「ホテルのような暮らし」に憧れる人は多い。でも、あなたが見ている「ホテル」はほんの半分、「陽」の部分だけです。そして、その美しさは残り半分の「バックヤード」という「陰」の部分に支えられている。そして、それは家でも同じことではないか。今、私たちは「バックヤード」という機能を家に作っていない。もしかしたら、それが私たちの「片付かない」悩みの元凶なのかもしれない。
■徳島・脱力系お片付け・ライフオーガナイザー®竹内真理のブログ■
サービス詳細はこちら↑
こんばんは(^^♪
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
家を新築しようと訪れたお客様に、まず初めにヒアリングをするのが、工務店時代の私の仕事でした。
「モノは全て表に出さず、スッキリとした暮らし」
「いつでもお客様を呼べて、たまにはパーティをひらける家に」
「テラスでバーベキュー」
「ホテルのようなインテリアが理想」
「子供たちとお菓子作りが出来る家」
「庭を眺めながら、日当たりの良いリビングでお茶を飲みながらくつろぎたい」
みたいな意見が、誇張でもなく当たり前に、半ば判をついたようにお客様の口からあふれ出るのです。
しかしそれって、ホテルでいう「客室」での過ごし方だよね。つまりは非日常的オフの日スタイルです。
では、リアルな私たち日本人の暮らしは、
そんな素敵ホテルライクスタイルにピッタリフィットするのか、否か。
■リアル日本人ライフスタイルあるある
では、今度は私たちリアル日本人ライフスタイルあるあるをシミュレーションしてみましょう。
まずは、結婚して二人暮らしのうちは、片づけくらい何とかなります。
やがて赤ちゃんが生まれたら、退院後しばらくはずっと布団はリビングに敷きっぱなしです。授乳グッズ、おむつ、おしりふき、なんやかんやが布団周りに散らかり、掃除もままならない時期が来ます。
床上げしても、ベビー布団は存在しっぱなし。
洗濯物を畳むのも、リビング。家計簿つけるのも、リビング。
寒い冬はこたつも出したい。こたつの吸引力はハンパない。家族がそこに集まってきます。
こたつで宿題もしたいし、なんならご飯もここで食べたい。くつろぎも、テレビも、ゲームも。
子供は着替えもここでしたい。もちろん遊びも。
ほとんどぜーんぶ、寝る以外ぜーんぶ、リビングでしたいんです。
そりゃ、リビング、散らかるはずだわ。
・・・・ホテルライクって、そもそも無理なんじゃないの?
■なんだかんだいって、床座が好きな日本人
それと、つくづく思うのは
「日本人、床に座るのすきなんだなあ。」って事。
ダイニングテーブルで食事をとるのも、ソファに座ってテレビを見るのも、
実はそこまで私たちのライフスタイルに、確実には定着してはいない。
ダイニングテーブルは「当たり前のインテリア」だから導入するけど、実はリビングテーブルで床に座ってご飯を食べる事も多いようで(床に座る率は欧米の人よりも絶対多いよね)、ソファは背もたれとして利用し、寝っ転がる時もソファでなくて、床だったりしてね(ソファには別の何かが乗っかっていること多々)
おちつくんだわ~。床。
ちょっとこれは私の勝手な憶測なんだけども、
もしかして私たちは、アメリカっぽいライフスタイルを手に入れたにもかかわらず、DNA的に「四畳半和室」で「寝る・食べる・働く」を全てこなしていた時代のライフスタイルが、今だ消えていないのかもね💦
うわっ。なんか夢がない感じ💦
と、おもうかもしれませんが、逆に言えば、これはとても良い切り口だと思っています。
なぜなら、「散らかる要因」が、小さな空間で全て集約できるかもしれない・・・という事だからです。
ホテルでいう、「バックヤード」にあたる空間を、家の中に作ればいいのです。
美しい憧れの理想の部屋も、もちろん同時にね。
え、それじゃあ家が大きくなるじゃん・・・と思うかもしれませんが。
と、これ以上は、ちょっと事情があり公開できないので、家作りをお考えの方で「どうしても気になる」とこれから家作りを真剣に考えている・・・と言う方は、ぜひ対面でお答えします。
下記のメールフォームにてご連絡くださいね(^^♪
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理
インスタも頑張っております。フォローよろしくお願いいたします✨
※「片付けモードに火が付いた!」というお急ぎの方はお電話でも(^^)/ ☎090-5575-9142
この記事へのコメントはありません。