正直使いにくい「押し入れ」。どんなに収納グッズを使ってあれこれ工夫しても結局は「布団」以外のものを入れるには使いにくい形状と奥行なんだよね。だったら答えはシンプル「中段はなくていい」。取れるなら取ろう。取れないなら・・・続きは本文へ!
おはようございます!
「50%片付け」脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
収納と言えば「押し入れ」。
昔の家は、そんな感じでした。
今の家はそれほどでもないけれど、
やはり収納の中に「中段」と呼ばれる真ん中の広い棚が固定でついている収納は必ず一つはあるようです。
たしかに、棚が付いていると、モノを置く面積が増えるから単純に考えたら「収納力が二倍」になるし
布団を置く場所がいるでしょ・・・というのも、中段が必要だと思う理由だと思う。
でも、それでも私的には
「中段いらなくね?」と思う理由を今日はお話します。
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■中段があったほうがいい場合

六畳の空間フル稼働。いわゆる「寝食分離」出来ていない暮らしだが、それのどこが悪い?冷暖房効率もいいし、子育て期は特に快適だった。
もちろん、中段が絶対必要な場合もあります。
それは、
「布団の上げ下ろしを毎日する人」。
、
畳で寝たい人で、布団も必ず押し入れに入れてスッキリ暮らしたい人は、
中段が無いと困ると思います。
畳に寝るのは私もおススメのライフスタイルで、
私も公団アパートに住んでいた時は、リビングに家族の布団を敷き詰めて川の字で寝てました。
夜は寝室
昼はリビング。
空間の有効活用が出来て、小さな面積でも快適にくらせる日本人ならではの知恵だと思います。
そんな場合は、しっかりした中段が付いている事で上げ下ろしが楽になるし、
下段は子供のおもちゃコーナーにしていましたね。
寝る時は「ざーっ」と片づけて、上からふとんをどさりと下ろして寝る支度。
コンパクトに暮らすなら布団!川の字!ビバ昭和のライフスタイル。
■しかし中段が無くても布団は入れられる
しかし、正直、
押し入れの下段は
奥行のある衣装ケースを詰め込んで衣類を入れるか
普段使わない家電やなんかわからん段ボールが詰められている・・・
・・くらいが一般的な使い方です。
私みたいに下をキッズコーナーにするか
もしくは、逆に上をキッズコーナーにするという特殊なケース以外は

リビングに遊び場所を別に作る事で、リビングの散らかりを防ぐ作戦。
こんなに頑丈で取り外しが効かない中段を設置するよりも、
初めから衣装ケースを下に並べて、その上に布団を置けば済む話
なんじゃないの・・・と思っちゃうわけ。
いらなくね?中段・・・。
■奥は無視して手前をフル稼働させる

今はサンドバッグを収納して、手前はバッグ小物置き場に。小物が増える冬には大活躍。
とはいえ、子供がいない場合は当然モノを収納したい。
そんな場合は、いっそ中段を取り外すと可能性がぐんと広がります。
この収納はもともと中段がついていた奥行・幅ともに90センチの半間の押し入れだけど、
実験的に中段を取り外してみたら、いろんな使い方が出来てかなり便利になりました。
布団以外のものを置くのなら、たいがい奥行きは90センチもいらんのよね。
大きな収納は入れたいものに合わせた棚をはめ込んで、
適当に棚を移動させながらその時その時に合わせて収納を組み替える
そのためには内部はがらんどうでいい。
■まとめ 「中段はいらない」
よく雑誌の「押し入れ活用術」とかで、
みんなが中段を四苦八苦して使いこなそうとしているけど、
やっぱり限界があるんだよね。
奥と手前に空間が分かれて、結局奥は死んでいる事が多い。
だから、取れる人ならもう、中段はとってしまったほうが断然活用できる。
皆さんも家作りの際には、よーく考えて。
暮らしは変化していくのだから、
取り外しのできない棚は、
極力付けない方が自由度が高くて便利だし、コストもかからないよ。
その代わり、押し入れの床は室内と同じフローリングにして、
できれば壁に下地を入れておくといいかも。
ハンガーパイプや棚を取り付けたり、カスタマイズがしやすいからね(^^)/

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