お部屋をきれいにしておきたい気持ちは素敵な事だけど、その気持ちには「ハンドルの遊び」みたいなものが必要です。常に完璧を求めているとするならば、ちょっと待った・・・。かもしれません。
■徳島・脱力系お片付け・ライフオーガナイザー®竹内真理のブログ■
こんばんは(^^♪
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
先日かいたこちらの記事。
家族が片づけられないと、つらいよねえ…。
これはもう、前世で何かしでかしたカルマかいな・・・なんてついスピリチュアルに逃げようかと思ってしまうくらい。
ついでに「賽の河原」も脳裏に浮かびます(´;ω;`)。

積んでも積んでも、鬼が来て壊す・・・。え、なにこの既視感。
まあ、じょうだんはともかく。
あまりにも乱れた空間は精神に悪影響を与える・・という事は疑う余地がありません。
片付けるために
自分ががんばるか
相手に頑張ってもらうように頑張るか
もしくはプロの手を借りるか。
どないか手を打たねばなりません。
ですが、今回のテーマはそこじゃないのです。
実は「家族が片づけてくれない!」と叫んでいる方にも、問題があるかもしれない・・・ってこと。
■「家族」のせいとあなたは思っているが、あなたの「潔癖」は問題ではないのか。

モー嫌っ!こんな生活っっっ。なんで三つ折りなのっっっ!
いろんな人と、片づけの方法について話すと、驚くほどにみんな、くだらない・・いやいや、こまかなこだわりがある事に気が付く。
ライフオーガナイザーの仲間内で話していても、たかだか「タオルのたたみ方」くらいでも、千差万別なのである。
そして、酔っているのか、気が緩んでいるのか、仲間内だからこそか、ライフオーガナイザーにもかかわらず、みんな「自分のやり方こそがベスト」だとおもっているのが見え見えなあたり、かなりほほえましい。(これ、お客様の前では絶対しない事。)
だから、オーガナイズを学んでいない、一般のきれい好きママが、「これだ」と思う方法で片付けをして、住空間を美しく整えているのをあっさり乱す家族は、たぶん筆舌に尽くしがたいほどにストレスなのです。
洗濯物の干し方
たたみ方
食器の洗い方
仕舞い方
せっかく旦那さんが洗濯物を畳んでくれても、自分のやり方と違えば、畳みなおしになる。
ありがとうって、素直に言えない。
「なんで、三つ折りなんかな。この引き出しには四つ折りにしか入らないのに・・・・(イライラ)」
うーむ。気持ちはわかるんだけど・・・・。こりゃどうすればいいんだろうね。
■「私のやり方が正しい」という気持ちの折り合いのつけ方

洗濯物はこう畳むものよ。あなたのおばあちゃんもそうやっていたわ。
正直、こんな潔癖お母さんが自分の親なら、めんどくさい。
実際、うちの母は洗濯物の干し方にかなりうるさいから、洗濯物を干す手伝いは出来るだけしたくないと思うからだ。
でも、それって損だよね。
そこで、
強すぎる自分のこだわりに気が付くだけでもずいぶん違うけど、
さらに一歩進んで
そのこだわりにどう折り合いをつけるか、という一つの方法として、
「私が正しい」ではなくて、こだわりは「私の趣味」と捉えるのはどうだろうか、というご提案です。
■こだわりの家事は「趣味」

フィギュアを美しく作れる技術は、その世界の人にしか認めてもらえない・・・。残念ながら。
趣味って、どんなに極めても、同じ世界を共有している人にしか評価してもらえない。
その趣味に興味の無い人に、「面白いよ」「やるべきだよ」なんて言っても、相手にしてもらえない。
私は、こんな仕事をしているけれど、
几帳面でこだわりの収納テクニックを駆使した「素敵収納」は「趣味」だと思っています。
それこそ、
「キャラ弁」と同じくくりです。
やってもいいけど、やらなくても、別にいい。
たまに子供に「○○ちゃんのママはこうなのに、うちのママは・・・」とか、言われたって
「ああ、そーでふか💨」と言っておればいいと思っている。
家事のこだわりなんて、
生き死にに関わる事以外、
はっきり言って
「あなたの自己満足」でしかないのです。
だから、「趣味」の世界と、「家族の協力」を混同してはいけない。
趣味的にこだわりを極めたいなら、自分でやる。
協力をもとめたいなら、相手のやり方も認める。
そのどちらかの二者択一ではないか。
と、思うのです。私はね(^^)。
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理
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