「受動攻撃」っていう言葉、知ってる?私、知らなかった!
おはようございます!
「50%片付け」脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
あなたは「受動攻撃」という言葉を聞いた事ありますか?
私はさっき初めて知りました。
これ、アメリカなどでは結構一般的に問題にされているような精神的攻撃なんだけど、
意外と日本人は知らないし、意識もしていない。
そのぶん、ふつうにやっちゃっている人が多いみたい!
■不機嫌な態度は「受動攻撃」
例えば、不機嫌な態度って、
もうすでに「受動攻撃」なんだって。
そして、なんと「溜息」も。
私、実はダンナの前でついたため息を怒られたことあった。
私はため息のつもりじゃなくて、
ただ怒りをおさめようと息を深く吸い込んで、
吸い込んだ分、たくさん息を吐いた、
くらいの気持ちだったんだけど、
それを怒られるって、
「私、息しちゃあかんの?」と思ったよ。
不機嫌な態度も、べつに意図してそうしているわけじゃなかった。
でも、言いたい事を我慢して、笑顔をつくれるほどには私は大人じゃなかったんだよね。
ただ、ずいぶんと年を取って
ライフオーガナイズを知った今、
自分の今の感情がどんな感じなのか、
その感情の原因は何なのか、
相手がどう考えて、どういう意図をもって発言をしているか・・などを
いったん考えて整理してみようとするようにはなった。
その上で相手の言葉を自分解釈で勝手に決めつけて受け止めたりせず、
「ん?それってどういう意味?」
と、直接相手に聞いてみるくらいの事は出来るようになった。
その上で、
その発言を受け入れるか、受け流すか、自分で決められるようになった。
■私は不完全だ。でもあなたに侵害されていい存在じゃない。
もちろん自分の至らなさに、情けなくなる時もある。
それを指摘されたら、傷をえぐられるような気持ちになるのは今も変わらない。
でも、今の精一杯がそれなんだから、
受け入れ、改善に努めるしかないし
「全体的に見れば、誰もがそんなもんだろう。
自分だけを妙に卑下する必要は無い。」
とふんぞり返っているくらいのふてぶてしさがあってもいいとちょっと思っている。
誰かからバカにされたり、
支配的な行動を受けたりしても
「私はそんな扱いを受けていい存在じゃない」
と、自分を肯定できていれば、不機嫌とはまた違う表情になるんじゃないかと思う。
■「私はそんな扱いを受けていい存在じゃない」
「家にいるんだから、ちょっとは片付けくらいしろよ」
「こんなに服なんて要らないだろ!一年着ない服はすてろ」
「そんな方法じゃだめよ。よくそんなやり方で平気ね」
そんな風に言われたら、
「片付けが苦手」という自覚がある場合、「ぐっ・・・(-“-)」と来るだろう。
相手の言う事は正論なんだから、ムカつくけど我慢して従うしかない。
そう思うかもしれない。
でも、ちょっと違うと思うよ。
そんな風に言う相手は、表面的な観察と、表面的な知識を持って
あなたを傷つけ、支配しようとしているだけだ。
あなたが片づけられない理由を考えようともしていないし
あなたの「モノに対する考え方」を認めようともしていない。
思いやりに欠けて、あなたの権利を侵害している行為なんだ。
だから、まずは
その言葉を受け取る必要はない。心の外側でシャットダウンしよう。
そのうえで、自分はどうしたいのか考える。
自分のためにも、家族のためにも、
片付けたいのに、どうすればいいのかわからないなら、
状況を整理し、サポートしてくれるよう
もちろん先ほどの相手に頼んだっていいけど、
それが無理なら、第三者の手をかりよう。
重い石を「運べないから手伝って」と頼むように
自分の苦手な事は、誰かにサポートしてもらう。
片付けが出来ない事を「恥ずかしい」と思う事じたい
「片付けは誰もが当たり前にできる簡単な事」という罠にはまっている証拠だから
その罠から早くみんなが解き放たれればいいなと思います。
以上、
偉い回り道したけど、
拗ねたり、不機嫌になるという手段で相手を攻撃するのは、
上手い方法じゃないんじゃないか、というお話でした💨
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