家のプランのほとんどは「南側リビングに大開口大窓」です。明るい家はみんなの基本的な希望です。なのに~な~ぜ~。実際はカーテン閉めてんの?
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こんばんは(^^♪
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
「思い込み」って、はずすの難しいですよね。
というか、何が「思い込み」なのかすら、気が付かない事が山のようにあります。
例えば「片付いている家とはこういうもの」というイメージが雑誌やインスタ等のイメージと同一化してしまっている場合とか。☟
家作りに対しても、根強い思い込みの一つに、例えば
「リビングは開放的で明るくあるべき」というものがあります。
いや、開放的で明るいのがいいのはわかるけど、
それがだんだん「南側であるべき」となり、「大きな窓からの光」が必須の条件となってきたからこそ、間取りに自由度が失われて、似たようなプランが蔓延してしまっている原因ではないかと、云十年間取り図マニアをやり続けた私は勝手に思うわけです。
☟こちらでも似たような事書いてます。
先日伺ったお家も、とっても素敵なお庭が見える南側の 掃き出しの窓つきのリビングでしたが、
なんと
「暑いから」と半分シャッター閉めておりました!
夏とか、マジ暑いみたい。確かに。
目次
■「南からの光」信仰はただの「流行」説
これは私の考えですが、
「リビングはめちゃ明るくないといけない」
というのは、
ここ十数年の「流行」みたいなもんだと思っています。
昔、モーレツに出窓が流行って、
そして消えていったように、
今のトレンドは
「明るすぎるくらい開放的で爽やかな抜け感」
なんだと思います。
■「外から見られたくない」「まぶしい」「暑い」窓を閉めたい理由はリアルな暮らしの中に
しかし、実際に暮らし始めると、
思うようにカーテンが開けられないという、
イメージとの相違が現れ始めます。
そこを直視する事は、
メリットはあれど、デメリットは無いと思うからしつこく記事にします。
まず、隣家や道から丸見えで、
引っ越し荷物が片付いていないから恥ずかしい、とか
子供がオモチャを片づけないから恥ずかしいとか、
旦那がパンツ一丁でくつろいでいるからとか、
なんやかんやあって、
あんなに憧れたソファから眺める青空は、
工務店のパンフレットの中だけのものだった
と、気が付いたころには、
常にカーテンをしめて、
なんなら窓際のカーテンレールに洗濯物が干されている現実が
「日々の当たり前」になってしまっていたりして・・・。
だから、「こんなはずじゃなかった」
と思いたくないのならば、
イメージだけで先行せず、
リビング南大窓という選択肢について、
冷静に自分の目で確かめ、判断する事が大事だと思うのです。
■今、どれくらいの「明るさ」を自分は求めているのか確かめる。
「明るさ」を写真ではなく、
リアルに体験しに行って見ましょう。
めちゃ天気のいい日に、
南側リビング大開口吹き抜けのモデルルームで、
本を読んでみたり、うたたねをするつもりで目をつぶってみましょう。
少なくとも30分くらいいるつもりでソファに居座ってみましょう。
今の家が暗いという不満を持っていると、
極端に明るさを求めてしまいすぎるところがあるのです。
でも、本当に日光浴レベルの光が必要なのか。
自分にとって、ちょうどいい明るさとは。
柔らかい光は、いろんな工夫で取り込む事が出来るし、
南からの直射日光を最大限取り込むべし
という思い込みをはずすだけで、
間取りの可能性がぐんと広がるし
なんなら、土地選びから視点がかわってくるかもね。
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理
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