片付けしない事は悪いこと。散らかっているのは不快なこと。当たり前のように思っているけど、実はそうじゃない場合がある。片付けられない人の多くは、そんな「片付けしない」事のメリットを手放したく無いから・・・かもしれない。
おはようございます!
脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
片付けのやり方がわからないとか、
時間がない云々ではなく、
心理的に「やる気が起きない」
そんな理由で片付けられない・・・
という気持ちになったことがある人は少なくないのではないでしょうか。
私自身、早起きしようと思っても毎日挫折している、とか
筋トレをやろうと思っても出来ないとか、
「やる気が起きなくて出来ないこと」って山のようにあります。
ま、それらのほとんどは「自分のナマケモノ心」のなせる技であって、
そこに深い自分の中の「心の傷」がある・・・なんて、全く思っておらず
「やれば済む話なのに、やらない自分が悪い」と思っているのでありますが・・・・
こと片付けにおいては、やっぱなんらかの「心の傷が原因」なんかいな・・・
と思ってしまうことも多々あるのでございます💦
ということで、今日は
✅片付けしたらいいのはわかっているけど、どうにも体が動かない。
✅片付けに取り掛かっても、すぐに「どうせすぐに散らかるのに」と思うと無駄に思えてくる。
✅「片付け」というキーワードを聞くだけで、すごく嫌な気持ちになる。
こんな方のために、
「片付けしないこと」であなたが得ているかもしれないメリットと、その対策について考えていきたいと思いますーーー❗️
目次
■メンタル掘り下げとか、ちょっとやめて

傷をほじくり返すのはやめて。
とはいえ、
片付けとメンタルは深い関わりがあるとは思いながらも、
実際は片付け作業で、メンタルに深く切り込む事は出来ないし、
しないし、しない方がいい・・・とも思っている私。
特に、最近はそんなふうに思うようになっていた。
なぜなら、自分自身が、
人に心の中に踏み込まれてあれこれ内面を探られるのは嫌だ
と思っているからだ。
それも抵抗・・と言われるかもしれないけど、
自分の殻は、自分のタイミングで破りたい。
ひよこだって、内側から自分でパリパリとやって出てくるわけで、
頼まれてもいないのに外から他人が殻を割ってあげたりするのは、
ちょっと待って案件だ、と思うわけ。
■過去にどんなことがあろうとも、今片づけしないことを選択しているのはあなた

やる気がしない。今は休息の時。休むと決める。その判断を下しているのは私。
例えば、あなたが「片付けしなさい」と常に高圧的に言ってくる母親に対して
なんらかの反発を感じて育ったとして、
「片付けしてしまうと、母に負けたような気がする」
という思いから片付けたくないと判断しているのかもしれない。
また、他に考えられるメリットとしては
母親に支配された可哀想な自分というスタンスで、
恨みを抱えて生きることが、
どこか快適だと感じている
とか、
なんだかんだ「ダメな自分」のままでいて、
母親の庇護の元でぬくぬくと過ごしていたいという依存かもしれない。
・・・という可能性も考えられる。
そんな馬鹿な、と思うかもしれないけど
信じられないことに、そういう「弱者権力」を大切に抱えている人というのは存在する。
うちの母キヌヨみたいに。
ただ、誤解してほしくないのは、
それが悪いというわけではなくて、
母キヌヨの場合、それが今も自分を守っている武器となっている面があるし
人のせいにしてでも、自分を守らないと、
一人で担うには心の負担が大きすぎる場合だってあるだろう。
ただ、大切なことは
どんな場合でも結局は
そのどれもが「自分の選択」でそうしているのであって、
「出来ない自分」でいることのメリットがなくなったら、
いつでも「人のせいにしないで自分の力で行動する自分」を選択し直すことができるのだ、と
理解しておくこと・・・かもしれない。
■問題の原因が外にある限り不満は解消しない
自分の力で変えられる問題と、
どうにもこうにも変えられない問題、
人生には二種類の問題が存在する。
でも、変えられない問題に関しては「筋トレ」だと受け入れ、
与えられた範囲で、最高にご機嫌な自分を選択することはできるし、
変えられる問題に関しては、
気が向いた時に、克服にお気軽にチャレンジしてみてもいい。
ゆるく現状維持で過ごしたい時は、それでいい。
他人の人生のペースや選択に、周りがとやかくいう必要はないんだよ。
■まとめ「どの選択も、全て最善」

どこに向かって船を漕ぐか。行き先は無限にある。
片付けに対して、どうしても気が向かない時は
そんな風にあれこれ頭の中で考えるだけでも思考の整理になる。
片付けする事だけが良いこと、と思わなくなるだけでも心が軽くなります。
結局は、どの選択も、
自分自身がしているのだということに気がつくだけで、
今まさにこの瞬間から、
「主体的に生きている自分」に変身することができる。
片付けなんて、やりたい時が来たら、
必ず猛烈にやりたくなりますよ。
片付けは、つまりは自分を大切にする行為なのだから、
自分を責めたり、他人を責めたりしている間は、
取り組めないのは当たり前の話です。
まずはそこをクリアにして、
時が来るのを待ちましょう。
もちろん、先に空間を整えて、
心が整うのをサポートする・・・という方法も、なくはありませんが。
あなたが私を必要とするときは、すぐに駆けつけますよ(^^)。
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