何度言っても聞いてくれない。そりゃムカつくよね!
■徳島・脱力系お片付け・ライフオーガナイザー®竹内真理のブログ■
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こんばんは
脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
先日、友人と話していたら
その子が、その子の娘さんと彼氏さんが一緒に暮らす家にたまたま行った時、
玄関に二人の「相手に対する要望メモ」が貼ってあった、という話をしてくれました。
メモに「こうしてほしい」「ここを直してほしい」と書いておく・・とか
なかなか良いアイデアかもしれないけど
とはいえ、メモでも私はなかなか相手に「こうしてほしい」と言える範囲が
少ないような気がして
「真似できないな・・」とつぶやいたら
友人も「私も・・・」と言っていました。
■相手に対する「リクエスト」はひたすら軽く
よく「リクエストはがきを出すように、
結果に執着しないで気楽に相手に要望を伝えるとよい」
なんていうけど、私や友人みたいなタイプは
リクエストしてしまったら
相手に負担をかけるんじゃないか、とか
相手が「リクエストを採用しない」事に対して、
何かしらの感情が湧きおこるんじゃないか・・・
なんて気持ちがついつい
頭をよぎるんです。
でもこの感じって、全然「軽く」なれていなくて
すでに『執着』なんですよねーーー💦
「相手がリクエストを採用してくれるかどうかなんて、わからないけど
とりあえず言っとけ。」
と、ポーンと投げといて
後は言った事を忘れている・・・くらいの感じがいいというけれど
そんな程度の事で
ダンナが脱ぎっぱなしにする靴下が片付くとは到底思えないし、
それを毎日されて、
それでも毎日執着無しで「お気楽リクエスト」なんて、仙人でもない限りできんよね💨
と思うんだけど、どうなんでしょうか。
■「リクエスト」には「俯瞰力」をプラスするといいのかもね。
ただ、オーガナイザーになってわかった事は、
たかだか「靴下脱ぎっぱなし問題」だけど、その奥にあるものは結構深いという事で
靴下だけに関わらず、一つ一つの行動って、無意識のようでそれなりに意味があるとも思うのです。
何度も何度も奥さんから「靴下脱ぎっぱなしにしないでね」と
しつこくリクエストをされているのにも関わらず、
どうしても「無意識」に脱ぎっぱなしにしてしまうのなら
そうしてしまう「理由」を掘り下げてみるしかない。
例えば
・「もう、毎日うるさいんだよ・・。細かい事を俺にばっかり言うけど、お前だってトイレの蓋をいつも開けっ放しにしているじゃないか」という不満が底に流れていて、素直に言う事を聞きたくないというマインドに陥っている場合
・「あ、また言われちゃった。なんで俺っていつも忘れちゃうんだろう。ダメなやつって思われているだろうな。あー、ダメだな、俺・・・」と自分を責めつつ、毎日「ダメな俺」を再現しては「ほらね、やっぱり俺はだめなやつだ。」と確信している謎のループに入っている場合
・靴下以外にもいろいろと言われて、頭のキャパがオーバーしている場合
・アカン事をあえて繰り返して自分に興味関心を持ってもらおうとしている場合
他にもいろいろとあると思います。
だから、単なるリクエストでは解決しない場合のほうが多いと思っておいた方がいいのです。
ただ、ではリクエストは無駄か・・・というと、そうではなくて
単に「気が付いていないだけ」の場合は、リクエストによって気が付いてもらえるので
気持ちよくやってくれる場合も当然あるから、ダメ元でやってみる事には意味があると思います。
あくまで「ダメ元で」が大切なポイントかもしれませんね!
で、リクエストをする側でもう一つ出来る事は「俯瞰」です。
相手の事を、もっと広い視点で見る…と言う事です。
相手の存在は、ただ単に「靴下を脱ぎっぱなしにする人」なだけではないはずなのに、
どんどん意識が「靴下」にしか向かなくなっていませんか?
本当は、靴下は脱ぎっぱなしであっても、朝にあなたのぶんもコーヒーを入れてくれているかもしれないし、
あなたが開けっ放しのトイレの蓋をだまっていつも閉めてくれているかもしれないのです。
なにより、本当は、病気にもならず、鬱病にもならず、
元気で機嫌よくいてくれるだけでもありがたいわけで
広い視点で彼を見た時に、
しみじみと「ありがたいなあ」と言う気持ちがあなたに湧いてきたら、
多分、ですけど、
靴下の脱ぎっぱなしは、ほどなく解消すると思います。
あなたが毛穴から発するオーラによって、現実は変わってくる。
相手を変えようとしない、変わるのはあなた・・・というのは、
わかりにくいけど、こういう事なのではないかな?と
思って見るのでした(^^)。
むずいね!
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理
家作りお考えの方に、モデルルームに行く前に学んでおきたい新しい家作りスキルアップコミュニティ。
★脱力系ライフオーガナイザー 竹内真理の素顔★
インテリア業界に関わり続けて約四半世紀。独立して片付け(ライフオーガナイザー)の道に進む。ニックネームは「まりお」。
子供は2人すでに独立し、今は猫の「まめち」と気ままな2人(?)暮らしを満喫中のアラフィフ戌年生まれ。特技は空手、弱いけど酒好き。人生の一大イベントである「家作り」を通し、暮らしや家族、モノとの関わりにおいて、主体的に「幸せに生きる事」を選択する人を増やす事が私の使命です。
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