」
そう思っちゃうには全て理由がある。
私達は変化するのが怖いし、自分と向き合いたくない。
私だってそうだ。
片付けするたびに見つかる「思い込み」や「囚われ」はまだまだ存在する。
でも時代が変わりつつある今だからこそ、
内面に意識を向ける事が大事だって
思う人が増えているわけなんだよね。
その内面に意識を向けるための、
超具体的で直接的な方法こそが
ライフオーガナイズの片付け
だと思うから、
私はずっと、
単なる「片付けおばさん」と思われながらも
ライフオーガナイズを発信する事をやめられない。
だって、いつか
みんなが「本当の自分」を認め、許し、
自分を「裏切る」事をやめるための
サポートする役割の人が
今後必ず必要になると思うから。
自分の事がまるっと認めて「大好きだ」と言える。
そんな人が増えたらいいなって、
心の底から思っているんだ。
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