こんばんわ!
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
こちらはシニアのお片付けの悩みのアンケートの抜粋です。
・古いものや思い出の物が捨てられない。
・物を捨てるのが難しい。
・捨てる事が出来ない。
・次に使う事があるかと思いとっておいてしまう。
・捨てるように気を付けたい。
・今後使うか、使わないかの見極めが難しい。
・モノが多くてどうやって片づけたらいいかわからない。
苦しんでますーーーー💦
シニアの方々。
そりゃ、たしかにシニアの方々の生きてきた時代の変遷をみると、物を抱え込まざるを得ないたくさんの要因があり、私たちと同じようには語る事が出来ないという一面はあります。
しかし、ここでお伝えしたいのは、
「捨てる」「捨てない」は、自分の意思で決めたらいい話であるはずなのに、
なぜか、「捨てなくちゃいけない・・・」というものすごい圧力の前で、自分の「もったいない」とか「思い出が大切」という価値観が、あたかも悪い事のように思わされているあたりに、なにか、今の世の中の【同調圧力】のようなものを感じるのは、私だけではないはずです。
目次
■「捨てなくてもいい」という視点で再度アンケートを読んでみる。

うんうん。使えるよねえ。
・古いものや思い出の物が捨てられない。
値打ちものや骨とう品、思い出が詰まった宝物は捨てられなくて当然。というかそれって捨てる必要あるんでしょうか。
・物を捨てるのが難しい。・捨てる事が出来ない。
物を大切にする心は素敵な事です。捨てるのが難しいというあなたでも、ゴミなら捨てますよね。悩むなら、それはあなたにとって「ゴミ」じゃない。捨てたくない理由はなんでしたか?
・次に使う事があるかと思いとっておいてしまう。
使うかもしれないモノを捨てるのは怖いですよね。もし「あー、あれを捨てなければ、新しく買わずに済んだのに」と思うかもしれない。お金を損するかもしれない。同じものを買えないかもしれない。それは嫌だ。うん。嫌ですよね。
・捨てるように気を付けたい。
あなたは捨てたいと心から思っているのでしょうか。誰かから言われたから捨てるように気を付ける・・・のなら、それはあなたの意思ではないですよね。
溜まった生ごみは、気を付けなくても「捨てたい」と思うはずです。
・今後使うか、使わないかの見極めが難しい。
今後使うか、使わないか・・を予測するのは、地震がいつ起きるか起きないか、を予測するのに等しいと私は思います。見極めなんて、出来ない。
選べるのは、「今を犠牲にして、未来の数千円、数万円の得するかもしれない可能性を守る事」か、「未来の出費の可能性を受け入れて今、片づけて快適に暮らす事を選ぶ事」の二択です。
どちらを選んでもいいですよ(^^♪
・モノが多くてどうやって片づけたらいいかわからない。
物が多い状態を管理するには、家庭でも会社でも、とても高度な技術と、モノを収納するスペースにコストをかけ続けることが必要です。だからコスト管理にキビシイ会社は、在庫の量をすごく制限するんですよね。
モノ量の多い片付けが難しく感じるのは多くの人にとって当たり前ですので、収納のプロを雇う事も視野に入れたほうがいいかもしれません。
・・・となります。
■「捨てない」ことを選ぶとモノを「持ち続けるコスト」が見えてくる。

捨てなくていいよって・・。それじゃあ部屋も狭くなるし、大変なんだよ。こっちだって。
人はあまのじゃくなもので、「捨てなさい」と言われたら「捨てた時のリスク」を恐れて抱え込みたくなるけど、
「捨てなくていい」と言われたら、「捨てない事」から生じるリスクが目につき始めます。
実際のところ、持ち続ける事には大きなデメリットとコストがくっついてきます。それは、持ち続ける事によって得られるメリットを大きく上回る金銭的・精神的リスクです。
それがわかっているからこそ、「捨てる」=「良い事」の図式ができているのですが・・・。
■シニアの断捨離はリストラ担当の人事部

私にはそんなことできませんよ!リストラされたら家族をどうやって養っていくんですか!
シニアに限らないかもしれないケド、モノを捨てるのはなにも買い物の失敗ばかりじゃない。
過去には大活躍して、一時代を築いたような「法事の時に使う皿」や「大量のざぶとん」「婚礼の時に持ってきた親の心のこもった重たい布団」や「田んぼを売って買ってもらった婚礼ダンスとその中に入っている大量の着物」だったりするわけで、
そんな「かつての輝かしい過去」をもつヒーロー級のモノ達が、今その役割を終えて、ひっそりと窓際族と成り果てているからといって、
あっさりとそんな、首なんて切れませんよ!頑張ってくれたんですよ、彼は!
それを、どっかの外国から来た〇ーンさんとかに、「捨てろ」と言われて、あっさりリストラできますか!会社のためって、あんた!
みたいな。これ、まさに、日本人の心じゃありませんか。
■「捨てなくてはいけない」という気持ちを手放して、ゼロから考える事が大事。

捨てにくいものは多くても、大切なものはほんの少しだったりする。新しい活躍の場を与えてあげる選択肢も。
つまり、誰かからの「捨てなさい」という指示ではなく、自分で考えて決断をすれば、はじめのようなアンケート結果にはならないのではないか・・・という事です。
いろいろ考えたうえで、持つもよし、手放すもよし。
そんなスタンスでいたら余計な執着は生まれず、抵抗も生じません。
あなたは、何を選び、何とともに生きる事が幸せですか?
まずはそこからです。
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理
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